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ANAでサプライズ連続の初バースデーフライト!

誕生日に飛行機に乗る「バースデーフライト」。特別な日のフライトは、どうしてもサプライズに期待してしまいますよね。誕生日に飛行機に乗った時の経験談を複数のブログで拝見してきて、そのサプライズの数々に「いいなぁ、いつかはバースデーフライトしてみたいなぁ」と思っていました。今年は、たまたま誕生日が日曜日だったため、このチャンスを逃すまい!とフライトを予約し、行ってきました。ANAのすばらしいおもてなしの体験談をご報告します!!

※以下の記事はANAの公式サービスではなく、あくまでも現場スタッフの方々の裁量によるものです。必ずしも同等のサービスが受けられるという紹介記事ではないので、ご注意ください

フライトを予約!

バースデーフライトを考えたのは2017年12月。ANAのSFC取得からそのままダイヤモンドメンバーになった年で、ダイヤ会員として初めて迎える誕生日(3月4日)にバースデーフライトを入れたいなぁ、と思っていました。

最初は1人で搭乗しようと考えていましたが、もしもスタッフの方々から「お誕生日おめでとうございます!」だなんてお声がけされたら、1人だとちょっと恥ずかしいと思い、どうせなら親孝行ついでに、と母親を誘い2名分の特典航空券で予約することにしました。

他のブログの体験談で読んでいましたが、バースデーフライトのサプライズを期待するなら、国際線がいいそうです。あくまで他人の経験談ですが、誕生日に国内線に搭乗したけれど特に何も起きなかった、との記事を読んだことがありました。国内線だとパスポートが不要なので生年月日の情報がスタッフの方々にはわからないから?国内線の単価が国際線より低いから?理由はわかりませんが、それならば国際線で行こうと考え、特典航空券が往復とも空席があった香港フライトを予約しました!2017年8月以来、約半年ぶりの香港です^^

仕事の都合もあり、記念すべきバースデーフライトは、3月4日午前0時55分羽田発の深夜便でビジネスクラス、復路は5日午前10時香港発成田行きのエコノミークラスで発券しました。バースデーフライトは深夜便でちょっと無理やり感がありますが、エコノミークラスで「おめでとうございます」があってはちょっと目立ちすぎてしまうと考え、近距離ですがビジネスでいっか!と予約してしまいました。

旅程は以下の通りです。

3月4日  0:55羽田発― 5:00香港着 C席
3月5日 10:00香港発―15:10成田着 Y席

2名分特典航空券=計6万マイル、諸税など18500円

ダイヤデスクに電話でおねだり

バースデーフライトの前日、3月3日にJALで羽田に飛び、国際線ターミナルに移動して早めにチェックインを済ませ、ラウンジでゆっくり過ごす計画でした。羽田の国際線ターミナルは2017年7月のシドニータッチ以来、約半年ぶりです。せっかくなので、お昼くらいにチェックインしてラウンジに入ろうと考えました。

しかし、出発は翌4日の深夜便です。12時間以上も前にラウンジに入るなんてできるのか……という心配もあり、念のためにダイヤデスクに電話で確認してみました。

ここしょー
3月4日の香港行きの便で、飛行機の関係で3日のお昼くらいにチェックインしてラウンジに入りたいのですが、可能でしょうか……。

デスク
ご予約、ありがとうございます。もちろん、可能でございます。ぜひ、ゆっくりとラウンジでお過ごしください!

大丈夫そうです。変態的なオーダーにも関わらず、快諾していただきありがたいです。ラウンジでは妙に集中力が働くので、ブログ執筆に当てようと考えていました。ちなみに、東京に住んでいる母はさすがにそんな早い時間に来るのはイヤだ、ということで、ラウンジ集合ということにしました。そこで、問題はチェックインです。母はSFCの家族カードを持っていますが、ダイヤ同行者として扱ってもらえるのか、聞いてみました。

ここしょー
私は青森から行くため早く到着するのですが、東京にいる母とはラウンジで待ち合わせしようと思っています。チェックインカウンターでの扱いは、ダイヤ同行者としてもらえるのでしょうか。
デスク
そうですね……。はい、では、こちらの方で、(母)さまが(ここしょー)さまのご同行者様であり、チェックインの時間が別々になる旨記録しておきますので、ビジネスクラスのチェックインカウンターでチェックインの際にお母様から『(ここしょー)様のご同行者である』とお伝えいただければ、ファーストプライオリティのタグをつけさせていただきます。

との回答でした。ファースト(F)クラスのチェックインカウンターは「同行=一緒にそろっている」ことが条件なので、デスクの回答ではFクラスのチェックインカウンターはNGとのことでした。が、当日Fクラスのチェックインカウンターでチェックイン時に母のことを伝えてみたところ、

