第1回SFC修業のラストフライト4レグ目で、伊丹から羽田に向かったときのこと。日本の二大都市を結ぶこの路線は、スーツ姿のビジネスマンがかなり多く、会社の出張で自然と手にいれたであろうステータス持ちの方ばかりでした。ちょっと奇異な風景だったので、そのときの搭乗の様子をまとめてみます。
4レグ目:伊丹ー羽田(385M/1100PP)
4レグ目もプレミアムクラス席の予約に株主優待券を使用しました。東京―大阪間の路線にプレミアムクラスの設定があるのは、修業初心者にとって少し意外でした。1時間ちょっとで着いちゃいますからね。
運賃=19890円 マイル=385 PP=1100 PP単価=18.1
距離が短いので、獲得マイルはたったの385です。PPもプレミアムクラスでようやく1000に乗ります。PP単価も高いですし、修業としての搭乗はおすすめできません。
優先搭乗大行列
伊丹到着後、次の便の出発時刻までは45分。寄り道せず、保安検査を受けます。
プレミアムクラスなので、専用の保安検査場を使えます。が、夕方の伊丹空港はなかなかの混雑具合です。専用の保安検査場にも列ができています。
さらに、搭乗開始時間前から、搭乗ゲート付近は大行列です。優先搭乗の意味……。笑
プレミアムメンバーの中でも最優先で搭乗できる、最上級会員のダイヤモンドサービスメンバーの列でさえこの行列。日曜日というのに、背広のお父さんたちがたくさんいます。なんだか背中が大きく感じます。
噂には聞いていましたが、「羽田⇄伊丹」の路線はビジネスマンの利用が多いんですね。彼らの多くは会社の出張経費で何度も搭乗しているため、必然的に上級会員率が高くなります。それはすなわち優先搭乗の恩恵を受けられる乗客率が高くなることを表し、結果、このような優先搭乗の大行列になるというわけです。
優先搭乗は上級会員であれば、座席クラス(プレミアムクラス席、普通席)にかかわらず利用できますからね。
羽田―伊丹路線の普通席片道運賃の定価は25,490円(2017年4月現在)。一方の新幹線は、東京―新大阪の指定席で14,450円(同)。飛行機が1時間10分、新幹線が2時間30分かかるので、羽田―伊丹路線は時間を惜しんで飛行機を選ぶサラリーマンのための、まさに「働く戦士路線」なんですね。笑
客室サービスも「芸術級」
17時に搭乗し、到着は18時10分。わずか70分間のフライトで、プレミアムクラスは飲み物のサービスに加えて食事のサービスも提供されます。CAさんたちの行動もいつも以上にキビキビして見えます。
17時30分頃。飲み物のオーダーに合わせて食事が配られます。
夜は洋食でした。朝食は抜いてきたとは言え、昼食、軽食と続いたのでなかなかお腹もいっぱいです。
じゃが芋のロースト マスタードソース、洋風ジャージャーミートと春菊の生春巻き、ドライ無花果と生ハムの巾着仕立て、鰤しゃぶ仕立て オリーブ添え(鰤、トマト、ライプオリーブ、グリーンオリーブ)、ソフトシェルシュリンプのエスカベッシュ、エリンギのマリネサラダ、厚切りロースハムカツ特製デミソース、カニクリームコロッケ、牛蒡とチョリソーのピラフ(合計744kcal)
路線によっては有名レストランのシェフなどとのコラボメニューが提供されることもあり、このときは「レストランアラスカ フェスティバルタワー」グランシェフ・永山康史氏とのコラボメニューでした。やっぱり洋食はうまい。おそらくドリンクメニューで提供しているのと同じ、コンソメスープも付いてきました。
しかしまぁ、みなさん食べるの早い。提供から15分くらいでCAさんがどんどんお膳を下げていきます。そう、食後の飲み物も提供しなくてはならないのです。このとき既に17時45分頃。繰り返しますが、着陸予定時刻は18時10分です。苦笑
さらに、17時55分頃になってCAさんが駆けるようにお菓子やアメの入ったバスケットを持って配りにやってきます。仕方有りません、これもタスクですもんね。
飲み物のコップも片づけ終えると、ぴったしのタイミングで最終着陸態勢のアナウンスが流れました。ファイナルアプローチです。
CAさんたちの全く無駄のない動きに、芸術作品を見ているような錯覚を覚えます。さすがプロですね。
こうしてすっかり暗くなった羽田空港に着陸し、第1回SFC修業の全行程を無事終えました。着いてみるとあっという間ですね。翌日にNY旅行を控えていたため、この日は羽田空港内のホテルに泊まりました。
第1回SFC修業振り返り(6778PP)
獲得PP=6778PP 残り=43222PP
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