2019年秋に行ったJGP修業では、バンコク路線を使った「入国しないBKKタッチ」を敢行しました。バンコクのスワンナプーム空港といえば、豊富なラウンジ施設が大きな魅力です。今回から、当時訪問したスワンナプーム空港のラウンジ訪問記をまとめていきたいと思います。第1弾は、我らがJALのサクララウンジ! 早く新型コロナウイルスが終息し、元の世界を取り戻して海外旅行がまたできることを祈っています。
ラウンジは3階に集約されている
シンガポールやマレーシア・クアラルンプールが人気の修業路線ですが、バンコクもなかなかに魅力的です。バンコクタッチのやり方や魅力については、こちらの記事にまとめています。
入国しないバンコクタッチ(BKKタッチ)攻略法
スワンナプーム空港の特徴の一つである豊富なラウンジ施設は、3階出発フロアに集約されています。
今回ご紹介するJALサクララウンジは、コンコースD、E、F、Gの交差点のうち、DとEの角近くにあります。
(引用元:https://www.jal.co.jp/inter/airport/bkk/info/)
JALのホームページにも同じようなマップが掲載されていました。ちなみに、サクララウンジのみの用意で、ファーストラウンジはありません。
スワンナプーム空港では、コンコースE、F、GがJALなどのワンワールド加盟航空会社の出発ゲートに当てられています。
JALを利用する際は、サクララウンジからさほど離れていないため、立地も利便性がよくなっています。
利用基準
サクララウンジはいわゆるビジネスクラスラウンジですので、JGCやビジネスクラス席の利用などで利用できます。
JALダイヤ、サファイア、JGP、JGC会員が利用できます。プレミアムエコノミー以上の利用客(フレックスエコ運賃含む)も利用できます。
なお、JALと提携しているバンコクエアウェイズ(アライアンス未加盟)利用客は、JALコードシェア便の利用であってもラウンジを利用することはできません。同社はワンワールド加盟航空会社でないため、JGC会員やJALダイヤを持っていても利用できませんので注意しましょう!
バンコクエアウェイズの利用客は、搭乗口D7付近にある同社のラウンジを利用できます。
室内設備
それでは、訪問した際の写真と一緒に室内の様子を見ていきましょう!
こちらがラウンジの入り口。錦織選手のパネルが立っていました。
入り口には見慣れたサクララウンジのパネル。
オープン時間はフライト時間に合わせ、午前5時35分~午前9時45分、午後5時55分~深夜0時25分の2部制です。
正確には、JL708便(成田行き)出発時間の2時間半前〜JL32便(羽田行き)出発、JL34便(羽田行き)出発時間の4時間前〜最終便出発の2部に分けられているため、時期によって若干時間は異なります。
(引用元:https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/bkk/sakura/)
入り口のドアーが開くと、白基調の上品なカウンターが目に入ります。タイに突如現れた日本、という感じです。
受付を済ませて入室すると、かわいらしいオーケストラのモニュメントがありました。
室内はこのような感じ。駐機場の景色を楽しめます。やはり日本人の利用が多かったです。
窓沿いのカウンター席は景色を楽しみたい人にぴったりです。
席は十分用意されています。
各席には日本の電化製品をそのまま使えるAタイプのコンセントと、充電用USBポートが備わっています。ただし、電圧は220Vですので、対応しているか確認しましょう。スマホの充電器であれば100ー240V対応であることが多いと思います。
こちらは通話ブース。海外のラウンジだとそのまま自席で通話する人が多いですが、さすが日本のラウンジですね。
シャワーブースも完備
暑いタイで嬉しいシャワーブースはしっかり備わっています。
日本のサクララウンジと同じく、利用したい場合は受付で手続きする必要があります。
今回は1番のブースを利用しました。受け取った鍵で解錠して入室します。
こちらが室内。やはり日系のシャワールームは清潔感があって設備も整っていていいですね。
そこまで広くありませんが、必要なものは一通り揃っています。
ドライヤー、バスタオル、ティッシュはブース内に備わっています。
こちらはシャンプー、コンディショナー、シャワージェル(ボディソープ)。香りがよかったですが、ノンシリコンでキシキシしました。
シャワーヘッド。日本人大好きなハンドシャワーで、レインシャワーの設備はありませんでした。水圧は問題なし。
ブース内にトイレの設備はありませんが、汗を流すには十分な設備でした。
フードサービス
続いて、サクララウンジのフードサービスについて見ていきましょう。
(引用元:https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/bkk/sakura/)
サクララウンジのフードエリアは、すべてフードカバーがつけられていて衛生的です。
こちらはしそ昆布。うれしい日本食です。
レッドキドニーの甘煮。赤インゲン豆ですね。
チョコレートコロネとカスタードパン。
シナモンロール、コロッケパン。
一口チーズケーキ。見た目はバターみたいです。
ポテチやかっぱえびせんなどのスナック菓子は個包装です。ラウンジ外への持ち出しは禁止です。
マルコメの豆腐味噌汁、カップヌードルもありました。持ち出されないように封を少し開けるラウンジもありますが、こちらではそのままになっていました。くれぐれも持ち出さないようにしましょう!
ザーサイの高菜。ご飯に合いそうです。
あさりのチャンジャ。こちらはお酒が進みそう。
白米を食え!と言わんばかりの青のりわかめのつくだ煮と「ゆかり」です。
朝食の常連、スクランブルエッグとソーセージ。
ご飯にかけるだけで完成する、豚丼の具(左)とチキンガパオの具。食欲がそそられる色ですよね。
冷蔵庫には、飲み物と一緒にカップサラダが入っていました。
(引用元:https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/bkk/sakura/)
数量限定ですが、3種類のドレッシングがあり、かけてカップごと振れば完成。キユーピーの製品です。
(引用元:https://www.jal.co.jp/inter/service/lounge/bkk/sakura/)
ビーフカレーとチキンカレーもあります。日本のサクララウンジとは味付けが異なるので、タイに行った際には是非食べ比べたい一品です。
チキンカレーは、バンコクに店を構える「日本亭」が監修。スパイスがしっかり感じられます。
日本のサクララウンジのカレーより辛さがありましたが、おいしくいただきました!
ドリンクサービス
続いて、ドリンクも見ていきます。
先ほどご紹介した写真ですが、リンゴ、オレンジ、トマトジュースのほか、カルピスやポカリスエットといった日本の商品もあります。
コーラやスプライトなどのソフトドリンクだけでなく、瓶ビールもアサヒとシンハーの2種類が用意されています。
日本を感じられる緑茶はにごり仕様で冷えていてとってもおいしいです。
エスプレッソマシンも2台ありました。
ウイスキーや焼酎、梅酒などが並んでいます。
ワインクーラーには日本酒も冷やされていました。
やはり、日本人にとって日本のラウンジは親しみのある空間になっていていいですね。ANAは現在、海外ラウンジはホノルルにしかありませんので、やはりラウンジ施設はJALに軍配が上がりますね。
早くコロナが終息して、またタイに行けることを楽しみにしたいと思います。
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