新千歳、伊丹、福岡と、全国の主要空港のANAラウンジを次々と改装していくANAですが、その第4弾が那覇空港。ANAラウンジに先駆け、ANAスイートラウンジが2019年2月末にリニューアルを果たしました。沖縄らしさが感じられる素敵な空間に生まれ変わった那覇空港のANAスイートラウンジは、なんとあのブルーシールアイスも食べ放題です。訪問したときの記録をまとめてみました。
リニューアル第4弾
ANAでは、2017年9月以降、新千歳、伊丹、福岡の各空港でANAラウンジ・ANAスイートラウンジのリニューアルや新設を進めてきました。ここしょーも、これまでリニューアル後のラウンジに足を運び、その中身をご紹介してきました。
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そして2019年2月28日、那覇空港ANAスイートラウンジが第4弾となるリニューアルを果たしました。ちなみに、同空港のANAラウンジは、この記事を執筆しているちょうど今日からリニューアルオープンとなりました。
既にご存じの方も多いと思いますが、とにかく那覇空港のANAラウンジ、ANAスイートラウンジは狭かった。観光客や修業僧に人気の空港ですから、利用者も多いのですが、とにかくキャパがなかった。そのため、ラウンジ内は混雑しきりで満席なんてこともしばしばありました。
今回のリニューアルにより、スイートラウンジは40席から70席に、ANAラウンジは90席から約170席まで拡張されることになりました。面積も、2つのラウンジの合計が従来の1.8倍にもなるといい、ますます利便性が高まりました。
出発口BとCの間に専用保安検査場
ANAスイートラウンジのリニューアルと同時に、ダイヤモンドメンバーが利用できる専用保安検査場も移転・リニューアルしました。場所は、2階出発口BとCの間にあり、従来あった場所からやや右にずれたところです。マップだと以下の黄色の場所になります(スペースの形は正確ではありません)。
(引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/domestic/departure/airport/map/oka.htmlより一部改変)
実際に行った時の写真と一緒に見ていきます。
こちらが出発口Bです。SFCなどのスターアライアンスゴールドメンバーやプレミアムクラス搭乗者など用の優先レーンも設けてあります。
出発口Bの右手には、出発口Cの看板があります。
ここをエスカレーターに乗らずまっすぐ進んでいきます。
従来はここにANAスイートラウンジの入り口がありましたが、移転した看板が掲出されていました。
奥に出発口Cの看板があるのですが、その手前に、スイートラウンジの入り口があります。
ここです。このときはまだANAラウンジは移転しておらず、スイートラウンジを利用できる人だけが利用できる専用保安検査場になっています。現在はANAラウンジが隣に移転し、ここの専用保安検査場はANAラウンジに入れる人も利用できるようになりました。ラウンジ直結型の専用保安検査場ですね。
他空港のラウンジ直結型専用保安検査場と異なり、那覇空港ではここで手荷物を預けることができません。預けたい手荷物がある場合は、3階のチェックインカウンターで事前に預けておく必要があります!!
70席に増えたスイートラウンジ
保安検査を済ませ、早速潜入します!
こちらがラウンジの入り口。
スイートラウンジならではのコンシェルジェデスク。座席のアップグレードなどもお願いできます。
こちらが室内。
座席数は70と、以前の1.7倍ほどに拡大しました。
各座席にはコンセントと給電用USBポートが用意され、フライト前の充電もばっちりです。サイドテーブルは力強さのある人工大理石。ラウンジを監修した建築家・隈研吾氏は「沖縄らしい海の感じがした」と採用の理由を明らかにしました。
ダイニングエリアには大きなカウンターテーブルも用意されています。サイドテーブルと同じ人工大理石を採用しています。
ダイニングエリアのカウンターには可動式の椅子が置かれた車椅子優先スペースも用意されています。
カウンターテーブルに地域性を感じさせる工芸品を展示するのは、これまでにリニューアルした伊丹、福岡のラウンジと同じです。
こちらは「沖縄のガラス」。海の波のような作品です。
こちらは「琉球漆器」。印象的な箔絵はキリンや鹿、鳳凰などが描かれています。
最後は「沖縄の焼き物」。沖縄の海や空を表現した青色の大鉢です。ANAのカラーである青にもちなんで選ばれているそうです。
コピー機もあり、誰でも利用できます。
入り口付近には大きな荷物を収納できるスペースもありました。
フライトボードももちろんあります。
新聞、雑誌もそろっていました。
ブルーシールアイスが食べ放題
さて、ラウンジの楽しみの一つにフードとドリンクのサービスがあります。那覇空港ANAスイートラウンジでは、ブルーシールアイスが置かれているのが特徴的です。
味はバニラ、チョコ、ストロベリー、マンゴー、シークヮーサーの5種類が用意されていて、もちろん食べ放題。全種類制覇することもできます。笑
リニューアル前からあったM&Mのチョコは健在です。おつまみも個包装ではありません。
こちらは枝豆のスープと豚汁。
肉みそおにぎりとエッグロールがありました。
パンオレザン。
コーンパン。フードサービスはリニューアル前より格段によくなりましたが、ジミーのクッキーはなくなっていました。
ドリンクも沖縄らしさ
続いてドリンクサービスも見ていきます。
左から、さんぴん茶、グアバジュース、シークヮーサージュース。沖縄らしさを感じられるラインアップです。
もちろん、他のラウンジでも人気のトマトジュース、野菜ジュース、牛乳も用意されています。
ビールサーバーは4銘柄。沖縄のオリオンビール、プレミアムエビス、プレミアムモルツ、キリン一番搾りプレミアム。その横には角ハイボールのサーバーもあります。
赤ワイン、白ワイン、日本酒やウイスキーに並び、沖縄の泡盛も置いてあります。
宮里酒造所がつくっている「カリー春雨」という名の泡盛だそうです。アルコール度数は30度。
ソフトドリンクはサントリー。
おなじみジョージスチュアートの紅茶もあります。
コーヒーマシンもありました。
通話、喫煙ブースは外
他空港のANAラウンジでは室内に設置されている通話ブース、喫煙ブースは、スイートラウンジ内にはありません。スイートラウンジを出て、一般の搭乗待合スペースに出るまでの間に用意されています。ANAラウンジ移転後にまだ訪問していないのですが、ANAラウンジ併設を見越してANAラウンジ利用客と共用するためなのかな、と思いました。
ちなみにこちらが室内に掲示されていたラウンジのマップ。左側の黒いドットで塗られた広いスペースは、移転したANAラウンジが入ったスペースです。喫煙スペースと通話スペースはラウンジを出て一般の搭乗待合スペースに出る手前にあります。
通話ブースはそれぞれ個室になっています。
車椅子で入れる通話ブースもありました。
通話ブースの先にスイートラウンジの入り口があります。
喫煙ブースは一般の搭乗待合スペースに最も近いところに用意されています。
奥の出入り口が、ANAのラウンジ施設と一般の搭乗待合スペースを隔てる扉です。
ここから搭乗口に向かうことができます。
外からみるとこんな感じ。喫煙スペースは入ってすぐ左にあります。というか、これだと誰でも入れちゃいそうです。
入り口にはダイヤモンドメンバーとラウンジカード保有者しか利用できない旨の看板が設置されています。ANAラウンジが移転した現在は、もう少し表記が違っているかもしれません。
ANAラウンジが移転してスイートラウンジと併設されるようになった今、那覇空港での滞在もますます利便性が上がったと思います。修業僧にとっても嬉しいニュースとなったラウンジリニューアル。ここしょーもまたブルーシールアイス食べに行きたいです!笑
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