ここしょーがANAの上級会員になる”SFC修業”に取り組み、飛行機に乗らずにマイルを貯める「陸マイル活動」を始めた最初の目的は、「ANAのファーストクラスで母親をニューヨークに連れて行く」というものでした。2017年に始めたこの取り組みは、1年半後に無事に達成でき、そのときの内容も以前に記事でご紹介しました。旅行が好きなここしょーは、その後も惰性的にマイルを貯めては特典航空券に消費していましたが、何か新しい目標がほしい……と考えていました。そして次なる目標に設定したのが「家族4人で沖縄のリッツに泊まろう」というものでした。新たな目標をもとにポイント活動を進めていったおかげで、家族4人、現金支出ほぼ0円で沖縄を往復してリッツに宿泊することができましたので、内容をまとめていきたいと思います!(再現性は必ずしも高くないかもしれません。あらかじめご了承ください)
父や妹にもいい思いをさせてあげたい
ANAのダイヤモンドメンバーになって以降、家族で海外旅行に行く時は、決まって時間的余裕のある母親でした。
母の好きなニューヨークに、往復ANAのファーストクラスで連れていったこともありました。
ANAファーストクラスで親孝行!NH10便搭乗記=機内食と座席(成田→JFK)
父親は時間を取ることがなかなか難しい人で、ここしょーの2個下の妹も働いています。
母親と海外旅行に行くたびにラウンジやホテルの写真を家族ラインにアップしていましたが、父や妹にも母と同じような体験をさせてあげたい、という思いがあり、第2の目標としてマイラーの方々にもファンの多い「リッツカールトン沖縄」に焦点を当てました。
成人4人家族なので費用負担をなるべく避けたい
「家族みんなを連れて行く」といっても、成人4人だとそれなりの費用が必要です。
本当は2泊くらいしたいところなのですが、各自仕事の関係もあり、できて1泊です。ちょっとせわしないですが、1泊ならむしろ費用負担も軽く済むのでいいか、ということで、6月に決行することにしました。
概算支出は約30万円
予約を決めたのは5月だったので1か月前です。6月の土日に1泊でかかる費用を計算してみると、こんな具合でした。
- 羽田空港駐車場(1泊2日+予約料金)+高速代 約6000円
- ANA(羽田 ⇄ 那覇往復)普通席バリュー料金×4人分 約12万円
- 那覇空港 ⇄ リッツ沖縄 リムジンバス往復×4人分 1万6800円
- リッツカールトン沖縄1泊×2部屋(デラックス) 約12万円
ざくっと計算して26万円くらい。現地での食費やら細かい出費を含めると30万円くらいかかりそうだということがわかりました。
うーん、さすがに1泊2日で30万円は高い。そこで、これまでに貯まったマイルやポイントを駆使して現金負担を極力避けることにしました。
飛行機は特典航空券で予約
まずは飛行機。レギュラーシーズンの羽田―那覇は片道9000マイル必要です。往復1人1万8000マイルなので、4人で7万2000マイル。ハイシーズンにビジネスクラスでハワイまで行けてしまうくらいのマイル数が必要ですが、「家族4人で行くこと」を優先したので惜しみなく使います!
