初SINタッチを決行すべく、青森空港から新千歳空港に到着。成田行きの便の当日アップグレードを試みた後は、空港に豊富にそろっている北海道グルメを堪能してから搭乗します!
新千歳―成田の当日アップグレード
今回は成田―シンガポールの往復に加え、行きに「新千歳―成田」、帰りに「成田―那覇」を組み合わせて発券しました。国際航空券(国内区間)は、国際線搭乗便がファーストクラス以外の場合は「普通席」となりますが、当日プレミアムクラスに空きがあれば空港で追加料金を支払いアップグレードすることが可能です。
スマホで確認すると、この日は運よくプレミアムクラスに2席空きがありました!なので、取られないうちにアップグレードを済ませようと、小走りで到着ロビーからチェックインカウンターに向かいます。
プレミアムカウンター(12番)に行って「当日アップグレードをしたい」と伝えました。すると、男性係員が「空席がありますので、アップグレードが可能です。成田の後はどちらか行かれますか?」と聞かれたので「乗り継ぎでシンガポールに」と伝えると、「それですと国際線の扱いになりますので、このカウンターでは処理できません。こちらにご案内いたします」と言って別のカウンターに案内してもらいました。
そうです、国際航空券(国内区間)の当日アップグレードをするときは、国際線のカウンターに行かなくてはならないのです。また1つ学びました。
案内していただいたのは、国際線乗り継ぎカウンター(18番)でした。こちらでアップグレードが無事完了しました!
ちなみに国内線の普通席→プレミアムクラスへの当日アップグレードは9000円ですが、24時間以内に国際線に乗り継ぐ場合は免税となるため、8334円となります。支払いは現金またはカードが利用できます。カウンターで聞かれるので、希望する方法で支払いましょう。
[2019/01/24追記]
現在は当日アップグレードの料金は一律9000円ではなく、路線に応じた変動制になっています。詳しくはこちら。
アップグレード前は1020PP(運賃4)だったのが、アップグレードにより1530PP(運賃1相当の+50%で搭乗ポイントなし)となり、8334円で510PPを上乗せできる計算になります。
PP単価は16.3なので決して安い買い物ではありませんが、「どうせ乗るなら少しでもPP稼ぎたい」「少しでも体力温存するため、プレミアムクラスでゆったり移動したい」という方はおすすめです。
無事にアップグレード完了しました!
時刻はちょうどお昼時。ほっと一安心し、グルメが盛りだくさんの新千歳空港を散策します♪
新千歳空港グルメ
食の宝庫、北海道を代表する空港「新千歳空港」には、北海道の魅力がたくさん詰まっています。すぐに制限エリアに入るのはもったいない!時間があれば、誰でも利用できる一般エリアで北海道を味わってみてはいかがでしょうか。
一般エリアはとても広く、様々な飲食店や土産店が軒を連ねています。
まず向かったのが「北海道ラーメン道場」。道内の有名10店舗(2017年5月13日現在)のラーメン店が集まり、人気の一杯から空港限定メニューまで楽しめる人気スポットです。
お昼時ということもあり、大混雑、大行列の店舗も。ここの「えびそば一幻」さんは本当においしいですが、修業前に来たときも食べたことがあったので、今回は別の店にしました。
「らーめん空(そら)」のみそラーメンと豚丼のセットです。
ハーフサイズで2つとも楽しめます。みそは濃厚でコクがあり、めちゃくちゃうまかった!!やっぱ北海道いいなぁ。場所は国内線ターミナルビル3階です。保安検査場に入る前の一般エリアにあるので、注意しましょう。
ラーメンをすすりながらスマホをいじっていたら、ちょうどtwitterでフォローさせてもらっている陸マイラーの方が、新千歳空港でのスイーツの写真をアップしているのが目に留まりました。
乳製品で有名な「よつ葉」のメロンソフトです。ツイートに完全に触発されました。もうこれで北海道、完成です。笑
このほか、ジンギスカンやラーメン店などが集うフードコートもあり、大にぎわいでした。
ほかにも海鮮やスープカレーなど、北海道グルメを味わえる店が新千歳空港にはたくさんあります。国内線の空港では一押しですね!
飛行機を知る「大空ミュージアム」
さらに同じ国内線ターミナル3階には、航空にまつわる様々な展示や体験が楽しめる「大空ミュージアム」というショールームがあります。せっかくなのでのぞいてみました。
ANA協力のもと、飛行機用のコンテナが展示されています。
様々な機体のミニチュアも。
航空整備士やマーシャラーなど、表には出てこないけど必要不可欠な職種の紹介もあり、勉強になります。
午前10時~午後6時まで。入場無料です。機長やCAの子どもサイズの制服試着コーナーや、1回100~200円のフライトシミュレーターなどの体験もできるので、お子さんもきっと喜ぶでしょう!
プレミアム専用保安検査場の場所に注意
ここで注意です。新千歳空港は、保安検査場A~Fがあり、このうちANA便はA~Cとなります。
こちらは出発口A(当時)です。しかし、Aはプレミアム優先レーンはありません。体が不自由な人か、離陸間際の便に搭乗する人のみの優先レーンがあります。上級会員やプレミアムクラスに搭乗する人は、出発口Bを使います。
※2017年4月24日をもって旧出発口Bは閉鎖し、旧出発口Aが「出発口B」に、そして新たに「出発口C」が新設されています。プレミアム優先レーンは「出発口C」にあります。
こちらが出発口B(当時)です。2017年4月25日以降は閉鎖され、写真右側に進むと新設された「出発口C」があります。
こちらが出発口B(当時)のプレミアム優先レーンです。待ち時間が少なく保安検査場を通過できます。
ANAラウンジは現在改装中で利用不可
さらに、上級会員やプレミアムクラス搭乗者などが利用できるANAラウンジは、現在改装中で使えません。
表記では、2017年9月初旬まで利用不可とのこと。
その変わり、本来ANAラウンジを無償で利用できるはずだった人を対象に、利用できなかった分の補填としてお詫びマイルを500マイル進呈してくれるようです。ブロンズ会員やマイル積算対象外運賃(特典券など)は付与対象外です。
後日ANAのデスクに電話で確認したところ、「当日アップグレードでプレミアムクラスにご搭乗される方もお詫びマイルの対象です」とのことでした。なお、お詫びマイルは搭乗月の翌月中旬頃に付与される予定とのこと。新千歳空港はおいしい飲食店がたくさんありますし、ゴールドカードなどを持っている人はカードラウンジもあるので、個人的にはあまり困らなかったです。
ちなみに、ANAは2017年2月に、建築家・隈研吾氏監修のもと新千歳空港の国内線ANAラウンジ、ANA SUITE LOUNGEをリニューアルすることを発表しました。北海道の壮大な自然をイメージし、「大空の玄関」と「翼につつまれる空間」をテーマに木材と和紙を生かした和空間を作り上げるとのことです。オープンは9月初旬の予定。楽しみですね。
(新千歳空港国内線ANAラウンジ完成イメージ図=ANA発表資料より引用)
さて、いよいよ成田に飛び立ちます!
初めて国内線から国際線に乗り継ぐという経験をするので、うまくいくか心配しながら飛び立ちます!
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