東北地方唯一のマリオット系列ホテル「ウェスティンホテル仙台」は、ここしょーも仙台に泊まる時に利用させてもらっています。アメックスプラチナやSPGアメックスを持つだけで無料で付与される「ゴールドエリート」資格があるだけで、空室状況に応じたルームアップグレードや午後2時までのレイトチェックアウトなどの特典がついてきます。さらに上の「プラチナエリート」を持っていればラウンジアクセスや朝食無料がつきますが、ゴールドエリートであっても大丈夫!プラス4160円でラウンジアクセスをつけることができます。泊まってきた時の内部の様子をご紹介していきたいと思います!
仙台駅徒歩9分の好立地
ウェスティンホテル仙台は、マリオットカテゴリー8段階のうち上から4番目にあたる5(リワード宿泊に必要なポイントは35000ポイント)。SPGアメックスを継続すると2年目からもらえる無料宿泊特典も使えます。
通常のチェックインは午後3時、チェックアウトは正午です。
ウェスティンホテル仙台のうれしいところは、新幹線も止まるJR仙台駅の西口から徒歩9分という好立地にあるという点です。
翌日チェックアウトしてから、新幹線に乗るにも、仙台駅から空港アクセス線で仙台空港に行くにも駅近というのは利点です。
もっとも、駅近くにはもっとたくさんのホテルがありますが、マリオット系列に泊まりたい!という方でも徒歩圏内なのは便利ですね。
こちらの地上37階建て高層ビル「仙台トラストタワー」(高さ約180メートル)の1~3階と25~37階にウェスティンホテルが入っています。客室数は292室で、35~36階には専用ラウンジ利用などの特典があるエグゼクティブクラブフロアも用意されています。
ホテルの向かいには、東北地方のブロック紙「河北新報社」の本社もあります。
歩道に面した入り口は広々としていて、看板もわかりやすく表示されているので迷うことはなさそうです。
ここが地上階の入り口です。
プラス4160円でラウンジアクセスを追加
2018年8月にSPG、マリオット、リッツカールトンが統合し、翌年2月から新たに始まったリワードプログラム”Marriott Bonvoy”。アメックスプラチナやSPGアメックスを持つだけで無料で付いてくる「ゴールドエリート」には、レイトチェックアウトやルームアップグレードなどの特典はありますが、「プラチナエリート」のようにラウンジアクセスや朝食無料はありません。
しかし、ウェスティンホテル仙台では、ラウンジアクセスの付くクラブフロアに宿泊していなくても、室料にプラス4160円支払えばラウンジアクセスを付けることができます。ラウンジでは以下のサービスを提供しています。
午前6時~午後10時 ドリンクサービス
>午後3時~午後5時 アフタヌーンティータイム
>午後5時半~午後7時半 カクテルタイム
通常は35~36階のクラブフロアに宿泊するか、プラチナエリート以上の会員のみが利用できるラウンジに、追加で4160円を払えば誰でも利用することができます。
なお、ラウンジアクセス権はMarriott Bonvoyのポイントでも支払うことが可能です。4160円を宿泊日の米ドルレートで一度換算し、1ドル250ポイントで算出した必要ポイント数を消費すれば現金の持ち出しなしで利用できます。
例えば、記事執筆現在のレート(2019年7月4日)では1ドル107.8円となっています。4160円をドルに換算すると、38.58ドルとなります。1ドルにつき250ポイント必要なので、この日のラウンジアクセス権付与に必要なポイント数は38.58×250=9645ポイントとなります。
ポイントでラウンジアクセスを付ける場合は、だいたい1万ポイント程度が必要と覚えておきましょう。
ウェスティンホテル仙台のラウンジでの朝食は、基本的に混雑している週末のみ提供されます。閑散期はラウンジでの朝食提供はなく、ドリンクのみとなります。
また、有料のラウンジアクセス権には朝食利用権が含まれていません。ゴールドエリート以下が朝食を追加する場合は、1人2970円必要です。有料でラウンジアクセスを付けた場合、ラウンジでの朝食提供がある日に宿泊してもラウンジの朝食ビュッフェを利用することはできず、朝の時間帯はドリンクのみが利用できます(どこまで厳格に運用されているかは不知です)。
逆に言えば、プラチナエリート以上の方は、ラウンジアクセス4160円と朝食2970円=7130円相当が無料で付いてくるという計算になります。お得ですね!
