都心から少し足を伸ばした場所にある神奈川県小田原市に、ヒルトングループが運営するリゾートホテル「ヒルトン小田原リゾート&スパ」があります。もともとは「スパウザ小田原」として総工費445億円をかけて1997年に整備され、のちにヒルトンが買収した東京ドーム5個分の広大な土地には、宿泊施設のほかにプールやサウナ、ボウリング、テニスコート、パターゴルフなど様々なアクティビティ施設が充実しています。宿泊者なら無料で入れる天然温泉の大浴場もありますよ!今回、ヒルトンの半額セールで宿泊してきたので、施設の様子などをお伝えしていきます!
都心から1時間のリゾートホテル
ヒルトン小田原の最寄り駅は、東海道線の根府川(ねぶかわ)駅というところです。東京駅から東海道新幹線の小田原駅で乗り換えて2駅約50分、在来線でも東京駅から東海道線快速アクティーで約1時間20分と行きやすい場所にあります。在来線なら東京駅から片道1660円、新幹線でも片道3390円(自由席)です。
小田原駅、根府川駅ともにヒルトン小田原への無料送迎バスが運行されているのも便利です。なお、小田原駅―ホテル間は平日のみ運行のうえ1時間に1本と本数も限られていて、さらに2019年7月27日~同年8月25日までは道路混雑のため運休しているため、利用するなら根府川駅からのバスがおすすめです。
こちらが根府川駅。周りを自然に囲まれた静かな無人駅です。
駅舎は都会を忘れさせてくれる雰囲気です。
ホテルを結ぶ送迎バスは駅前から出ているため、迷うことはありません。1時間に2~3本運行しているので待ち時間もそこそこです。
(引用元:https://www.hiltonodawara.jp/pdf/access/bus_timetable_apr2019.pdf)
こちらが根府川駅―ホテル間の送迎バス時刻表です。予約制ではありません。
根府川駅からホテルまではバスで5分もかからずにすぐ着いてしまいます。
1泊1万5千円前後
ヒルトン小田原は、リゾートホテルという分類になっていますが、通常は室料が1泊1万5000円前後と比較的泊まりやすい価格になっています。
こちらは2019年9月のある平日の価格。最も安い「ヒルトンルーム」(ツイン)は、誰でも無料で入会できるヒルトンオナーズ会員料金のキャンセル不可プランで1泊素泊まり1万6327円。
ちなみに、ヒルトンプレミアムクラブジャパン(HPCJ)の会員は1万4700円です(前日までキャンセル無料)。
日本国内のヒルトンに年間1泊でもするなら絶対入会した方がお得なHPCJについてはこちらで詳しくまとめています。
宿泊毎回25%オフ!年会費実質無料でヒルトンに安く泊まれるHPCJのお得な入会方法
ヒルトン小田原では、いずれも室料のほかに、入湯税、リゾート料金(サービス料)、消費税、リゾート管理費が加算されます。
今回の滞在は、ヒルトンが行っていた100周年記念セールで室料50%オフのキャンペーンを利用し、1泊室料8676円で泊まってきました。ヒルトンでは毎年1~2回ほどセールを実施しますので、タイミングが合えばかなりお得に泊まれます。ヒルトンオナーズの会員になると2人目無料なので、今回は実質1人4300円程度の室料というお得なステイになりました^^
ロビーラウンジで夕食を取った分を除けば、入湯税150円/人、リゾート管理費1100円/人、サービス料(リゾート料金)13%、消費税8%が加わった合計額が1万3088円になりました。室料単体から5000円近く高くなりましたが、これも外資系ホテルあるあるですね(笑)。夕食分を除けば1人6500円程度の宿泊ということになりました。
ちなみに、サービス料(リゾート料金)には、駐車場、プール施設、プールチェアレンタル、ドッグランの利用料金が含まれています。利用してもしなくても13%しっかり課されます。
ルームタイプは大きく4種類
ヒルトン小田原には全163室の客室があり、ヒルトンルーム、ジャパニーズウェスタン(和洋室)、和洋室スイート、スイートの4タイプに分かれています。今回予約したのは、もちろん一番安いヒルトンルームです。