「Fクラスのチェックインカウンターでも大丈夫ですよ^^」

という天使のようなスマイルをいただけました。これがいわゆる「現場の裁量」というやつですね。

ちなみに、バースデーフライトにおけるサプライズは基本的にすべて「現場の裁量」になるので、公式のサービスではない点を肝に銘じておく必要があります。「このブログではこんな経験してるんだから、俺にもやってくれよ!」というのが一番いけません。その時々の状況に応じて、現場のスタッフの方々の裁量でたまたまやってくれるのがサプライズです。「お祝いしてくれるのが当たり前」という考えで搭乗すると、2018年2月にネットニュースにもなった「Fクラスに搭乗したのに誕生日を祝ってくれなくて泣いてしまった」なんてことになります。

しかし、せっかくのバースデーフライトです。正直、やはりお祝いしてもらうことを期待しています。なので、素直にデスクに一言伝えておきました。

ここしょー
香港に向かう4日は自分の誕生日なのですが……。

デスク
おめでとうございます!!

(食い気味の「おめでとうございます」いただきました。笑)

ここしょー
ありがとうございます。なので、ラウンジにいる時から、できる限り思い出深い旅になればいいなと思っています。

デスク
承知しました。できる範囲でとなりますが、ラウンジのスタッフや客室乗務員にお伝えいたします。

自分で自分の誕生日をアピールするなんてめちゃくちゃ恥ずかしかったですが、祝ってほしいなら素直に(やんわりと)伝えるべきと考え、アピールしてみました。一番いけないのは、「何も伝えなくても誕生日だってわかるんだから祝ってくれて当然だろ!」「なんで誕生日のフライトなのに何もないんだ!」という独りよがりな考え方です。お祝いしてほしいな、と思う方は、是非、事前に電話でやんわりとアピールしてみてはいかがでしょうか。

チェックイン!

預ける荷物を持って、ファーストクラスチェックインカウンターに向かいました。

羽田空港のファーストクラスチェックインカウンターは初めての利用。成田空港の専用保安検査場一体型のANA SUITE CHECK-IN、通称「Z屋敷」は羽田にはありませんので、こちらで荷物を預け、搭乗券を受け取りました。そのとき、スタッフの方に「お誕生日、少し早いですがおめでとうございます!」と言っていただきました。この時点で、バースデーフライト組んでよかったなぁと思いました。久々のANAなので、気分はどんど高まっていきます。

搭乗券には、“HAPPY BIRTHDAY”の印字が。これは機械的にされるものだと思いますが、搭乗時に半券をもぎられなければ、飾っておきたいくらい思い出となるものです(結局回収されなかったので、家に飾ってます)。

保安検査、出国審査を済ませ、午後0時過ぎ、ANA SUITE LOUNGEに入ります!

スイートラウンジでの滞在

羽田空港の国際線スイートラウンジも、約半年ぶりです。

出発12時間前に入室

ラウンジの受付で搭乗券を渡すと「(ここしょー)様、お早いチェックインありがとうございます!どうぞごゆっくりお過ごしください」と言っていただきました。トランジットでもないのに12時間以上前に入る人なんてなかなかいないよなぁ……と少し恥ずかしくなりました。笑

さっそくお昼ご飯。生パスタのカルボナーラはしっかりした弾力があって美味でした。

食べ終わり、ラウンジをぐるっと歩いてみました。

人が全然いません。明らかにスタッフの方が多いです。笑

ビジネスブースに入り、ブログ執筆を始めることにしました。

だんたんと外が暗くなっていき、ラウンジも少しずつ人が増えていきます。母は午後8時過ぎに空港に到着し、無事にファーストクラスチェックインカウンターで荷物を預け、ラウンジ前に着いたとのことだったので迎えにいきます。

Dining hでサプライズ

受付でもう一度搭乗券を渡し、同行者登録を済ませて再入室。ラウンジ内レストラン”Dining h”を利用できるか聞いてみたところ、満席だったので、フードコートでよく見かける機械をもらい、適当なところに座って待っていました。

おしぼりと飲み物がサーブされる間、母は「ラウンジの中にレストランがあるの?」「無料なの?」と驚いています。1年前は自分もこんな施設の存在知らなかったなぁ……と思っていると、機械が音を立てて振動したので、Dining hに向かいました。

残念ながら限定メニューの「北海道産黒毛和牛ステーキ」は売り切れていましたが、もう一つの限定メニュー「北海道産パプリカの甘海老真丈手綱巻」をオーダー。

野菜がメインの、春を感じさせる一皿でした。

さらに、海老のソテー 中華風黒胡椒ソース。

味付けが濃厚でよかったです。

こちらは銀だらの煮付け。母とシェアして3種類オーダーしました。

ビュッフェコーナーも堪能し、最後にパフェをオーダーしようと思ったところ、残念ながらパフェは品切れとのことでした。「ま、しょうがないか、ビュッフェコーナーで取ってこよう」と思っていたところ、ニコニコしたスタッフの女性が何やら持ってきました。

こ、これはっ!!数々のブログで見かけていな、お誕生日プレートではないですか!しかも、季節を感じさせる桜であふれています。

「(ここしょー)様、お誕生日だとお伺いしていましたので。おめでとうございます!」

お昼からラウンジに入っていて全くそういうイベントがなかったので油断していましたが、嬉しいサプライズでした。Dining hのテーブルで写真をパシャパシャ撮り、ありがたくいただきました。ビュッフェコーナーにあった洋風桜餅、さくらのクッキーに、ハーゲンダッツのストロベリーにホイップクリーム付きのぜいたくプレートでした。

日付が変わってプレゼントのサプライズ!

