ホテル旅館宿泊記

ウォルドーフアストリア大阪宿泊記②ジョリーブラッスリーでの夕食とケーンズ&テイルズで楽しむカクテル

ウォルドーフアストリア大阪宿泊記の第2弾は、宿泊日の夕食と、夕食後に利用したバーの様子をお伝えしていきたいと思います。宿泊を計画されている方は是非参考にしてみてください。お部屋の様子はこちらの記事でレポートしておりますので、併せてご覧ください。

それでは、いきましょう!

ジョリーブラッスリーでの夕食

ウォルドーフアストリア大阪には、フレンチが楽しめるJolie Brasserie(ジョリーブラッスリー)と、寿司と鉄板焼きの和食店Tsukimi(月見)、アフタヌーンティーなどが楽しめるPeacock Alley(ピーコックアレー)、重厚感のあるバーCanes & Tales(ケーンズ&テイルズ)の4つのダイニングが揃っています。今回、夕食はジョリーブラッスリーのフレンチにしました。ソフトオープン期間中の2025年4月中旬時点では、月見の寿司は営業をしておらず鉄板焼きのみでしたが、すでに予約で埋まってしまっていました。ジョリーブラッスリーは予約できましたので、こちらのコースメニュー「シェフのテイスティングメニュー」(税サ込9,000円)をオーダーしました。なお、アラカルト利用も可能です。

ジョリーブラッスリーは朝食会場にもなっており、29階のエレベーターホールからアライバルパビリオン(いわゆるフロント)までの動線上に位置します。

入口は赤い絨毯が敷かれ、間接照明が程よくスマートさを演出しています。

席に案内され、コースメニューと苦手な食べ物の確認をされました。予約時点で「貝類が苦手」と伝えていたのですが漏れていたようで、そこもソフトオープン期間だから仕方ないかなと感じました。

飲み物のオーダーを聞かれたので、ダイヤモンドメンバー特典の一つであるウェルカムドリンクチケットでお願いしました。

こちらはエグゼクティブラウンジがない代わりにダイヤモンドメンバーに配られるもので、1枚で2名までウェルカムドリンク1杯が無料でいただけるものです。

他にもダイヤモンド特典は上記の通り様々あるのですが、ドリンクチケットは「ピーコックアレーでご利用いただける」としか書いてないんですよね。ですがジョリーブラッスリーでも使用できることはチェックインの時に聞いていたので、夕食のときにいただくことにしました。シャンパン、赤ワイン、白ワイン、ジンジャーエール、グレープフルーツジュース、オレンジジュースなどから1杯選べるとのことなので、シャンパンをいただきました。

また、お水はミネラルウォーターかテーブルウォーターかで聞かれました。後者はおそらくタップウォーターのことだと思いますが、よくわからないのでテーブルウォーターなるものを頼んでおきました(ボトルでは来ずに何度も注ぎに来てくれました)。笑

しばらくすると、シャンパンを注ぎに来てくれました。無料でいただけるの、ありがたい。

最初にバゲットが運ばれてきました。奥に写るのは焦がしバター。生地は72時間熟成させているそうで、焦がしバターとの相性抜群でした。ほんのり温かいハードブレッドなので、冷めてしまうとかなり固くなってしまう点に要注意。お替りもできます。

コース1品目は、前菜「鮪のタルタル」。いぶりがっこと柚子胡椒が隠し味ということで、バゲットにのせていただきます。たしかにほんのりスモーキーでコリっとした歯ごたえがあり、アボカドとマグロがマッチしていてとてもおいしかったです。卵の半熟加減も完璧で、上に載っている葉物の中にはシソがいて和の趣を存分に感じられました。

続いて2品目、スープ「フレンチオニオングラタンスープ」です。陶器ごとオーブンでじっくり煮込んだのでしょう、食器もヤケドしかねないほどの熱さでした。濃厚なチーズの下にはクルトンがおり、それらを支えるように非常に濃厚なオニオンスープが入っています。いや、もはやオニオンソテーと言ってもいいくらいにとても濃厚でした。ロイヤルホストのオニオングラタンスープの数倍は濃厚で、飲むというより「食べる」と表現する方がいいほどに濃厚でした。笑

続いて3品目、魚料理「サフランブイヤベースと甘鯛の鱗焼き」です。こちらは+2000円で追加できるメニューで、今回はせっかくなのでプラスしてみました。本来はムール貝が添えられているのですが、貝類が苦手なので代わりに野菜を多めに入れてアレンジしていただけました。見た目にまずは驚き、「鱗焼きって食べられるのか…?」とも思いましたが、とてもサクサクで口当たりも軽く、おいしくいただけました。野菜はカブやブロッコリー、ホウレンソウなど。魚介の旨味がたっぷりとしみ込んでいて、パンが進みます。これもまた濃厚な味わいでした。これで2000円は、個人的には「アリ」だと思いました。