ヒルトンルーム
ヒルトンルームは、ツイン、コーナーツイン、スーペリアツインの3種類用意されています。ツインの広さは27平米で、3階にあり低層なため最も安いです。コーナーツインは4~6階にあり、32平米と若干広く、より落ち着いたステイを楽しめます。ベッドの大きさほどあるソファも設置されています。スーペリアツインは27平米ですが、3~6階まで用意されています。いずれも1~3人まで宿泊できます。
和洋室
和洋室、アクセシブル、デラックス、コーナー(定員5人)、コーナー(定員6人)の5種類用意されています。
和洋室は3階にあり、54平米と広く、シングルベッド2台と和室の敷布団合わせて最大5人まで宿泊できます。7~11階に位置するデラックスも同じ広さですが、ソファセットが配置され、ベッドもセミダブル2台。コーナーはいずれも59平米です。
和洋室スイート
和洋室スイートは、スイートとプレミアスイートの2種類用意されており、いずれも広さは68平米で2~6人まで宿泊できます。スイートは4~6階、プレミアスイートは7~11階の高層階にあります。
スイート
スイートはプレミアスイート(54平米)とジュニアスイート(68平米)の2種類用意されています。
特に和洋室が多く、家族での宿泊にもぴったりです。
ダイヤ特典で部屋アップグレード成功
送迎バスでホテル正面に到着し、早速チェックインします。
こちらがエントランスホール。天井が高くて開放感があります。
吹き抜けのような造りになっているのに、冷房はきちんと効いていて快適です。
通常はこちらのカウンターでチェックインを行います。
ヒルトンオナーズのメンバーは、手前の椅子がある場所でもチェックインできます。車いすの方にも優しい造りです。
ここしょーはヒルトンオナーズの最上級資格にあたるダイヤモンド会員なので、ヒルトン小田原では次のサービスを受けることができます。
・高速のWi-Fiプレミアム無料
・オーシャンラウンジへの無料アクセス
・レストラン「フローラ」での無料朝食(2人分)
・空室状況に応じたレイトチェックアウト
・エクスプレスチェックアウト
・空室状況に応じたルームアップグレード
・ウェルカムアメニティ
・人数分のボトルウォーター無料
・朝刊無料
・5泊以上のポイント宿泊で5泊目無料
・フィットネスシューズ無料レンタル
・岩盤浴、スパ10%割引
・スポーツアクティビティ10%割引
・ヒルトンショップ ヒルトンオリジナル商品5%割引
この中で特にありがたいのが、ラウンジアクセス、朝食無料、レイトチェックアウト、ルームアップグレードですね。
実は、ヒルトンのダイヤモンド会員になるのはそこまで難しくありません。1泊もしなくてもダイヤモンド会員になる方法やヒルトンオナーズの会員制度についてはこちらでまとめています。
【保存版】ヒルトン上級会員制度「ヒルトンオナーズ」徹底解剖とヒルトンダイヤ入手方法
今回は一番安いヒルトンルームでの予約でしたが、ダイヤモンド会員の特典の力で9階の和洋室デラックスにアップグレードしていただきました。
チェックインの際にレイトチェックアウトが可能か確認したところ、通常12:00までの所を13:00までOKにしてもらえました。ダイヤモンドさまさまです。
早速、客室に向かいました。
和洋室デラックスの客室
今回アサインされた部屋は9階です。
廊下は明るくシンプルな造り。
部屋は洋室部分と和室部分、ウェットエリアに分かれています。
洋室部分
まずは洋室の部分から。
部屋にはセミダブルサイズのベッドが2台と、奥にシングルベッドくらいのサイズのソファが1台ありました。
ソファはベッドほどの大きさです。手前にはボトルウォーターとウェルカムアメニティが置いてあります。
ウェルカムアメニティは梅干しでした。渋いですね。
ちなみに、ソファの下にはコンセント、給電用USB、LANポートが備えられていました。イマドキの家具って感じですね。