また、ダイヤモンドメンバーの特典である「国内線座席指定の優先」を活用し、普通席最前列を横並びで予約できました。
3-4-3の最前列4人掛け部分を押さえることができました。
結果、マイルを使用したため飛行機代は0円にすることができました。
ホテルはFHRをMR+でポイント決済
続いては宿泊先のリッツカールトン沖縄。小さいお子さんのいる家族連れなら1室で十分ですが、成人4人なので2室必要です。
リッツカールトン沖縄は、朝食無料やレイトチェックアウトなどが保証されているアメックスプラチナのホテル優待プログラム「FHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)」の対象なので、こちらを利用しました。
FHRは、個人的にアメックスプラチナの安くない年会費を払うに足るサービスの一つだと認識している、とても優れたサービスです。通常予約とほぼ変わらない料金で、朝食無料、ルームアップグレード、アーリーチェックイン、レイトチェックアウト、館内で使える100ドルクレジットなどのサービスを受けることができます。
リッツカールトン沖縄のFHR特典はこちら。
- チェックイン時の空室状況により、1ランク上の部屋へアップグレード
- チェックイン時の空室状況により、12:00よりチェックイン
- 滞在中の朝食サービス(2名まで)
- 客室内のWi-Fi無料
- チェックアウト時間の延長確約(16:00まで)
- 滞在中館内でのご利用代からUS$100相当オフ
FHRの詳細はこちらにまとめています。
アメックスプラチナのFHR(ファイン・ホテル・アンド・リゾート)で高級ホテルにお得に泊まろう
うれしいのは、FHR経由で予約する際、特典の適用が部屋ごとになる点です。FHRでは朝食は2人分無料になりますが、2部屋で予約すれば4人分無料になります。もちろん100ドルクレジットも2倍の200ドル分付与されます。1回に3室まで予約可能です。
さらに、ホテル独自の上級会員プログラムもステータスを持っていれば適用されるホテルが多いので、ボーナスポイントや宿泊実績などの取りこぼしもありません(今回ももちろんしっかり付与されました)。
今回はFHR経由で、スイートを除く4段階の客室のうち、下から2番目の「ベイデラックスルーム」を2部屋予約しました。
価格は2室の合計で12万4480円。一番安い「デラックスルーム」とさほど金額が変わらなかったので、ベイデラックスにしました。
リッツカールトン沖縄はマリオット系列なので、マリオットのポイントがあればポイント泊という手もありますが、ここしょーはヒルトン族なのでマリオットのポイントはあまり貯まっていません。さらに、マリオットはアメックスプラチナの特典でゴールドエリート資格を持っていますが、朝食無料などの特典はないため、FHRでの有償ステイを選択しました(リッツカールトンは上位のプラチナエリートでも一部施設を除き朝食無料特典はありません)。
では、どうやって現金支出を抑えるか。今回は、アメックスの独自ポイント「メンバーシップリワードプラス」(MR+)で支払う「ポイントフリーダム」を利用しました。
アメックスプラチナを発行すると無料で登録できるMR+は、基本は100円=1ポイントを貯めることができるほか、アメプラ保有者はアメックスの各種カードを1枚紹介するごとに3万ポイントを得ることができます。このポイントはちょっとした技を使えばどの支払先にも1ポイント=1円で利用できるので、今回はホテル代全額を放出しました。いつもはマイルに換えることが多いですが、ここしょーは普通の会社員なので、今回は支出を抑えることに使います。
なお、MR+はマリオットポイントに1000MR+ポイント=990マリオットポイントに交換できますが、FHR対象ホテルの場合、レートを考えるとポイントフリーダムで有償宿泊の方がお得というケースが多いです。
結果、宿泊費もMR+のポイント払いで0円にすることができました。
羽田空港の駐車場は優先予約特典を利用
普段であればリムジンバスで羽田空港まで行くのですが、家族4人での久々の旅行なので、自家用車で行くことになりました。
土日の利用なので、羽田空港の駐車場は事前予約しておかないと最悪飛行機に間に合わなくなるほど並ぶことになります。なので、ANA上級会員特典のひとつである「羽田空港駐車場の優先予約」を利用することにしました。
(引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/premium/detail/priority-flight.html#section08)
羽田空港の駐車場は優先特典でも一般枠でも駐車料金とは別に予約金1000円が必要です。
