羽田空港第2ターミナルの制限区域内にあり、クレジットカードのゴールドカード以上を持っていればノンステイタスの修業僧でも無料で入れるパワーラウンジに潜入してきました!オープン直後なのでとってもキレイでした。
羽田空港第2ターミナルのカードラウンジ
カードラウンジというと、大抵は保安検査場の外(一般エリア)にあるため搭乗時間ギリギリまでくつろぐことができない点がデメリットなのですが、羽田空港の場合は保安検査場の内(制限エリア)内にしっかり設置されています。
ANAのある第2ターミナルの制限エリア内にあるカードラウンジは、次の3か所です。
(引用元:https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/airport_lounge/)
2017年4月に新しくオープンしたラウンジが、北ピアにあるPOWER LOUNGE NORTHですね。今回の搭乗口は57だったのでちょうどいいですね。ですが、まずはエアポートラウンジ(南)に行ってみます。
エアポートラウンジ(南)
保安検査場を出て右に進むと、見えてきました。
各種クレジットカードのゴールドカード以上を持っていれば無料で利用できます。朝6時~夜8時までオープンしていて、対象となるカードを持っていなくても大人1080円、4~12歳540円で利用できます(3歳以下無料)。
ちなみに、アメックスの場合は一般カード(いわゆるアメックスグリーン)も対象で、アメックスは同行者1名も無料になります。
受付でカードと保安検査証を見せると「搭乗口お近くにもラウンジがございますので、次回はそちらもご利用ください」と言われました。ええ、この後そのラウンジにも行きますよ、と心の中でスマイル。
朝なので、満席ではありませんが、結構人がいました。座席数は84席。うち9席は、完全分煙化された喫煙ルームの座席です。那覇空港のANAラウンジよりは規模が大きいです。
新聞は各紙しっかりそろっています。
同ラウンジでは朝の時間帯に限り、ベーグルのサービスがあります。1人2個までとの制限がありますが、これは嬉しいですね。ANAラウンジのフードサービスは「おつまみミックス」しかありませんから。
味も、ブルーベリー、プレーン、ココア&ホワイトチョコ、フルーツグレインバー(棒状のベーグル)の4種ありました。
なんと、クリームチーズまで用意されています!プレーン、ワイルドブルーベリー、メープルの3種。
飲み物はソフトドリンクのみ(アルコールは有料)で、いたって普通でした。
このときはコーヒーマシンが調整中でした。
チョコのベーグルとアイスコーヒーをいただきます。用意されていたのが使い捨ての紙皿なのはご愛嬌、硬くなく乾燥もしてなく、おいしくいただきました。
場所的に南ピアや60番台の幅広い搭乗客が利用するラウンジなので、混むときは入り口で空席待ちの列ができるほど混むラウンジです。革の椅子も所々につぎはぎや傷みが見受けられ、だいぶ使い古されている印象です。ただ、卓上コンセントも多く、朝は比較的ゆっくりくつろげるな、という印象でした。
ちなみに、このラウンジは現段階の計画では、2017年度中にリニューアルされる予定とのことです。
POWER LOUNGE NORTHへの行き方
次に向かったのは2017年4月27日にオープンしたパワーラウンジ。今回のラウンジ巡りの目玉です!ちなみに、POWER LOUNGE NORTH(ノース=北)は第2ターミナル、POWER LOUNGE SOUTH(サウス=南)はJALなどの第1ターミナルで、いずれも同じ日にオープンしました。
エアポートラウンジ(南)を出てぐぐっと北に向かって歩き続けます。いやー、やっぱり遠い。10分くらい歩き、ようやく北ピアに到達。
人が少ない!
エスカレーターの手前にある表示板に、「パワーラウンジ ノース」としっかり書いてありました。
エスカレーターで3Fへ。
ありました!
木目調の看板が真新しさを感じさせます。新築の家みたい!
このラウンジも同じく、クレジットカードのゴールドカード以上を持っていれば無料で利用できます。こちらは朝6時~夜9時半までオープンしていて、対象カードを持っていなくても大人1080円で利用できる点はエアポートラウンジ(南)と同じです。
受付でカードを見せると、オープン記念としてラウンジのロゴが入った、フリクションの消せるボールペンをくれました。普通のボールペンじゃないところがニクイ!さっそく潜入します!