ベッドの上には手書きのメッセージと折り鶴。人の温かさが見えます。
和室と洋室の間にはテレビが備え付けられています。ベッドに寝ながら見ることができます。
ベッドにもしっかり電源があるので、スマホの充電もここでできます。
クローゼットの中には、スリッパ、アイロン、セーフティーボックスなどがありました。
和室部分
続いて和室部分です。
座布団やテーブルがあり、広々としています。
部屋の隅には和紙でできた間接照明。
引き戸を開けると寝具が収納されていました。ベッドでなく畳に敷布団がいい!という方には嬉しいですね。家族で泊まった時にも和室と洋室どちらも使って寝られます。
ウェットエリア
最後に、ウェットエリアです。ヒルトン小田原には宿泊者が無料で利用できる大浴場がありますが、部屋にもしっかりバスルームが用意されています。
こちらが洗面台。2~6人まで泊まれる部屋といっても、蛇口は一つです。
バスタオルの予備は3つありました。
フェイスタオル、せっけん、ドライヤーです。
グラスは4つ。シャンプー、コンディショナーなどはヒルトンおなじみクラブツリー&イヴリンのもの。レザーや歯ブラシ、コームなども揃っています。
浴室の手前にはハンドタオルが4枚。
こちらが浴室です。シャワーカーテンはなく、湯をためることもできます。
トイレはバスルームと分かれています。トイレ内でも手を洗うことができ、タオルも用意されていました。
窓からの景色
部屋の窓からの景色もご紹介します。
目の前に相模湾が見えます。森と海に囲まれた自然豊かな場所です。
敷地内にあるチャペル(右)と、「別荘」をタイムシェアするヒルトングランドバケーションズ(HGV)の施設「ザ・ベイフォレスト小田原」のオーナーズラウンジが見えます。
横を見ると隣の部屋のバルコニーも普通に見えてしまいます。笑
オーシャンラウンジ
ヒルトンオナーズのダイヤモンド会員、スイート客室の宿泊客は、本館2階にあるオーシャンズラウンジを無料で利用できます。ダイヤ会員やスイート宿泊以外でも、ラウンジを利用できる「プレミアムステイパッケージ」プランで予約するか、1人6000円支払えば誰でも利用可能です。
ラウンジ利用者は、次のサービスを受けることができます。
・レストラン「フローラ」での朝食ビュッフェ(午前7時~同10時)
・ラウンジでのフリードリンク(午前7時~午後10時)
・ラウンジでのアフタヌーンサービス(午後3時~同4時)
・ラウンジでのイブニングサービス(午後5時~同8時)
・マッサージ機の利用無料
・雑誌の用意
・スパ静凪~SEINA~、岩盤浴の優待料金での利用
・水着で楽しめる「バーデゾーン」(10種類のプール、サウナ)の利用
・ランドリーサービス25%割引
他のヒルトンにあるような「エグゼクティブラウンジ」はヒルトン小田原にはなく、その代わりになるのがこの「オーシャンラウンジ」です。
オーシャンラウンジでは朝食の提供はありませんが、ラウンジを利用できる権利のある人はレストランでの朝食を利用できます。そのほか、午後3時~同4時の間にはアフタヌーンサービスが、午後5時~同8時の間にはイブニングサービスとして、フリードリンクのほかに軽食を取ることができます。
オーシャンラウンジは、午後5時~同8時のイブニングサービスを除き、すべての時間で13歳以上の年齢制限があります。イブニングサービスの時間帯のみ、大人が同伴すれば13歳未満の子どもも利用できます。なぜかアルコールの提供がある時間帯だけ子どもも利用できるという不思議な設定です。
ラウンジ施設
ラウンジは本館2階にあります。
エレベーターで2階に降りると、「オーシャンラウンジ」という表記が確認できます。
こちらがラウンジの入り口です。扉は施錠されていて、部屋のカードキーをタッチすれば解錠できます。
こちらの黒い部分にタッチすれば入室できます。
逆に室内から外に出るときはドア横にあるボタンを押せば解錠できます。
ちなみに、常に施錠されているという理由からか、入室した際には特に部屋番号などは聞かれませんでした。
