SFC修業最大のお助けツール!株主優待券のすべて

 「飛行機にたくさん乗ってプレミアムポイントを貯める!」というSFC修業。当然、多額の費用が必要になります。少しでも運賃を安く、かつ大量のプレミアムポイントを稼ぐにはどうしたらいいか。そんな悩みを持つ多くの修業僧を救ってきたお助けアイテムが「株主優待券」です。株主にならなくても大丈夫。国内線運賃が半額になるという偉大なチケットの入手方法や使い方を大解剖します!

 

 

ANAの株主優待券とは

 

 正式には「株主優待番号ご案内書」という堅苦しい名前になっています。このチケットは、1枚につきすべての国内線の片道運賃1回分が半額になる、という抜群の破壊力を持っています。もう一度言います。国内線の運賃が半額です。さすがANAさん、株主に優しいですね!

ANA国内全路線(コードシェア便含む)の片道1区間が「株主優待割引運賃」(片道普通運賃の50%割引、小児*の場合は小児運賃の50%割引)でご利用になれます。
*搭乗日の年齢が満3~11歳の方

(引用元:https://www.ana.co.jp/group/investors/stock/benefit/)

そのチケットは、次のような形をしています。

(引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/book-plan/fare/domestic/sf-info/)

 有効期限は1年間です。発行されるタイミングは年2回。毎年、12月1日~のものと6月1日~のものの2種類が発行され、1か月前の11月と5月にそれぞれ株式の保有数に応じて株主に発送されています。

券面は分かりやすいように色付けされていて、記事執筆時点で最新のものは2017年12月1日~で「黄色」です。チケットには「株主優待番号」と「登録用パスワード」「登録用コード」の3種類が記されています。「登録用パスワード」「登録用コード」はご覧の通り、スクラッチ用の加工がされていますね。これらの情報は航空券の予約時に使用します。

 

株主優待券の入手方法

 

 さて、この破壊力抜群の株主優待券ですが、入手経路は以下の通りです。

①ANAの株主になる
②ヤフオクやメルカリなどのオークションサイトで落札する
③街中の金券ショップで購入する

といったところでしょうか。一つずつ見ていきます。

 

①ANAの株主になる

 

 オークションサイトや金券ショップなど世の中にたくさん出回っている株主優待券も、全て一度株主に送られたものになります。毎年3月末と9月末現在の株主名簿に記録されている株主に、株式の保有数に応じて発送されています。次回(2018年3月末)以降の基準は以下の通りです。

100~199株…1枚
200~299株…2枚
300~399株…3枚
400~999株…4枚+400株超過分200株ごとに1枚
1,000株~99,999株…7枚+1000株超過分400株ごとに1枚
100,000株~…254枚+100,000株超過分800株ごとに1枚

2017年12月8日の終値は4630円ですので、この時点で仮に100株購入しようとすると、単純計算で46万円以上かかります。このまま来年3月末まで保有し続けていれば、18年5月中旬以降に株主優待券1枚が送られてきます。

時間がかかる上に費用もかかり、とても修業僧向きではありません。ANAが好きで長期的に株を保有したい方は別ですが、修業に使う株主優待券を今から準備しようとする場合は、この方法は避けるのをオススメします。

(株主優待券の発送を受けられるか判定される基準日<権利確定日>付近の短期間だけ、戦略的に株式を保有する「クロス取引」という技もありますが、ある程度の資金と知識が必要なので、ここでは割愛します)

 

②ヤフオクやメルカリなどのオークションサイトで落札する

 

 大量に株を保有している人は、上記基準の通り大量の株主優待券が送られてきます。ですが、254枚ももらっても1年間の間にそんなに飛行機乗らないですよね。ということで、オークションサイトには年間を通して大量に出品されています。

