北海道・新千歳空港から車で40分の好立地にあるリゾートスパ「しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌(うた)」に宿泊した体験をご紹介してきましたが、(下)では宿イチオシのビュッフェについてご紹介していきたいと思います!こちらの宿は最も安い「スタンダードツイン」だと2食付きで1人2万2000円程度で泊まれますので、ビュッフェの質を考えるとかなりコスパがよくて本当にオススメの宿ですよ!
▼水の謌宿泊記(上)はこちらから
新千歳空港から無料送迎バス有!ビュッフェの質が高すぎる「しこつ湖鶴雅リゾートスパ 水の謌」宿泊記(上)
夕食はビュッフェか和食会席か
まずは夕食ですが、こちらの宿の夕食は、ビュッフェか和食会席かを予約時のプラン指定で選ぶようになっています。
(引用元:https://www.mizunouta.com/cuisine/japanese/)
和食会席の内容例を公式HPから見てみると、いわゆる旅館の和会席って感じですね。とてもスタンダードな感じです。特別室の場合は、部屋食で会席料理を楽しめるそうです。コースは3つあり、特別膳「天の謌会席」、特選「風の謌会席」、そしてお手軽の「山の謌会席」です。
もう一つはビュッフェなのですが、ビュッフェの方が大体大人1人あたり1万円安く宿泊できるプラン価格設定となっているようです。
今回はビュッフェを利用しました。
夕食はヘルシービュッフェで北海道を味わう
公式HPを見てみると、「ヘルシーな食材を使用したビュッフェ」がコンセプトだそうです。
ヘルシービュッフェ [アマム] は、こだわりの食材をシンプルに調理してご提供する新しいスタイルの健康食ビュッフェレストランです。ヘルシーな食材を使用した北海道ならではのビュッフェを心ゆくまでお愉しみください。美容・アンチエイジングなどの各分野で注目されている水素水もご用意しています
(引用元:https://www.mizunouta.com/cuisine/buffet/)
ですが、利用してみて「健康食」という印象はあまりありませんでした。それくらい、メニューが充実していて質の高いビュッフェでした!
ロビーで館内用のサンダルを履き、またこの道を歩きます。
午後6時になりますが夏はまだ日が長いです。
テラスもあり、なかなか絵になります。
レンタサイクルもありました。これで支笏湖の周りを駆けるのも気持ちよさそうですね。
こちらのテラスも絵になります。暑いですけどね。。。
ビュッフェ会場はこちらでまた館内に入ったところにあります。ちなみに、和食会席の会場は入って階段を1つ上に上がります。
受付で部屋番号を伝え、検温と消毒を行ってから入ります。
こちらもほぼ一番乗りでした!
窓の外には緑が萌えて夏らしい夕日が注がれています。卓上にはアクリル板とマスクケースもあり、感染対策も万全に取られています。
こちらがメイン台。手前を左から右へ一方通行になっていて、列の入り口手前には各種サイズのビニール手袋が用意されています。
奥はオープンキッチンになっていて、アツアツの料理を個別提供方式で並べています。
それでは料理を見ていきましょう!