こちらがラウンジの室内。ソファ席やカウンター席、テーブル席などが用意されています。
家族で利用する際などは、奥のソファセットがいいかもしれません。
カウンター席の窓からは外の景色を楽しむことができます。
アフタヌーンサービス
午後3時~同4時の1時間だけ提供されるアフタヌーンサービスでは、ケーキなどが提供されます。
ジャイアントコーンとチョコレーズン。
野菜チップスと柿の種。
キャラメルポップコーンとバナナチップス。
ポテトチップス。子どもが喜びそうなラインアップです。以上のお菓子類はアフタヌーンサービス以外の時間にも置かれています。
アフタヌーンサービスでは、加えて次のものが並びました。
本日のゼリー。リンゴのジュレみたいなものでした。
ライチムースとパンの上にブルーベリーとマスカルポーネがのったもの。
ブラウニーとチーズケーキ。ケーキ類は提供される数が少ないのであっという間になくなってしまうのですが、なくなるとすぐに新しい別の種類のケーキが追加されていきます。
よそうとこんな感じになりました。ちなみに、乾き物以外で甘くない軽食はこの時間は提供されません。
飲み物です。牛乳、オレンジジュース、ウーロン茶、トマトジュース。
瓶のコーラと、いろはす。
こちらは瓶のウィルキンソン(炭酸水)、ジンジャーエール、トニックウォーター。
デロンギのエスプレッソマシンもありました。家庭用なので抽出が遅く、水タンクの容量も少なめです。
残念だったのがこちら。紅茶を飲もうと思ったら、なんと左の銀のポットに入った常温の水を自分で右の電気ポットに差して沸かすスタイルでした。沸くのには5分くらいかかり、電気ポットはこの1台だけ。必然的に、紅茶を飲みたい人たちの行列ができるわけです。熱湯を入れた魔法瓶を用意していただきたいところです。
さらに残念なのが、この紅茶ポットのすぐ隣が下膳台になっていること。すぐに片づけてもらえるならまだしも、ずっとここに放置されていました。あまり気持ちのいいものではありません。
イブニングサービス
イブニングサービスは軽食のほか、アルコールも提供されます。
お酒のおつまみになりそうな、ホタテ貝の干しひも、ドライパイナップル、オレンジピール、オリーブ。
チーズ、チキンガランティーヌ。
たこわさ。小鉢に一つ一つ入っています。
肉まん。あったかいです。
チキンの甘酢ソテー。一番おいしかったです。
アフタヌーンサービスにもあったゼリーと、オレンジやメロンなどのカットフルーツ。
チョコレートケーキとマンゴームースもありました。
盛りつけるとこんな感じ。ホットミールは種類が少なく、イブニングサービスだけで夕食にしようとしてもちょっと難しいです。
こちらはアルコール類。ウォッカですね。
ワインもありました。
ラウンジの総評は、他のヒルトンホテルに比べるとどうしても見劣りしてしまいます。エグゼクティブラウンジの代わりということであるだけありがたいのですが、他のヒルトンのラウンジと同じレベルだと思って宿泊すると、少し肩すかしを食らってしまうかもしれません。
ちなみに、オーシャンラウンジの隣にはJTB専用のラウンジもあります。ヒルトンお台場やヒルトン東京ベイなどはヒルトンのラウンジの中にJTBラウンジスペースがあるスタイルですが、こちらは部屋自体が別なんですね。ここしょーはJTBで予約していないため入れません。
ロビーラウンジで夜ご飯
ヒルトン小田原の周辺は自然に囲まれており、夜に出歩いて近くの飲食店でご飯を……とはなかなかいきません。思ったよりもオーシャンラウンジのイブニングサービスが微妙だったので、館内施設で夜ご飯をいただくことに。とはいえ、レストランのディナービュッフェ(1人5300円)に行くほどお腹ぺこぺこというわけではないので、ロビーラウンジに行きました。
こちらがロビーラウンジ。大人っぽい雰囲気です。
他のお客さんはほぼいませんでした。
こちらがロビーラウンジのメニュー。表記の金額に、別途消費税8%とサービス料13%が加算されます。