優先予約特典は、通常の予約開始日時より早く予約できるというものではなく、一般枠では予約できない「優先枠」を予約できるようになる、という意味のサービスです。そのため、当然ですが優先枠の対象者が予約開始日時に一気に申し込んだらすぐに満車になり予約できない可能性もあります。
今回この特典を初めて利用してみたので、こちらの記事にまとめました。
ANA上級会員特典・羽田空港駐車場の優先予約を利用してみた
おかげで全く並ぶこともなくスムーズに駐車できました。ちなみに、一般の入り口は既に全フロア満車表示で、長蛇の列が駐車場の外に延びていました。
羽田の駐車場90分待ちだった……予約して正解だった(`;ω;´) pic.twitter.com/x68qM3z5tU
— ここしょー (@cocoshooo) June 15, 2019
駐車場から第2ターミナルまでは連絡通路でつながっているため、外に出ずにそのまま出発フロアにアクセスできるというのも便利です。
ANAスイートラウンジを家族にも
ダイヤモンド会員専用のANA SUITE CHECK-INに入室し、スーツケースを預けて保安検査を済ませます。
ANAダイヤモンド会員の場合、預け入れ荷物には最優先のファーストタグをつけてくれるので、すぐに出てきて受け取ることができます。
(引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/amc/reference/premium/detail/priority-flight.html#section05)
HPでは本人限定の特典と表記されていますが、これまで何も言わなくても毎回必ず同行者の荷物にもファーストタグを付けてくれています。そうであれば、同行者もOKと表記してほしいところですが、現状では現場の裁量で同行者にも付けてくれている感じです。
ANA SUITE CHECK-INはカウンターと専用保安検査場が一体となった部屋ですので、そのまま保安検査も受けられます。
母親は何度か経験済みですが、父と妹は初めてです。「こんな部屋があったのか……」と驚いていました。自分もつい2~3年前まではそうでした。笑
さらに、専用保安検査場とラウンジもつながっているので、そのままラウンジに向かいます。
ダイヤモンド会員は最上級のANA SUITE LOUNGE(スイートラウンジ)を利用できますが、同行者1名までしか一緒に入室できません。
母親はSFC家族会員になっているので、スイートラウンジとANAラウンジに2人ずつ分かれて入室することはできますが、父も妹もスイートラウンジに入ったことがないので、今回はアップグレードポイントを利用して全員でスイートラウンジを利用することにしました。
国内線のスイートラウンジには、同行者2人目からは1人につき2000マイルかアップグレードポイント2ポイントで入室することができます。
今年度のここしょーのアップグレードポイントは、SFC会員特典の4ポイントのみ持っていたので、ちょうど2人分計4ポイントを消費して家族全員を招待することができました。
羽田空港の国内線スイートラウンジについてはこちらにまとめています。
クリスピークリームドーナツ食べ放題!羽田空港国内線ANAスイートラウンジ訪問記
シャワールームがあり、クリスピークリームドーナツも食べ放題、アルコール飲み放題という新鮮な環境に、特に父親は喜んでビールを飲んでいました。笑
那覇空港からはリッツカールトンの送迎を手配
リッツカールトン沖縄はリゾート地としても人気の高い名護市にあり、那覇空港からは車で高速道路を使って約75分といった距離にあります。
那覇空港からリッツカールトン沖縄にアクセスする最も安い方法は、空港リムジンバスかエアポートシャトルを利用する方法で、片道約2000円です。
1日片道16便でていますが、リッツカールトン沖縄に直接着くのは1日1便のみ。残りはホテルから車で約4分の「かりゆしビーチ」か、車で約3分の「オキナワマリオットリゾート&スパ」までです。両施設からホテルまでは無料送迎サービスを利用することができますが、バス乗車前に電話でホテルまで申し込む必要があります。
今回は家族4人ということ、夏で暑いこと、ここしょーが足をけがしていたことを考慮し、リッツカールトン沖縄のハイヤーサービスを利用することにしました。FHR経由で予約するときに、アメックスのデスクに電話でハイヤーサービスも手配してもらうようお願いしました。
中型ハイヤー4名乗りで片道1万3000円でした。
高速道路を経由しますが、すべて込みの定額料金なので安心です。これも室料と一緒に請求されるため、アメックスのポイント払いで0円にできました。
開放的なエントランスとロビー
ハイヤーで走ること1時間強、南国の雰囲気むんむんのリッツカールトン沖縄に着きました!