こちらは生ハム。
サラミはチョリソー風に辛みが付けられていました。
何かの貝。貝苦手なのでよく見ていません。笑
これも何だか覚えていません。
これはめちゃくちゃおいしかった!フルーツトマトをレモンゼリーで寄せたとっても爽やかな一品。ゼリーが緩めなので、コルクを外して傾けるだけでゴクっといけます。
こちらはホタテの和え物。
シュリンプカクテルは1つに3尾ほど入っていました。
サーモンいくら小丼もご飯の量がちょうどいい。
3口くらいでぺろりといけちゃいます。
こちらはお造り。容器に入っているのは新鮮ですが、コロナ対策としては安心できます。中には甘エビ、マグロ、サーモンが入っているのですが、この甘エビがトロットロでもうやばかった!(語彙力)
トマトとチーズのカプレーゼ。
チーズもあり、ワインを飲ませようとしてきます。笑
サラダもオシャレな瓶に入っています。トマトドレッシングや青じそ、和風など好きなドレッシングをかけてからコルクを閉めて軽く振り、そのままだと食べにくいので皿に出して食べるのがいいです。
こちらはローストビーフより少し火を多めに入れた牛肉のマリネみたいなもの。
アスパラガスとカニを使ったやさしい味わいの料理。
スモークサーモン単体もありました。
そして特筆すべきはホットメニュー。
たくさんのココットやポットが並んでいます。洗い物大変そう。左から、「オマール海老の茶碗蒸し」「ホタテのアヒージョ」「メヌキの豆乳グラタン」。茶碗蒸しおいしかったなぁ。
「色々キノコのピラフ」と「メバルと野菜のハーブバター蒸し」。どれも量がちょうどいいサイズなんですよね。
エビのハーブソルト焼き。少し火が入りすぎていてパサついていたのが残念。甘エビがおいしすぎたんです。
北海道産牛のビーフシチュー。少量を盛りつけられているので食べやすくていいですね。
クラムチャウダーもありました。大きなエビがここにも入っています。これもうまかった。
仔羊のカレー風味煮込み。ジンギスカンとスープカレーを合わせたような料理ですが、一度で北海道グルメを2種類いただいた気分にさせてくれます。
ここにあるローストビーフがとにかくおいしかったです。レアですごく柔らかくて、スジもほぼない。かなりよかったです。真ん中は「チキングリル シャリアピンソース」、右は「北海道和牛のミートソースペンネ」です。ここまで種類が多いとペンネまで手が回りませんでした。笑
メヌキの豆乳グラタン、エビのハーブソルト焼き、ローストビーフを取ってみました。ローストビーフ最高。
木のお盆があるので、こんな感じで好きなものを小皿ごと取っていきます。取るのが楽で、なにより何時に行っても基本的に同じ盛りつけと質の料理が楽しめるというのが個別提供方式の良いところですね。
白米もあります。北海道産ブランド米「ふっくりんこ」。
お茶漬けにもできて、塩辛や昆布、たらこなど様々な具材も用意されています。
左から「お茶漬けの出汁」「カニの味噌汁」「コーンスープ」。
パンと一緒に食べたい方はハードブレッドがあるのでご安心を。これだけ充実していると文句なしですね。ま、どのあたりが「ヘルシー」なのかはおいといて…。笑 たしかに揚げ物がなかったり炭水化物メニューが控えめだったりはするのかな。酒飲みにも喜ばれそうなラインナップですね。
ちなみにドリンクも無料です。コーヒーマシンとウォーターサーバーがあります。
リンゴ酢もありました。
烏龍茶、リンゴジュース、アイスティーなどもありました。ソフトドリンク無料なのもいいのですが、とにかくグラスが小さかったです。笑
充実の夕食ビュッフェに光る「オーダーメニュー」
これだけ質の高いラインナップを揃えた夕食ビュッフェですが、これだけで終わりではありません。なんと、何品でも頼めるオーダーメニューと、1人1品頼めるメインメニューも用意されているんです。
まずはメインメニュー。「北海道産和牛のロースト」か「ボタン海老のグリル」のどちらか1品を選んでオーダーすることができます。
こちらが和牛のロースト。脂身たっぷりでやや重め。脂の甘さを味わうことができます。
こちらはボタン海老のグリル。盛りつけがとてもおしゃれです。海老はビュッフェメニューにもふんだんに使われているので、ここであえて頼まなくてもたくさん食べられますが。笑
こちらは何度でも頼めるピザメニュー。トマトソース3種類とクリームソース2種類から何枚でも選ぶことができます。ビュッフェに並べられるピザは冷めてしまっているものもよくあるので、できたてを自分専用に作って持ってきてくれるのは嬉しいですね!