2人だったので、野菜スティック味噌マヨネーズ(800円)、ライ麦パンのミックスサンドイッチ(2000円)、クラシックハンバーガー(2000円)をオーダーしてみました。
こちらが野菜スティック。氷の入ったグラスに運ばれてきました。味噌マヨがうまい。
サンドイッチ。味が薄い。マヨネーズを使っていないんです。ヘルシーですが、とにかく味が薄かったです。
ハンバーガー。味が薄い。ハンバーガーを分解してケチャップを塗りたくらないと薄くておいしくないです。
他のヒルトンで提供されるクラブハウスサンドイッチなどに比べて量は多いのですが、味は正直微妙でした。ラウンジに続いて微妙で少し残念。野菜スティックもサンドイッチも、せめてラウンジにあればなぁと思いました。
館内施設
ヒルトン小田原はリゾートホテルなので、館内施設がとにかく充実しています。
水着着用で利用できるプールやサウナなどが完備したバーデゾーン。天然温泉の大浴場。いずれも宿泊者は無料で利用できます。
スポーツ施設の一覧です。フィットネスセンターとジムは宿泊者は無料で利用できます。そのほか、テニスコート(屋内、屋外)、パターゴルフ、ゴルフ練習場などがあります。
リラクゼーション施設は、スパと岩盤浴。有料です。アミューズメント施設は、ボウリング、カラオケ、ゲームコーナー、キッズルームが完備しています。子ども連れの方にはぴったりですね。
ここしょーは今回の宿泊で大浴場を利用しました。
天然温泉大浴場
宿泊者は無料で利用できる嬉しい天然温泉の大浴場です。
大浴場は客室のある本館からバーデ棟に移動する必要があります。
本館とバーデ棟を結ぶ長い廊下を歩きます。
こちらが入り口。右が男湯、左が女湯です。
中に入ると大量のシューズロッカーと着替え用のロッカーがありますが、人は全然いませんでした。日中は宿泊しなくても利用できるからでしょうか。
脱衣所にバスタオルとハンドタオルがたっぷりあるので、部屋から持ってくる必要はありません。
ダイオーズのウォーターサーバーがありましたが、利用者のキャパに比べてかなり小さいです。多くの人が飲んだ後だからでしょうか、冷水のはずの温度表記が「21度」になっています。ほぼ常温でした。
こちらが洗面所。髪を乾かしたりできます。
くしが大量に置いてありました。
アフターシェーブローションやヘアトニックなど。
こちらの温泉は「小田原温泉」だそうです。泉質は海水成分に似た食塩を含む「ナトリウム・塩化物強塩泉」で、神経痛、筋肉痛、関節痛、慢性消化器病、冷え性、疲労回復などに効能があるようです。
(引用元:https://www.hiltonodawara.jp/spa/natural-spa)
広々とした内湯と露天風呂を備えています。
こちらは入り口の手前にある休憩所。
自販機がありましたが、いろはすが1本230円。なかなかのレジャー施設価格です。
夜はとても空いていて気兼ねなく利用でき、いいお湯でした。
レストランでの朝食
翌朝はレストランでの無料の朝食を楽しみました
こちらが朝食会場のレストラン「フローラ」。チェックインカウンターと同じ1階にあります。
入り口で部屋番号を伝えると、ヒルトンオナーズ会員専用エリアに案内してもらいました。
ヒルトンオナーズ会員専用の特別ドリンクをオーダーできるようです。せっかくなので「本日のスムージー」と「小田原レモネード」をアイスでオーダーしました。
スムージーは量少なめです。キウイの味がしました。おいしく飲めました!
こちらは小田原レモネード。すっきりとした甘さでさっぱりします。なかなかおいしかったです!
こちらはエッグステーション。目玉焼きかオムレツをオーダーできます。
オムレツをオーダーしました。小さめのサイズでちょうどよかったです。半熟度合いもゆるすぎず固すぎずでちょうど良かったです。
和食はさつま揚げやオクラ、塩辛、卵焼きなど。
自分で海鮮丼を作れるのもうれしいです。しらすやマグロ、鮭フレークやとびっこなどがあります。
マグロ、しらす、オクラを載せて、温泉卵をのっけちゃいました!
