1日に飛行機に何度も乗って狭い機内で長時間座り続けるという体力勝負のSFC修業。体力だけでなく、仕事や家庭の合間をぬって完遂しなければならないため、時間の采配が重要になってきます。少しでも時間の無駄なく修業するには、1日に羽田と那覇を2往復するなんてこともザラです。また、翌日の早朝便に備えた前泊が必要になってくるかもしれません。そこで、一度は検討してほしいのが、羽田空港第2ターミナル直結の「羽田エクセルホテル東急」です。空港直結なので、移動時間も抑えてすぐに休める最高の立地のホテル。宿泊した時のレビューと一緒にご紹介します。
羽田2タミ出発ロビー階直結の好立地
羽田エクセルホテル東急の最大の魅力が、ANAが鎮座する羽田空港第2ターミナルの出発ロビー直結という素晴らしい立地です。
(引用元:https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/map/terminal2/2nd_floor.html)
2階出発ロビーの「A搭乗口」を横切ってさらに奥に進むと、ソラシドエアやエアドゥのカウンターの近くにホテルの入り口があります。
東京モノレールからの動線は次の通りです。
改札口を出て左の「出発A・B」方向を目指します。
奥にあるエスカレーターを目指します。
右側の2階まで上がるエスカレーターに乗り、出発ロビー階に出ます。
2階出発ロビーに上がると「ホテル」の表記が。まっすぐ進みます。
正面に「A」と書かれた垂れ幕が見えます。出発口Aの印ですね。手前右にはSFCホルダーやプレミアムクラス搭乗客らが利用できる”ANA PREMIUM CHECK-IN”も写っています。
突き当たりまで進むと、ホテルの入り口がありました。まさに出発ロビー直結です!
客室は6種類で最安値約15000円
客室タイプは、スタンダード、スーペリア、エクセル、デラックス、プレミア、スイートの6種類あり、最も安いスタンダードタイプで最安値がだいたい1泊素泊まり15000円くらいです。やはり好立地なため、一般的なビジネスホテルよりは割高ですね。
スタンダードタイプの室内設備
実際にスタンダードタイプの客室に宿泊したときの様子を写真でご紹介します。
フロントでチェックインを済ませ、中央のエレベーターでアサインされた客室のある階まで上がります。
今回はこちら。スタンダードタイプのシングルルーム。
17㎡と一般的なビジネスホテルよりは広めに造られていて、大きなスーツケースを持っていても十分荷物整理ができるスペースがあります。
枕元にはアラーム機能付きの時計と、6ポートもあるUSBタップ。USBコードさえ持っていれば同時にスマホやタブレットなどを枕元で充電できますね。翌朝の早いフライトだと寝坊できないので、アラーム機能付きの時計もありがたいです。スマホと二重でセットすれば寝坊回避間違いなし!
ナイトウェアはシャツタイプのものが用意されています。上下セパレートではないのは残念な点です。
シングルルームとはいえ、ベッドサイズは横120×縦200(cm)のセミダブル。寝返りも余裕を持ってうてるので快適です。
煎茶とコーヒーの無料サービス。コップも用意されていました。
冷蔵庫。中は空です。
ズボンプレッサーもありました。スリッパは使い捨てタイプとハードタイプと2種類用意されています。
ウェットエリアも清潔
続いてバスルームを覗いてみます。
ユニットバスタイプです。
歯ブラシやヘアブラシ、ひげそりやシェービングクリームなど、一通りのアメニティは揃っています。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープは2018年までANA SUITE LOUNGEでも提供されていた資生堂のルモンドールでした。しかし、資生堂は同年12月末でルモンドールを含む業務用化粧品から完全撤退してしまったため、おそらく現在は別のメーカーのものに替わっていると思います。
ANA SUITE LOUNGEから消えたのはANAのコスト削減ではなく、資生堂の撤退だったんですね。ミニサイズの容器が好きだったので、ちょっと残念でした。
翌朝の出発も快適!
修業の疲れを癒やして熟睡した翌日、ストイックに午前6時台や7時台のフライトを入れている方もいるかもしれません。出発ロビー直結なので、そのような早朝フライトでも寝坊さえしなければ乗り遅れる心配はないですね。
1階ロビー付近にはフライトボードもあり、遅延・欠航情報やゲートチェンジなどもすぐにわかるようになっています。
新聞は各紙しっかりそろっていて、いずれも無料という太っ腹です。
ロビーから出口に向かうと……
もうそこは羽田空港第2ターミナルの出発ロビーです!!
どんなアメニティーよりも、どんなベッドよりも、これが一番の魅力ですね。
第1ターミナル直結の簡易宿所という選択肢
ちなみに、JALなどが就航している羽田空港第1ターミナル直結には、簡易宿所の「ファーストキャビン」もあります。
こちらは就寝スペースと通路を仕切る蛇腹カーテンに鍵を掛けられないという簡易宿所ですが、1泊5000円~とかなり費用を抑えることができます。
そのときのレビューです。
羽田1タミ直結!ファーストキャビン宿泊記
SFC修業で翌朝第2ターミナルからANAで出発する場合でも、ターミナル間をつなぐ無料連絡バスを利用すれば約3分で第2ターミナルまで移動できます。
(引用元:https://www.tokyo-airport-bldg.co.jp/access/moves_between_terminals/shuttle_bus_between_terminals.html)
午前5時台から4分毎に運行しているため、利便性は抜群です。
ターミナル間の移動の手間と簡易宿所の設備を受容して価格を取るか、
出発ロビー直結の利便性とホテル(個室)の快適性を取るか、は人それぞれだと思います。
個人的には、ファーストキャビンのベッドがそこそこ固かったのと空気が漫画喫茶みたく乾燥していたので、ファーストキャビンには1回しか泊まっていません。前泊や修業中の宿泊で必要なときはエクセルホテルを利用していました。
決して安くはありませんが、立地抜群のエクセルホテルの利用はお勧めです^^
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