こちら、ヤフオクサイトで「ANA 株主優待券」と検索をかけた結果です。関連も含めた検索結果は1552件でした。最新の「黄色」に加えて、2018年5月末期限の「水色」も出品されていますね。相場は1枚あたり3300~4000円といったところでしょうか。

修業僧の定番入手経路は、このオークションサイトです。修業に向けてたくさん乗ることが決まっていれば、ある程度の枚数をまとめ買いして少しでも安く手に入れたいところですね。なお、期限が近くなる5月と11月には極端に値崩れが起こります(1枚2000円以下)ので、5月と11月に搭乗予定がある人はあえてそこを狙ってもいいかもしれません。

なお、2015年5月までは搭乗時に株主優待券を回収していましたが、それ以降は予約時の番号登録のみでよくなりました。回収されないことになったため、オークションでは「番号通知可」「番号通知のみ」という出品方法もよく見かけます。

この場合のメリットは、郵送を待たずすぐに登録できる点と、送料がかからない点にあります(定型郵便82円で送れるので出品者負担のケースも多いですが)。デメリットとしては、パスワードのスクラッチを削って一緒に通知してもらいますので、悪意のある出品者に事前に登録されて、いざ自分が登録しようとした際に「使用済み」となって使えなくなるケースがあります。この時、出品者に苦情を言っても「こちらではわからないし、そちら側の情報管理に落ち度があったんじゃないか」と言われればどうしようもありません。そのようなケースは稀でしょうが。要するに「自己責任」です。

 

街中の金券ショップで購入する

 

 利用したことがないのでわかりませんが、大手金券ショップでは2000~2500円程度で買い取りをしているようです。オークション相場とほぼ同じくらいの額か、うまくいけばそれ以下で購入できるのではないでしょうか。

 

株主優待券のメリット・デメリット

 

 

 修業僧の多くが利用している株主優待券ですが、メリットもあればデメリットもあります。どんなものがあるか、知っているだけでより効率的に修業を行えます。

 

メリット1:費用を安く抑えることができる

 

 はい、当たり前ですね。国内線が半額になります。

 

メリット2:予約変更が可能

 

 先の予定が見えにくい仕事などに就かれている方にはかなり重宝します。年々増えてきている修業僧ですから、土日のプレミアムクラスはどの路線も「満席」「空席待ち」であることが多いです。そのため、早めに予約を入れますよね。しかし、急に都合が悪くなったとしても、格安運賃「旅割」「特割」の場合は予約の変更が一切できません。

しかし、株主優待券を使った場合は予約の変更が可能です。時間をずらしたり搭乗日を変更できたりすると、柔軟に修業の日程を組むことができますね。

 

メリット3:取り消し手数料が不要

 

 格安運賃「旅割」「特割」の場合だと、キャンセルするとその期間によって5~60%の取り消し手数料がかかってしまいます。特に「旅割」は、出発28日を切ると50%もの取り消し手数料が徴収されてしまいます。

しかし、株主優待券を使うと、出発前までであれば取り消し手数料は一切かかりません。払い戻し手数料430円だけで済みます。もちろん払い戻した場合も株主優待券はまた次回に使えます。

 

メリット4:予約しやすい

 

 格安運賃「旅割」「特割」の場合、修業僧に人気のプレミアムクラスは発売直後に完売となる路線が多いです。発売は搭乗日の約2か月前ですが、羽田―那覇、那覇―新千歳などの人気路線はすぐに予約満了となるケースが絶えません。なぜなら、「旅割」「特割」は全体の座席のうちの一部に限定して販売しているため、もともと割り当てられている枠が小さいからです。

 しかし、株主優待券を使った場合だと、基本的には座席枠に制限はありません*。そのため、「旅割」「特割」が売り切れている場合でも、株主優待割引運賃だと予約できる場合が多いです。発売開始と同時に繰り広げられる争奪戦に参加せずに半額相当の運賃で予約できる株主優待券はやはり株主の特権カードです。