漬けものは白菜やなす、梅干しがありました。
焼き魚など。
ヒルトン小田原の自家製豆腐もありました。
洋食はミネストローネや温野菜など。
ココナッツカレーやゆで卵もありました。
ウインナー、フライドポテト、ベーコン、スクランブルエッグなど朝食の代表格も並びます。
チーズやハムなど。
サラダバーはこんな感じでした。
中華料理のコーナーにはしゅうまい。
春巻きもありました。パリッパリです。
こちらはブレッドコーナーです。
マフィンとワッフル。
クロワッサンにペストリー。
ハードブレッドやバターロールもありました。
先ほど頼んだスムージーも並んでいました。ヒルトンオナーズ会員しか頼めないというわけではなく、スタッフの方が席までサーブしてくれるという意味合いが強いサービスですね。
ジュース類も並んでいました。
ジュースの横には牛乳があり、シリアルが並んでいました。
食事を終えてレストランを出ると、部屋に持って帰れるコーヒーやグレープフルーツジュースが置いてありました。
朝食のクオリティは良く、オーシャンラウンジやロビーラウンジに比べて満足できました。
HGVのオーナーズラウンジ
チェックアウトを済ませた後、シャトルバスまで時間がそこそこあったので、客室の窓から見えた「ザ・ベイフォレスト小田原」のオーナーズラウンジに寄ってみました。こちらはヒルトングランドバケーションズ(HGV)の会員専用のラウンジですが、オーシャンラウンジに1時間利用無料の券がありました。
ですが、朝食会場を出るときにも配っていたので、オーシャンラウンジに入れない人でも誰でも入手できます。
本館を出てすぐ着きました。
こちらのラウンジは午前9時~午後5時の営業のようです。
こちらの受付で利用券を渡して入室しました。
室内はこんな感じ。
コーヒーが置いてありました。
長いソファーの隣には、ウォーターサーバーも。
利用者は全然いませんでした。
小田原周辺の観光雑誌が置いてありました。
中央は様々な雑誌などが置かれていました。もちろん読むことができます。
外のテラスに出ることもできました。
周りを池に囲まれていていいですね。
この時は6月で気候もよかったです。夏は少し暑いかもしれません。
雨天用のパラソルもありました。
ホットコーヒーのほかに、アイスコーヒーやアイスティーも選べるようなのでお願いしたら、缶が出てきました。
さて、こちらのラウンジ、なんでHGV非会員にもわざわざ1時間利用券なんかを配っているかと言うと……
そうです、熱心な勧誘を目にした方もいらっしゃると思いますが、HGVの販促のためです。くつろいでいると、担当者が近づいてきて、会話の中からそれとなくHGVの仕組みを説明してきます。そして、タブレットを渡されてアンケートに答えるようお願いされます。答えると抽選で何かが当たるとか何とか説明していた気もしますが、バスの時間を待つまでの暇つぶしに回答しておきました。
というわけで、シャトルバスで根府川駅に戻り、今回のステイを終えました。
エグゼクティブラウンジのような充実感やホテル周辺の飲食店などは他のヒルトンホテルと違ってあまりありませんが、その分自然に囲まれた環境でゆっくり休むためのステイと思えば、また違ったヒルトンの魅力に気付くことができるホテルだと思いました。
空の旅をより快適に過ごすためのオススメアイテム、「イヤホンアダプター」をご存じですか?
機内に用意されている音楽や映画などのエンタメプログラムを楽しむためには、イヤホンが必要です。イヤホンアダプターを使うことで、機内備え付けのノイズ軽減機能のないイヤホンではなく、普段自分が使っているイヤホンを機内でも利用できるようになります。
オススメはこちら、音響機器メーカー米大手"BOSE"(ボーズ)の機内用アダプター。一般的な3.5mmジャックを備えたイヤホン・ヘッドホン(BOSE製に限りません)であれば、問題なく利用できます。手のひらサイズのわずか約4cmで持ち運びも便利、価格も1600円程度で買えます。空の旅がより快適になるでしょう!
この記事へのコメントはありません。