こちらは菜園風ピザ。トマトソースにモツァレラが合わさり、その上に様々な野菜が載っています。ピザ生地はパリパリでかなり薄いクリスピーなので胃にもたまりにくいです。
ペスカトーレ。海老やイカなどの魚介類が贅沢に使われています。
王道マルゲリータ。生地が軽いのでペロリといけちゃいます。
さらにスイーツからもオーダーメニューがあります。
スイーツは卓上でオーダーするのではなく、ビュッフェエリアの一角にあるこちらのブースにいるパティシエに直接オーダーし、目の前で作ってくれるスタイルです。こちらの宿、実はスイーツにも定評があります。というのも、館内にあるスイーツショップ「パティシエ・ラボ」のパティシエが作ったスイーツが提供されるからです。
メニューは4種類。ミルクジェラートとマンゴーのモンブラン風に仕上げた「レテエキゾチック」、チョコレートのジェラートに待っちゃのショコラとナッツを添えた「フルール ドゥ ソレイユ」、エスプレッソジュレとココナッツのティラミス風「エスプレッソココ」、そしてミックスフルーツのソースをかけた「カタラーナ」です。もちろん何個でも好きなだけオーダーできます。
こちらはカタラーナ。オーダーが入ってから一つずつバーナーで表面をあぶってくれる演出も楽しめます。
レテエキゾチック。見た目もオシャレで、ビュッフェメニューとは思えません。
フルール ドゥ ソレイユ。チョコレート好きにはたまりません。
ちなみに、「アイスだけ」とオーダーすればアイスの部分だけもらうこともできます。
なお、パティシエラボのスイーツは通常のビュッフェコーナーにも様々な種類が並んでいます。
少しずつしか置かれていませんが、なくなればすぐに補充があります。
こちらはティラミス。
シトロン オランジェ。柑橘の爽やかな味わいです。
フルーツ白玉。子どもにも喜ばれそうですね。
右の「たるまえ山シュー」は、パティシエラボで実際に売っているシュークリームをカットしたもの。
どれもおいしそうで確実に胃のキャパシティが足らなくなる品揃えでした。笑
朝食も充実の品揃え
期待以上の夕食ビュッフェに大満足でしたが、朝食も期待以上でした。会場は夕食と同じ場所です。
夕食でパティシエのスイーツブースがあったところは、6種類のスムージーが並んでいました。
バナナミルク、ホウレンソウ&キウイ、いちご&パイン&カリフラワー、マンゴー&黄トマト&アボカド、白ブドウ&レモン&ブロッコリー、アサイー&トマト&ヨーグルトの6種類で、スタッフの方に言えば好きな種類を何度でも注いでくれます。朝にぴったりですね。
朝食にもありました、瓶に詰められたサラダ。酢亜新左のトマトドレッシングがめちゃくちゃおいしかったです。
おいしそうなチーズ。
ホワイトアスパラかな。
サラダはこちらにも。デリのようです。
オクラの和え物など。
野菜のピクルス。
朝食もホットメニューが充実しています。
優しい味わいの「ズワイガニの茶碗蒸し」。
カポナータと、ホタテのクリームグラタン。
左から「フレンチトースト」「あぶらガレイの西京焼き」「焼き鮭」。
ソーセージとキャベツを、トマトソースとマスタードソースをかけたものが別々にありました。
蒸し野菜のセージバター風味、ジャーマンポテト。朝食は野菜メインで軽くていいですね。
牛バラ肉のトマト煮込みもありました。
和食もあり、「サンマの生姜煮」「黒豆の飛龍頭」。
マッシュポテトみたいなやつ。
根菜や豆類のサラダもありました。
さらにエッグステーションもあり、エッグベネディクトや目玉焼きをもらうことができます。エッグベネディクトはマフィンなしですので軽く食べられます。
また、こちらのディスプレイにある具材を指定して好みのオムレツを作ってもらうこともできます。
できたてのオムレツにトマトソースをかけてもらいました。
ご飯のお供がとまらない
そして朝食のウリは、「ご飯のお供」がかなり充実しているという点です!