開放的な入り口です。
これまでに行ったリッツカールトンとは雰囲気が少し違い、高級感以上に親しみやすさをより感じる施設でした。
こちらがチェックインカウンター。風通しがとてもよく、心地よい空間です。
大きめのソファもあり、家族4人で待つことができます。
待ち時間には、いい香りのするおしぼりと琉球ガラスのグラスに入ったフレーバーウォーターがサーブされました。6月の暑い沖縄で、さっぱりできるありがたいサービスでした。
ロビーには5種類のフレーバーウォーターが並び、ここでも自由に飲むことができます。
スイカキューカンバー、ミックスベリー、レモンライムバジルなどなど。スイカがおいしかったなぁ。
近くには、エスプレッソマシンもあります。紙コップに入れて持ち歩けるので、部屋に持って行くこともできます。
建物の中央には水の庭が広がり、前方には沖縄の海が抜ける開放的なつくりになっています。
日が落ちると周囲がライトアップされ、少しずつ幻想的な景色に変わっていきます。
夜には昼とは違った一面を見せてくれました。
1室アップグレード成功!
今回は、スイートを除く上から3番目の「ベイデラックスルーム」を2部屋予約していました。
4タイプの部屋の中で最もランクが高いのが、プライベートジェットバス付きの「カバナルーム」です。
アメックスのFHRでは空室状況に応じて1ランク上のアップグレードが可能なのですが、今回は2室中1室のみ1段階上の「プレミアデラックスルーム」にアップグレードすることができました!
日頃の感謝と両親の誕生日が近かったこともあり、両親に上のクラスの部屋に泊まってもらいました。アサインされた部屋は隣同士だったので見比べてみましたが、「プレミア」の方はいわゆる角部屋でちょっと広めだった以外はほぼ同じでした。なので、プレミアデラックスルームの内部をご紹介していきます。
こちらが室内。縦に広がる部屋で、ソファやダイニングテーブルなどがゆったり配置されています。
奥にはツインベッドがあり、大きな窓からはゴルフコースの景色を楽しむこともできます。テレビは42インチ。
ベッドはダブルサイズでゆったり。ふっかふかです。
ベッドそばには加湿機能付き空気清浄機もあり、のどを乾燥から守って熟睡できるようになっています。
約7.5㎡の屋外テラスもあり、座って外の風に当たりながらお酒を飲むこともできます。
景色がこちら。手前にはリッツカールトンの敷地中央に位置する水の庭が、奥には沖縄のきれいな海と青空が広がります。
夏場だからか、夜になるとテラスの天井や壁のいろんなところにヤモリを見かけました。苦手な方は夜は気をつけましょう。
こちらはバスルーム。手前にシャワーブースがあり、浴槽では外の景色を見ながらゆっくり湯につかることができます。
ちなみにテラス側から見るとこんな感じ。もちろん入浴中は目張りできます。洗面台の奥に見えるのがシャワーブースです。
ウェットエリア中央に位置する洗面台。ダブルシンクで2人で泊まってもゆったり過ごせます。足下のマットはリッツカールトンらしく、ふわふわの厚手の素材でした。
シャワールーム。アメニティはリッツおなじみの英ブランド”Asprey”です。
シャワーブース側から見たウェットエリア。タオルもたっぷりあり、バスローブも用意されています。
オリジナルラベルのボトルウォーターやネスプレッソのコーヒーマシンは無料で使えます。
ネスプレッソのコーヒーポーションのほか、TWGの紅茶バッグもありました。
グラス類。
カップなど。お皿は琉球ガラスでしょうか、透明感があってキレイですね。
給湯ポット。
ミニバーと冷蔵庫。いずれも有料です。
今回の滞在では両親の誕生日が近かったので、あらかじめアメックス経由で、チェックインに合わせて部屋にハーフボトルのシャンパンを入れてもらう手配していました(直接リッツ沖縄にお願いすることも可能です)。
それがこちら。バースデーカードの文言や名前の記載なども頼むことができ、一緒に添えられていました。
ルームサービス扱いなので、勘定はチェックアウト時の請求書に合算です。価格は1万2430円。