座席設備
入り口付近にラウンジの地図がありました。白いパーティションに直接書かれ、スポットライトが当てられていました。いちいちおしゃれ!
650㎡の空間に座席数140席と十分なキャパで、完全禁煙と子ども連れにも嬉しいですね。もちろん完全分煙化された喫煙ルームもあります。
入り口の通路をさらに進みます。
広々としていて、まだ真新しさが残っています。椅子も軽くて引きやすく、見た目もおしゃれですね。左にあるヒノキのテーブルは2m×7mの大きなもので、実際にヒノキの香りもしました。
駐機場を眺めながらくつろげる航空会社ラウンジでも人気の「窓際席」も、十分に確保されています。やっぱラウンジはこうでなくちゃ!
ちなみに、すべての座席にAC電源コンセントとUSB充電タップが設置されているのがここのラウンジの強み。傘やかばんなどを掛けられるフックもあり、とっても便利。
奥には小上がりのようなスペースもあり、ふかふかの椅子やソファでくつろぐこともできます。ちなみに、この椅子は1人掛けのソファをイメージしてこのラウンジのためだけに作られたオリジナデザインだそうです。
その他設備
恒例の新聞チェックに行きましょう。
新聞・雑誌類も種類・量とも豊富。ラックも壁をそのまま活用していておしゃれです!
通話コーナーやトイレの表示板もいちいちおしゃれです。
こちらが通話コーナー。シンプルです。メモを取るスペースも十分あります。
トイレの手洗い場。人が誰もいなかったのでぱっと撮っておきました。設備もとっても新しく、羽田ANAラウンジよりもキレイです。
トイレの通路の向かいにある柱は電光掲示板にもなっていて、出発時間や搭乗口に変更がないか気軽に確認することができます。よく見かけるフライトボードではなく、ますますおしゃれです。
ドリンク&フードサービス
続いて、ドリンクコーナーをチェックします。
本格的なエスプレッソマシンです。カプチーノ、カフェラテ、ホットミルクも作れます。コーヒーのとってもいい香りがしましたね。
ティーパックもあり、アールグレイのほか、メイプルナッツティー、ジュアアルディペコ、煎茶が用意されていました
青汁、アイスコーヒー、牛乳もありました。おしゃれなボトルですね。このまま傾ければ普通に注げるのですが、最初は戸惑ってしまいました。ビールは有料(670円)です。
左から、黒酢ジュース、オレンジジュース、トマトジュース。サーバーもキレイです。
そしてクロワッサン!!!朝の時間帯に無料で提供されるとのこと。「1人2個まで」のような表記は特にありませんでした。
なお、スタッフの方が写っていますが、基本的にドリンクもクロワッサンもセルフサービスです。
「ご提供するのは飲料だけでなく、お客さまとの会話が生まれ、笑顔が弾む時間でありたい、という想いからカウンター式のドリンクサービスをラウンジ中央に配置しました」とのことです。
なお、午前8時~同10時、午後3時~同5時の間は、バリスタの技術をプログラムした専用マシンで淹れる「すこし贅沢なコーヒー」が軽食とセット(500円)でいただけるそうです。
こんな感じ。軽食は「トマトモッツアレラ」と書いてありました。このパンのことでしょう。
アイスコーヒーとクロワッサンをいただきます。
クロワッサンはバリバリと落ちるような生地ではなく、市販でよくある表面がつながったデニッシュ風の生地、といった感じでした。ただ、おそらくバターの風味が強く出ていて、決して安っぽくない仕上がりでした。いただいたクロワッサンは温かくありませんでしたが、おいしかったです。ここも紙皿なのはご愛嬌。笑
いつものANAラウンジ
最後はいつものANAラウンジに行きます。今回は北ピアの57番搭乗口から出発なので、ANAラウンジも60番搭乗口付近にある「本館北」に行きました。
ガラガラです。やはり、休日の朝はラウンジでゆっくり過ごせていいですね。
どこもガラガラです。笑
ここでゆっくり過ごして、少し早めに57番搭乗口まで向かいます。ANAラウンジを出た目の前の60番搭乗口から、ストップウォッチをスタート。
………
………
57番搭乗口まで、動く歩道を使ってゆっくりめに歩いたら、4分53秒でした。
ANAラウンジ(本館北)から北ピアの搭乗口(51~57)までは、5分以上見積もって早めに向かうといいですね。
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