ラウンジアクセス追加料金で4段階アップグレード!
ここしょーが宿泊したときは、一番安いタイプの客室「モデレートキング」朝食なしの事前予約プランを1万4963円(税サ込み)で予約していました。
ここしょーはゴールドエリートなので、ラウンジアクセス権や朝食は付帯されません。なので、チェックインのときにラウンジアクセスを追加したい旨を申し出ました。
すると受付のお兄さんが「それであれば、ゴールド会員様ですので……4160円の追加料金でクラブスーペリアに空きがございますのでご案内させていただきます。ラウンジもご利用いただけますし、クラブフロアですのでご朝食もご利用いただけます」とのうれしいオファー。ゴールドエリートのルームアップグレードにはスイートの客室は含まれませんが、リッツカールトン以外であればエグゼクティブフロア(クラブフロア)も対象になります。
ゴールドエリート会員向けの無料のエンハンスドルームへのアップグレード: この特典は、チェックイン時のホテルの空室状況に基づき、会員本人の客室に限り追加料金なしにご利用いただけます。スイートへのアップグレードはゴールドエリート会員特典に含まれません。エンハンスドルームには、眺めのよい客室、高層階の客室、角部屋、特別なアメニティのある客室、エグゼクティブフロアの客室などが含まれます。ザ・リッツ・カールトンでは、直接クラブアクセス付きの客室は含まれません。(後略)
(引用元:https://www.marriott.co.jp/loyalty/terms/default.mi)
ちなみに、ウェスティンホテル仙台の客室ランクは、下から順に次のようになっています。
・モデレート(30平米)
・スーペリア(42平米)
・デラックス(44平米)
・プレミア(48平米)
・クラブスーペリア(42平米)
・クラブデラックス(44平米)
・クラブプレミア(48平米)
・コーナースイート(67平米)
・デラックススイート(83平米)
・デラックスコーナースイート(92平米)
・プレジデンシャルスイート(125平米)
・インペリアルスイート(142平米)
ラウンジアクセスの追加料金に加えて空いている平日に宿泊したおかげか、モデレートからクラブスーペリアへの4段階アップとなりました。クラブフロアへのルームアップグレードのおかげで朝食2970円分得しました^^
プラチナエリートの資格には適いませんが、ゴールドエリートもないよりはあった方がありがたいですね!
クラブスーペリアの客室
チェックインを済ませ、36階のクラブスーペリアの部屋に向かいます。
こちらが廊下です。早速入室します!
