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羽田空港国際線ANAラウンジ潜入記

SFC修行を行うきっかけとなったNY旅行。奮発して有償ビジネスクラスを発券したので、初の国際線ANAラウンジ潜入です。「ラウンジ」の存在を知らない者にとっては、本当に感動の場所でした。

利用基準

羽田空港国際線のANAラウンジは、主に次のいずれかに該当する人が利用できます。利用料はもちろん無料です。いずれも、利用当日にANAもしくはスターアライアンス加盟航空会社運航便への搭乗予定の人が前提条件となります。2歳未満の幼児は「同行者」の人数に含めず利用可能です。

(1)ファーストクラス利用者+同行者1名

(2)ビジネスクラス利用者

(3)ANAダイヤ会員、プラチナ会員、SFCホルダー+同行者1名

(4)スタアラゴールド会員+同行者1名

(5)プレミアムエコノミー利用者

(6)ラウンジアクセスカードホルダー+同行者1名

SFCホルダーが同行者1名まで無料になるというのは大きいですね。

なお、5,150円を支払えば上記に該当しなくてもANAラウンジを利用できる、ANA MY CHOICEの有料ラウンジサービス(羽田、成田空港国際線限定)は、2017年4月11日搭乗分をもって終了となりました。

ただし、条件が少し変更になって現在も運用されています。現在は、 Y/B/M/U/H/Q/V/W/S いずれかの予約クラスで予約している場合に限り、出発24時間前までにANAウェブサイトで4000円(税込み)で事前申し込みが可能です。なお、最もお得な L/K クラスでも、当日チェックインカウンターで6000円(同)を払えばANAラウンジが使えます。どんなものなのか試してみたい、という方は一度利用してみるのもいいかもしれません。

ちなみに、ANAブロンズ会員は、4000マイルまたはアップグレードポイント3ポイントで本人のみ利用可能です(追加4000マイルor3ポイントの消費で同行者も入れます)。

基本情報

羽田空港国際線のANAラウンジは、2か所あります。

出国審査を済ませて右方向、110番ゲート付近にある通路から入るANAラウンジと、出国審査を済ませて左方向、114番ゲート付近にあるANAラウンジ。ラウンジのオープン時間は、110番が午前5時~深夜1時、114番が午前6時半~午後1時半、午後8時~深夜1時です(2018年2月より、114番も夜間帯にオープンするようになりました)。オープン時間やラウンジの面積などから、110番のラウンジがメインであることがわかります。今回も110番ラウンジを利用しました。

この看板が目印です。通路を曲がった先にあるエスカレーターで4Fに上がると、目の前にANAラウンジとANA SUITE LOUNGEが見えてきます。

この看板が運命の分かれ道のようです。今回はビジネスクラス利用なので、左に進みます。いつか右に行きたい、切実に。

朝の時間帯は結構混むんですね。ANAラウンジの受付カウンターにも先客が溜まっていました。搭乗券を見せて入室します。

ラウンジ施設

入ってすぐのところには、やはり携帯電話の通話スペースがありました。今時懐かしい、公衆電話も完備です。

通路を進むとすぐのところに、シャワーコーナーがありました。今回は利用していませんが、夜便の利用客らにとっては重宝しそうです。

さらに奥に進むと、スターウォーズのフィギュアが並んでいました。ANAは2015年4月から、ウォルト・ディズニー・ジャパンとライセンス契約を結び、2020年3月までの5年間にわたる「STAR WARSプロジェクト」を進めています。2017年3月からは国内線でC-3POデザインのANA JETが就航するなど、取り組みが加速。このフィギュアも、その一環と思われます。

さらに進んだ先に座席スペースが開けて見え、新聞ラックが目の前に飛び込んできました。というわけで、恒例の新聞チェック!

さすが、国際線のラウンジは国内線と種類、量ともに違います。中国語のような紙面もいくつかありました。

広いですね。そして高級感があります。ANAラウンジでこの高級感だったら、その上のSUITE LOUNGEはどんななんだ、と期待は膨らみますがそれはまたの機会です。

壁に設置されたインフォメーションボードを見ると、10時20分発のNY(ジョン・F・ケネディ空港)行きの便までまだまだ余裕があります。ということで、早速朝食にします。

気になる国際線ANAラウンジのドリンクとフードコーナーを見ていきましょう。

ドリンクコーナーには様々な種類のアルコール

クレジットカードの各種ゴールドカード等を持っていれば入れるいわゆる「カードラウンジ」では、ソフトドリンクのみ無料で、アルコールや食事は有料、という所が多いです。一方、国内線のANAラウンジはアルコールも含めたドリンクとおかきが無料で提供されています。そして国際線になると、飲み物の種類がぐっと増え、さらに食事もビュッフェ形式で提供されているのです。SFCホルダーになれば、たとえエコノミークラスの最も安い搭乗券を利用しても、このラウンジに同行者1名と無料で入れる。ここに、多くの修業僧にとってモチベーションの根源の一つがある気がします。