山菜や茄子のおひたし。この小皿が「ちょっと食べたい」ビュッフェにとってはありがたいですね。
サバの味噌煮に野菜の和え物。
納豆、温泉卵、味付きノリ。
いくら、すじこ、たらこだってあります。もう、これだけでごはんが進みます。笑
いくらの質は正直そこまででしたが。。。たらこがあるのでOKです!
さらに「わさびオイルふりかけ」「明太なめたけ」「イカ昆布ふりかけ」「三升漬」「納豆昆布と山わさび」「北海道ごま昆布」「海苔佃煮」「梅しらす」「北海道産わさびしょうゆ漬」とご飯のお供シリーズがずらり。
長芋のしそ漬け、大根のしそ漬け、なす漬けなどのお新香も揃っています。
野沢菜のわさび漬けやはちみつ梅漬けなども。
ふっくりんこのおかゆ、キノコの白味噌汁、豆腐と海草の赤味噌汁です。
味噌汁の具材もありました。
黒豆が入った炊き込みご飯も。
そしてメインとなるご飯は、卓上まで炊きたてを持ってきてくれます。
つやっつやです。これはご飯が進んでしまいます…。
小皿に少しずつ持ってきても、ご飯何杯に抑えられるか、という充実ぶり。これは和食メインでいくか、洋食メインでいくか悩んじゃいますね…。
焼きたてワゴンサービスのパンもスイーツも
和食の魅力をたっぷりお伝えしたところで何ですが、こちらでは焼きたてのクロワッサンなどをテービルまでサーブしてくれるサービスもあります。
クロワッサンやペストリーなど3~4種類くらいありました。焼きたてを持ってきてくれるのは嬉しいのですが、卓上にはつやつやの白米もあり、朝から胃袋への波状攻撃が止まらず嬉しい悲鳴を上げてしまいます。
一応、ビュッフェコーナーにもチョコクロワッサンなどが置いてありました。
さらに、朝食もスイーツ押しです。
グラスや瓶などの個別提供方式でコロナ対策も万全です。
プレーンヨーグルトラズベリーソース。
オレンジとレモンのクラッシュジュレ。
ブドウとレモンのクラッシュジュレ。
黒蜜がかかったわらび餅もあります。
ブラウニーは瓶入り。
キウイフルーツ。
パイナップル、サブレもありました。
ドリンクもちゃんとあります。牛乳のほか、手前にはホットチョコなんてものも。
コーヒーやウォーターサーバーは夕食と同じくありました。気付かなかったですが、このウォーターサーバー、水素水だったんですね。ちなみにコーヒーは会場の入り口にもサーバーがあり、部屋に持って帰る用の紙コップも置いてありました。
オレンジジュースや烏龍茶、クランベリージュースもありました。
宿泊日の夕食、そしてこの朝食がついて温泉も楽しめて、1人1泊2万円ちょっと。しかも新千歳空港から無料の送迎バスもある。これはなかなか高コスパではないか、なんて思いました。
徒歩圏内の支笏湖で観光もできる
コロナ禍で宿におこもり旅行もいいのですが、せっかくなので徒歩で5分もかからない支笏湖に行ってみました。
こちらが周辺地図。中央に宿泊した「しこつ湖鶴雅リゾートスパ」があり、そこから歩いて湖に面した「湖畔広場」まで行きます。
観光船がありますので、乗ってみました。
湖で風を浴びます。
この船は下に降りることができ、水質抜群の支笏湖を泳ぐ魚たちを見ることができます。
すごい、この透明度。この水中遊覧船は航行時間約30分で、大人1人1650円。小学生は830円です。
このほか、高速艇やペダルボートなどもあり、気軽にレジャーを楽しめるようになっています。
ご飯がおいしくて温泉もあり、空港からアクセス良の高コスパ宿、一度是非訪れてみてはいかがでしょうか!
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