お腹もいっぱいになり、空いている席に移動して搭乗時刻まで待っていました。もちろん移動の度におしぼりと飲み物オーダーのサービスは欠かされることがありません。搭乗開始時刻は0時30分なので、本当に12時間近くラウンジに滞在していることになります。

スマホをいじりながら時間をつぶしていると日付が変わり、「ぼちぼち行くかぁ」と思っていたとき、ニコニコした別のスタッフの方がまたこちらに近づいてきました……。

なんと!!!!ANAのロゴが燦然と輝く包みに覆われた箱です。

「お誕生日おめでとございます!こちら、ささやかですが贈らせていただきます」

天使のような笑顔のスタッフさんにやられながら、ありがたくいただきました。「いいんですか??」と聞くと、「はい、こちらはダイヤモンドメンバーの皆様のために、毎年バリエーションを変えて特注の非売品で作っているオリジナルグッズです」とのこと。

毎年ダイヤ会員の方々はきっと「○○年のはよかった」「去年は○○だったね、結構使ってるよ」などの会話が成り立つのでしょうが、ここしょーは初めてなので、もはや中身は何でもいいんです。ANAから誕生日プレゼントがもらえただけで有頂天でした。

ちなみに、中身はとっても素敵なものでした(ネタバレになってしまうので伏せておきます)。

12時間以上ラウンジにいるのに、日付が変わったこのタイミングで渡していただけるなんて、とってもニクい演出です!最高の気分で搭乗ゲートに向かいました。

機内でもサプライズ!

午前0時30分。搭乗ゲートに到着すると同時に優先搭乗が始まったので、そのまま乗り込みました。

5Aと5Bです。2-1-2のB767-300ERは旧式のシートです。搭乗時間が5時間ほどなので、ご愛嬌。2017年同期オフ会でお会いした方が、まさかの同じ便に乗る予定だと前もってわかっていたので、機内でごあいさつできました。話もはずみ、あっという間の離陸です。

深夜便なので、離陸後にドリンクのサーブと、朝食の和洋の選択、寝ていた場合に起こしていいかの確認を取られ、すぐに寝てしまいました。

離陸から約3時間後(日本時間午前4時頃)に起こされ、機内食が配られました。

CAさんから、「(ここしょー)様、お誕生日とお聞きしましたので。おめでとうございます!」ととびっきりの笑顔で起こしてくれました。こんなにいい寝起きはいつぶりでしょうか。笑

よく見ると、機内食にバースデーカードが添えられていました!これは自宅に飾るしかありません!サプライズが続き、本当に嬉しいですね。

機内食を食べ終え、着陸まであと約1時間となった頃、片づけを終えて一段落したCAさんがニコニコしながら何かを持ってきました。

修行中に何度かいただいた青い袋!なんと、機内でもプレゼントをいただいてしまいました^^

ほくほくした気持ちのまま、現地時間午前5時、香港に到着しました!

AMCアプリも変化!

余談ですが、ANAのアプリを誕生日に見ると、こちらも変化していました。

中央のボタンがケーキのマークに!ボタンを押すと……

アプリでも祝っていただきました。笑笑

初めてのバースデーフライトは、本当に最高の思い出になりました!!必ずしも同じようなサプライズが受けられるとは限りませんが、時間さえ許せば、ぜひ、バースデーフライト経験してみてください♪ 今回の経験でANAがもっと好きになり、ダイヤ継続の欲望が湧いてきてしまったここしょーでした。笑

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空の旅オススメアイテム!

空の旅をより快適に過ごすためのオススメアイテム、「イヤホンアダプター」をご存じですか?

機内に用意されている音楽や映画などのエンタメプログラムを楽しむためには、イヤホンが必要です。イヤホンアダプターを使うことで、機内備え付けのノイズ軽減機能のないイヤホンではなく、普段自分が使っているイヤホンを機内でも利用できるようになります

オススメはこちら、音響機器メーカー米大手"BOSE"(ボーズ)の機内用アダプター。一般的な3.5mmジャックを備えたイヤホン・ヘッドホン(BOSE製に限りません)であれば、問題なく利用できます。手のひらサイズのわずか約4cmで持ち運びも便利、価格も1600円程度で買えます。空の旅がより快適になるでしょう!


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サイト運営者プロフィル




東京都の下町生まれ、都内暮らし中のアラサー会社員。2017年にANAのSFC、18年にJALのJGCを取得しました。19年はANAダイヤ継続修業を43日間で達成。ドローン操縦士資格も保有し、面白いことにつなげたいと思っています。

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