*2016年6月1日搭乗分から、特定の期間において座席数を制限して販売することになりました。2018年は1月1~4、6日、2月9~12日、4月27日~5月6日が制限の対象となります。

 

デメリット1:入手にコストがかかる

 

 これも当然ですが、株主でない限り、ネットオークションや金券ショップで購入するケースがほとんどだと思います。1枚につき3000円程度ですが、10回使えば3万円です。もちろん使うことでそれ以上の費用圧縮が期待できますが、株主優待券を購入するコストもPP単価の計算に入れた上で、修業の計画を立てられることをオススメします。

 

デメリット2:「旅割」より運賃が高い

 

 基本的に、株主優待割引運賃よりも旅割の方が数千円安く販売されています。しかも、デメリット1で挙げたように、株主優待券の入手にはさらにコストがかかります。そのため、PP単価を追求してとにかく安さを最優先にする場合は、株主優待券よりも旅割を狙うことをオススメします。ここらへんは、急な予定が入りやすいか否か、旅割の争奪戦に参戦できるか、などが焦点となります。ここしょーは仕事の予定が見えづらく(カレンダー休日ではない)、2か月後の予定なんて決められなかったため、数千円高くても株主優待券を使う道を選びました。

 

デメリット3:普通席のマイルは75%に減算

 

 半額運賃なので仕方ないとは言え、普通席だとマイル、PPとも75%で修業としてはうま味がありません。なので、修業僧の間では125%積算されるプレミアム株主優待割引運賃で搭乗するのが定番となっています。

 

だいたいこんなところでしょうか。使い方はとても簡単なので、一度使ってみるとその便利さがより感じられると思います。

 

株主優待券を入手したら~使い方

 

 実際の予約画面で見ていきましょう。

ANA公式サイトで国内線の出発地と到着地、日程を選択して検索ボタンを押します。

普通運賃の場合は、表示された画面には株主優待運賃はありませんので「その他運賃」のタブをクリックします。

すると、「株主優待割引」と書かれた運賃が出て来ました。

なお、プレミアムクラスの場合は最初の画面で既に株主優待割引運賃が表示されています。

希望するフライト時間の「株主優待運賃」のボタンを押した次の確認画面で、運賃が「株主優待割引」「プレミアム株主優待割引」となっていることを確認し、「次へ」を押します。

ANA会員の場合は、個人情報ページに既に名前やお客様番号などが打ち込まれていると思います。「内容を確認しました」にチェックを入れて予約ボタンを押します。

これで予約完了です。株主優待の登録は、購入手続きが完了した後になりますので、先に「購入手続きへ」のボタンを押して購入を済ませます。

購入が完了すると、「株主優待番号登録」のボタンが出て来ますので、クリックします。

すると、「株主優待番号」と「登録用パスワード」を入力する画面が出て来ます。片道の場合は1枚、往復の場合は2枚分の登録が必要です。

ここで、株主優待券を用意します。[1]株主優待番号を画面に打ち込み、[2]登録用パスワードはコインで削って現れた番号を画面に打ち込みます。パスワードはローマ字と数字で構成されていますが、ローマ字の大小は認識していないのでどちらでもOKです。

これで登録完了です!入力を終えた株主優待券は回収されませんのでそのまま破棄してもいいのですが、万一のシステムトラブルなどを想定して、ここしょーは搭乗時に財布に忍ばせています。キャンセル時は使われなかった株主優待番号と登録用パスワードがまたメールで送られてくるので、券がなくても次回使い回せます。

これでおわかりのように、番号とパスワードさえあれば、券は必要ないんですね。なのでネットオークションで番号通知のみ、という取引も成立します。が、これらの情報が外部に流出すると誰でも使える状態になってしまいますので、登録するまでは番号の管理を徹底したいですね。

ぜひ、株主優待券を有効活用して修業をより安価に抑えちゃいましょう^^

2 thoughts on “SFC修業最大のお助けツール!株主優待券のすべて

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