サービスコーナーに行くと、まず目に入ってくるのが日本酒の紹介です。

いずれも和歌山の酒ですね。外国人の利用客も多いので、こういった機会に日本の酒をアピールするのはしたたかでいい戦略です。

すぐ裏に、日本酒のサーバーが置いてありました。さすがに朝から日本酒を飲んでいる人はいませんでした。ビールサーバーはアサヒが2台でした。

さらに、2017年2月15日からANAの成田―メキシコシティ線が就航したことを記念して、羽田のANAラウンジでもコロナの提供がありました。

たくさん置いてありますね。他にもアルコールはいろんな種類が揃っています。

ソフトドリンクも、国内線ANAラウンジにはないポカリスエットを発見。おなじみの野菜ジュースやトマトジュースなどもありました。冷えたコップも揃っています。

このほかに、もちろんコーヒーマシンやジュースサーバー、ウォーターサーバーやお茶などが揃っていました。さすが、国内線との違いが分かります。

フードコーナーはビュッフェ形式!

国際線と国内線のラウンジの最大の違いは、食事サービスにあると言っても過言ではありません。ホットミールもたくさん揃っています。

ちなみに、ANAラウンジで提供されているメニューは、ANAの公式サイトからも確認することができます。内容は4半期ごとに変わっていくので、飽きずに楽しむことができます。それでは見ていきましょう。

鶏唐揚げ油淋鶏風味と皮つきポテトフライ。この唐揚げの味付けがとてもおいしかったです。隣のフタが閉まっているものは、鶏だし塩焼きそばが入っていました。

フレッシュサラダ、バジル風味のペンネパスタサラダ、サンドウィッチ(タマゴ、ポテト、野菜)です。サンドウィッチは1つずつ丁寧にラップで包装されていて、中身も毎月変わります。

こちらは巻物(三色巻き)と稲荷寿司。日本ならではのメニューですね。これから海外に行く人の和食の食べ納めにもちょうどいいです。

おにぎり(鮭)と(明太子)。このときは売り切れていましたが、すぐに補充がされていました。スタッフの目配せがかなり利いています。なお、おにぎりの具も毎月変わります。

パンもありました。左から、海苔バケット、クミンフォカッチャ、オレンジショコラ、カフェボール。カフェボールはパンというより焼き菓子みたいでしたが、コーヒーの味がほのかにして甘く、コーヒーによく合いました。

さらにスタッフドオリーブやチーズ類、クラッカーなどワインに合いそうなメニューも。右から2番目のキャラメルシナモンサブレは絶品でした。杏仁豆腐とフルーツもあり、お子さんも楽しめそうです。

このほか、注文すればその場で作ってくれる「ヌードルバー」がありました。ラインナップは、「きつねそば、うどん」「山菜そば、うどん」「かき揚げそば、うどん」「カレーそば、うどん」「「とんこつラーメン」です。もちろん無料ですよ。お腹いっぱいになっちゃうので今回は頼みませんでした。

和風クラムチャウダーです。スープ類も毎月変わります。1月はオニオンコンソメ、12月は酸辣湯などジャンルもいろいろです。みそ汁や白米、ANAオリジナルチキンカレーもあります。このカレー、ANA愛好家たちの間では人気らしいですね。

というわけで、少しずつ取ってみました。この後機内食もあるから、お腹いっぱいにならないように……と少しずついろんな種類を取りました。カレーは、2人分なのでこの量です。笑 カレー皿の底が意外と浅くて、レードル1杯であふれるくらいになってしまいました。が、まろやかでコクがあって、とにかくまろやかでおいしいカレーでした!

これまでは出国審査を終えて搭乗するまでの間、カフェやファストフード店で時間を潰し、または搭乗ゲート付近の硬い椅子に腰掛けて搭乗時刻を待っていましたが、これなら時間ギリギリまでお金を使わずにゆっくり過ごせそうです。これはクセになっちゃいそう。ますますSFCがほしくなったここしょーでした。

そしていよいよ、待ちに待った初ビジネスクラスに搭乗です!

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サイト運営者プロフィル




東京都の下町生まれ、都内暮らし中のアラサー会社員。2017年にANAのSFC、18年にJALのJGCを取得しました。19年はANAダイヤ継続修業を43日間で達成。ドローン操縦士資格も保有し、面白いことにつなげたいと思っています。

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