こういうのは雰囲気を楽しんでもらえばよかったので、夕食前の食前酒として1杯ずつ味わってもらいました。喜んでいたのでよかったです。
夕食はグスクで0円ディナー
チェックインが午後5時頃だったので、夕食はあらかじめ午後6時から予約していました。1泊しかないので、夕食もホテルでゆっくりいただきます。
リッツ沖縄といえば鉄板焼きの「喜瀬」が人気ですが、今回は沖縄料理がそろっている「グスク」を利用しました。
グスクは比較的安価でメニューの種類も多く、一通り沖縄料理を堪能したいときにはぴったりです。
こちらが入り口。朝食会場にもなっています。
水が注がれたグラスもいちいちおしゃれなんですよね。さすがリッツ。
そして嬉しいのが、グスクでは毎週火・木・土曜のディナー帯に沖縄三線の生演奏を楽しむことができます。
鉄板焼きの喜瀬も捨てがたいけど、沖縄民謡の生歌演奏を聴きながら食事を楽しんできました(*´∀`)風がさわやかで心地よき。 pic.twitter.com/Mt4LFScEqn
— ここしょー (@cocoshooo) June 15, 2019
聞いているだけで「沖縄に来たなぁ」という気持ちいい気分にしてくれます。
メニューから沖縄料理を中心に何品か頼みました。
まずは家族で乾杯!父はビール、のこりはトロピカルなノンアルコールカクテルを頼みました。
こちらはイカのから揚げ。アツアツでサックサク。ゴーヤも添えられています。
島どうふと島ダコと海ぶどうのサラダ。タコは厚みがあり、海ぶどうのさわやかさも楽しめました。
沖縄といえばこれ。ゴーヤチャンプル。
うちなーやきそば。野菜たっぷりで、ソーキも乗っています。
ラフテー。甘めの味付けで肉にうま味が閉じ込められています。
沖縄もずくと海鮮の炒め物。ニンニクの効いた味わいで、エビやイカが入っていました。
豚肉と野菜の炒め物。
ここまでを4人でシェアしました。
締めはジューシーとミニ沖縄そばのセットを1人1つずつ。
結構量が多かったですが、沖縄料理を堪能することができて大満足でした!
さらに、今回の滞在は両親の誕生日祝いを兼ねていると伝えていたので、無料のバースデープレートという嬉しいサプライズがありました^^
お会計には13%のサービス料が加算されますが、アメックスプラチナを発行すれば無条件に持てるマリオットゴールドエリートは、レストラン利用で15%オフの特典を受けられます。ちなみに、プラチナエリート以上は20%オフになります。
その結果、今回かかった合計額は1万9526円でした。
ここで、FHRの特典の1つだった「滞在中館内でのご利用代からUS$100相当オフ」が登場します!
2部屋だと200ドル分無料になるので、丸々無料になってしまいました。室料はFHRでの予約でも公式HPからの予約でもほぼ変わらなかったので、これはめちゃくちゃお得ですね。わずかに残った1000円分くらいは、ルームサービス扱いのシャンパンからちゃんと引かれていました。
お土産もオリジナルグッズも購入可能
夕食を終え、少しホテル内を散策しました。ギフトショップが開いていたので、のぞいてみました。
こちらが入り口。
リッツカールトンのロゴが入ったタオルやバッグなど、いろんなオリジナルグッズが並んでいました。
こちらはメモ帳やペン、エコバッグなど。
このほか、琉球ガラス製品などもたくさんありました。
母はともかく、父も妹も高級ホテルに泊まるのは初めてだったので、驚きつつ楽しんでくれていました。
朝食はFHRで全員無料
ぐっすり眠った翌日。夕食会場と同じグスクで朝食ビュッフェをいただきます。
朝食はFHRの特典で1室2名まで無料なので、2室で家族全員無料の恩恵にあずかることができました。
ディナーとはうってかわって混雑していましたが、並ばずに着席できました。
早速内容をご紹介していきます。
洋食
まずは洋食シリーズ。
ヨーグルトにシリアル類と3種類の牛乳。無脂肪や低脂肪もチョイスできます。
朝食といえばウインナーやベーコンですね。