4品目、肉料理「和牛ほほ肉の赤ワイン煮込み」。これも濃厚。どれも濃厚で、この辺で食べ疲れてきてしまいました。シャンパンとの相性もいいのですが、1品目の鮪のタルタルが恋しくなってきます。牛肉はとても柔らかく煮込まれていて、赤ワインのコクがしっかりと感じられました。マッシュポテトが添えられていましたが、これが濃厚さをいい具合に留めてくれて、とてもおいしかったです。

本来、+1800円で「チーズプラッター(3種)」を追加できるのですが、チーズは好き嫌いが多い方なのでパスしました。

最後の5品目、デザート「バニラスフレ」とコーヒーまたは紅茶で終了です。

スフレ生地はふわふわで熱々で、バニラビーンズをたっぷりと使用したバニラアイスの冷たさとの相性がバツグン。でも、とても濃厚なセットリストだったため、最後はソルベとかがよかったなぁ……なんて思っていました。まぁ、魚料理を足さなければ量として少しライトなコースなので、デザートにスフレを持ってきたのでしょう。途中、「パンのお替りはいかがですか」「お料理はお口に合っていますか」などと気さくに声をかけてくれるスタッフのみなさんたちの気遣いをモロに感じ、海外に来ているような気分にもなりました。

魚料理を足して11000円(税サ込)。今回はHPCJケーキ特典を利用したので20%引きでしたが、本来はダイヤモンド会員であれば25%引き、つまり8250円となります。魚料理を足さなければ6750円なので、ウォルドーフアストリアとしてはリーズナブルなコースメニューと言えるでしょう。

ジョリーブラッスリーのコースメニューはこちらから予約できます。

Jolie Brasserie / Waldorf Astoria Osaka – TableCheck
Book an experience at Jolie Brasserie / Waldorf Astoria Osaka

ケーンズ&テイルズでカクテルを楽しむ

部屋に戻って数時間後、せっかくなので夜のバーものぞいてみることにしました。

ピーコックアレーはラストオーダーが21:30ですが、ケーンズ&テイルズは午前1時まで(金土以外は午前0時)営業しているので、時間は十分にあります。

室内はほの暗く、間接照明が所々にあって雰囲気を作り込んでいます。ただ、中央のカウンターは対面式なので、知らない人との距離が結構近いです。ムードがある割にはカジュアルさも感じました。

人気の窓側席。大阪の夜景がよく見えます。

バーテンダーが1杯ずつカクテルを作ってくれます。シェイクの際には話を止めてじっくりバーテンダーの所作を眺める様子も全体的に見られました。

席に案内されると、おしぼりとお水、ナッツとオリーブが供されます。

ロングカクテル「キャメルズ バック」(2700円)を注文しました。ROKUジン、シェルトリューズ・ヴェール、洋ナシ、ゴボウとガリコーディアル、ジンジャービアで作られたカクテルは、アルコール度数12%程度でジンジャー香る清涼感がとても飲みやすかったです。

さらにこちらは「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」グレンファークラス10年(3200円)。イチジク風味のペドロ・ヒメネスとマンチーノベルモットロッソ、シャルトリューズヴェルト、ベネディクティンDOM、スクラッピーズビターズ・アロマティックとオレンジビターズで構成されています。度数は43度程度と結構高めですが、ウイスキー好きには好まれる味わいではないでしょうか。こちらはウイスキーの熟成年数を選べ、25年だと1杯12000円、ノンアルコールジン・ネマだと2300円です。

そう、ノンアルコールカクテルも用意されているので、お酒が飲めない方にも雰囲気を楽しめる空間になっています。あと、響30年(12万円)、山崎25年(12万円)なども置いてありました。

最後に、カクテルの全メニューとフードメニュー、ウイスキー等の一部メニューを掲載しておきます。

こんな感じです。なお、料金は税サ込でチャージ料も不要という明朗会計な上、ダイヤモンド会員はこちらも25%引きの対象となるので、とても良心的だと感じました。響30年が3万円引きで飲めます。笑

次回はウォルドーフアストリア大阪の朝食についてご紹介したいと思いますので、引き続きご覧いただけますと幸いです!

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東京都の下町生まれ、都内暮らし中の平成初期生まれ世代。2017年にANAのSFC、18年にJALのJGCを取得しました。19年はANAダイヤ継続修業を43日間で達成。マイラーオフ会の主催なども行っています。

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