キングサイズのベッドがお目見えします。
42インチのテレビにワークデスクもあります。
ミネラルウォーターが2本。
テレビの下にはグラスやコップ、冷蔵庫などがあります。
無料のコーヒーや紅茶など。
テレビの初期画面にはWi-Fiの情報も記載されています。
36階から見下ろした仙台の街並み。周りに高い建物がなく、ずっと見ていられます。
ちなみに夜はこんな感じです。左側の明るいところが仙台駅ですね。
こちらはバスルーム。
浴槽とシャワールームは分かれています。
シャワーブースの隣にトイレがあります。
アメニティは充実していて、バスソルトもあります。
タオルはたっぷりなので、夜と朝に2度入る場合でも大丈夫です。体重計やドライヤーも収納されています。
ハンガーかけにはバスローブもあります。
エグゼクティブクラブラウンジのカクテルタイム
このときは夕方のチェックインだったためアフタヌーンティーには間に合いませんでしたが、午後5時半からのカクテルタイムにはちょうどいい時間でした。向かってみます。
35~36階のクラブフロア宿泊客向けのラウンジですが、ラウンジがあるのはフロントと同じ26階になります。
フロントを抜けて客室行きのエレベーターホールの奥を右に進むとあります。
こちらが入り口です。
受付でルームナンバーを伝えると利用できます。奥には夜景がきれいにみえるテーブル席が並び、手前にはフード&ドリンクコーナーがあります。この時間帯はオードブルやアルコール類も無料となるカクテルタイムです。
スモークサーモンや牛肉、生ハム。盛りつけがおしゃれです。
クッキーやスコーン。一番下には各種ジャムもあります。
チョコレートやスナック菓子などもあります。
シリアルもありました。
フランスパンは食べたい分だけを自分でカットするスタイル。チーズと一緒にいただけます。
カナッペもあります。
魚の南蛮漬け。時間帯や時期によって違いはあるでしょうが、フードの種類はそこまで豊富ではありません。
続いてドリンクです。
コーヒーはネスプレッソ。好きなポーションを選んでセットしましょう。
紅茶もあります。
赤ワイン。
スパークリング、白、ロゼはしっかり冷やされていました。
こちらにも。
ユニークなのは、一般家庭用にも見えるこちらの冷蔵庫の中にもいろいろ入っていることです。リンゴジュース、オレンジジュース、ミネラルウォーター、コーラ、ビールなどがストックされています。
というわけで、窓際の席を陣取って泡タイム。アフタヌーンティーとカクテルタイムだけで4160円だとちょっとお高いかなと思いますが、今回はさらにルームアップグレードで朝食まで付けてもらえたのでよかったです。
ラウンジには面白そうな雑誌が色々並んでいました。
ビジネスブースもあり、PCやプリンターもあります。
さすがに夕食は足りず、ルームサービスを頼みました。ゴールドエリートだと、ルームサービスや対象のホテル内レストランは15%オフとなります。ちなみにプラチナエリート以上は20%オフ、一般会員とシルバーエリートは10%オフです。
クラブハウスサンドです。クラブハウスサンドってホテルによってスタイルが異なっていて、とっても好きです。
ウェスティン仙台のクラブハウスサンドは卵が大きくてボリューム感のあるものでした。ケチャップも多いですね。価格は失念しました(多分2000円前後だったかな?)
朝食はレストラン「シンフォニー」で
本来であれば有料のラウンジアクセス権には朝食は含まれていませんが、今回はクラブフロアにアップグレードしてもらったため客室特典で朝食をいただけることになりました。
ぶれちゃってますが、こちらが朝食会場の入り口です。奥の壁に英語で”Symphony”と書いてあります。
受付でルームナンバーを伝えて席に案内してもらいます。
逆光でわかりにくいですが、結構混んでいます。
朝からうれしいフルーツは種類豊富でした。メロンがあるのがうれしい。
こちらも朝さっぱりできるフレッシュジュース。オレンジ、グレープフルーツ、メロンの3種類でした。
シリアル。牛乳をかけていただけます。
ハム類はキレイに並んでいます。
和食コーナーには、とろろやだし巻き玉子、仙台長なす漬けなどご飯のお供がたくさん。個人的にはしそ巻きが大好きなのであってうれしいです。
スクランブルエッグ、ベイクドビーンズ、フライドポテト、ソーセージなど。エッグステーションも兼ねていて、オムレツをオーダーしました。
奥にはベーコンやトマト、ブロッコリー、ゆで卵などもあります。
フォーと宮城県名物の白石温麺。
マフィンやデニッシュ、クロワッサンなどおいしそうなパンが並んでいます。
オムレツは半熟強め、サイズは大きすぎずもなくちょうどよかったです。
通常でもチェックアウトは12時まで大丈夫なので、朝食後にゆっくりくつろいでからホテルを出られるのもいいですね。
仙台に泊まられる際は、ぜひ一度泊まってみてください^^
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