グラタンやスクランブルエッグ。沖縄のもずくが入ったオムレツは斬新です。
オムレツステーションもあり、好きな具材を選んで目の前で作ってもらうことができます。
出来上がりはこんな感じ。火入れの加減が絶妙で、とろっとろでした。
コーンスープ、温野菜、野菜のトマト煮込み。
ブレッド類はかなり充実しています。
ベーグルやマフィン、クロワッサン、デニッシュ、パンケーキ、ワッフルなどなど。
考え尽くした限りのスプレッド類が並んでいます。笑
フルーツ類。スイカやキウイなどもあります。
サラダバーも充実していました。
ハムやサーモン、チーズ類も並んでいます。
和食・沖縄料理
続いて沖縄料理を含む和食シリーズです。
温泉卵と、だし巻き卵の油味噌田楽。この味噌がうまかったです。
上段左から時計回りに、パパイヤイリチー、昆布イリチー、里芋煮、魚介類南蛮漬け、ひじきイリチー、蓮根きんぴら。小鉢系のお総菜が多いのは嬉しいですね。
沖縄かまぼこもありました。
こちらはうれしい海ぶどう。取り放題です。
豆腐チャンプルー。
おかゆ。おともも多いです。
納豆や焼き魚。
沖縄そばをいただけるのも嬉しいですね。
味噌汁もただの味噌汁ではありません。久米島味噌仕立てというこだわりようです。
豚肉ジューシー(炊き込みご飯)もあります。
ゆし豆腐。
もちろん普通の白米もあります。
食事中、できたてのスイーツも運んできてくれました。
紫いものカップケーキでした。
ドリンク
飲み物は、最初に着席した時にコーヒーか紅茶をお願いし、ポットをテーブルに置いてくれるのですが、ジュース類も充実していました。
オレンジ、グアバ、マンゴー、グレープフルーツのジュースが牛乳瓶に入っています。マンゴーが濃厚でとってもおいしかったです!紙のキャップにもリッツのロゴがあしらわれていて、芸が細かいですね。
ミネラルウォーターもありました。
昨夜に続き朝も沖縄料理を堪能でき、家族みな喜んでいました。
宿泊者専用ビーチスペースを利用してみた
沖縄といえば海ですよね。リッツカールトン沖縄から最寄りの喜瀬ビーチまでは車で数分で行けるのですが、足がありません。
しかし、宿泊者は無料で往復送迎してくれる上、宿泊者専用のスペースを利用できる特典があります。これは利用しない手はありません。足をけがしていて泳げませんでしたが、行ってみました。
まずはチェックインカウンターで申告すると、数分で送迎車を用意してくれました。
リッツのロゴがかっこいいですね。
2~3分でビーチに着きました。ここから先はリッツ沖縄の宿泊者専用スペースです。
パラソルやチェアが用意されています。
こちらのガラケーでホテルまで電話すると、迎えにきてくれるという仕組みです。
さらにタオル、ボトルウォーター、日焼け止めのセットまで用意してくれるので思い切り海を楽しむことが出来ます。
目の前には青い海が広がっています。もう最高ですね。
実はこのビーチ、最寄りのホテルの宿泊者以外は基本的に有料なのです。リッツ沖縄の場合は一部スペースを押さえているため、無料で利用できます。
このビーチに向かう道もいいですよね。ジブリ感があります。
1時間程度でホテルに戻り、部屋で身支度をしてから午前11時くらいにチェックアウトしました。
最終的には、室料、シャンパン、ハイヤー、夕食を合わせて計16万8459円でした。200ドルクーポンを使ったので、実負担は14万8043円。
これらをまとめてアメックスのポイント払いにしたので、結果的に金銭負担は0円でした。
帰りはトヨタレンタカーをワンウェイ乗り捨てで予約していたので、正面の車寄せにつけてもらい、そこから那覇空港まで観光地に寄りながら戻りました。
初めてのリッツ沖縄は日常を忘れる開放感と南国感を味わえて最高の経験になりました! また泊まりたいホテルの1つになりました^^
空の旅をより快適に過ごすためのオススメアイテム、「イヤホンアダプター」をご存じですか?
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