SFC修行で行ったSINタッチで利用した成田空港国際線のANAラウンジ。プレミアムエコノミーに搭乗するので、上級会員でなくてもANAラウンジを使えます。前回は羽田空港の国際線ANAラウンジに潜入しましたが、今回は初の成田空港国際線ANAラウンジです。昔から国際線といえば成田。ラウンジも、羽田との違いはあるのでしょうか…。
成田空港国際線ANAラウンジ
ラウンジ所在地
成田空港の国際線ANAラウンジは、保安検査→出国審査を通過した先にあります。場所は、第4サテライトと第5サテライトの2か所。今回は、国際線乗り継ぎ用の出国審査を通過した所に近い「第5サテライト」のANAラウンジに潜入しました。
場所がわかりにくいので、ANAのサイトから拝借しました。
国際線乗り継ぎの保安検査・出国審査場を通過すると見えるのが、オレンジ色で示した写真の場所です。
この2本のエスカレーターとANAのカウンターが目印です。
エスカレーターに向かって進むと、ラウンジの案内表示があります。
このエスカレーターで4階に上がると、すぐにANAラウンジの入り口が見えます。ANA SUITE LOUNGEも同じ入り口です。
カウンターで搭乗券を見せ、受付完了。カウンターの両端には、緑の自然を思わせる置物が飾ってありました。
それでは、いざ潜入!
ラウンジ内施設(第5サテライト)
この日は土曜日の午後4時頃。国際線の出発便が集中し、ラウンジも大混雑です。
座るところがほとんどありません。しかも外国人がとても多いです。
駐機場が見える窓側が空くのを待ち、退席した瞬間をハイエナのように狙ってなんとか座席を確保しました。笑
時間はたっぷりあるので、ラウンジ内を探索します。まずは恒例の新聞チェック。
専用のラックにきれいに整頓されています。英字新聞もしっかりあります。
外貨の自動両替機までありました。13か国の通貨を日本円に、日本円を米ドル、ユーロ、人民元に両替可能です。もはや時代はポンドではなく人民元なのですね。
ここでちょっと細かい指摘をひとつ。探索中にふと気付いたのが、ラウンジ内のトイレの表示。男性用、女性用とは別に、大きな個室のトイレがありました。JR駅構内でもよく見かける「多機能トイレ」ってやつですね。
当然、ANAラウンジ内のトイレ表示にも車椅子のマークがあったのですが、気になったのはその隣……。
飛行機の垂直尾翼のような形をした虹色のマークが、車椅子のマークの隣にあしらわれていました。
きっとこれは、性自認にとらわれずに誰でも気軽に使ってください、というANAの細やかな気配りが成せるホスピタリティの一環なのではないでしょうか。ANAは、ANAカード・家族カード発行時などの「家族」の定義に、同性パートナーも含めると明記するほど、LGBTへの配慮に関しては先進企業です。性の多様性を象徴するレインボーを尾翼にあしらうことで、多様な価値観を認め、尊重するANA。すごく素敵だな、と個人的には思ったのでした。
そんなこんなで探索を続けていたら、いつのまにか大勢の外国人の皆様が忽然と姿を消していました。きっとフライトの時間が来てみな退室されたのでしょう。となれば、写真は取り放題です。笑
急にガラガラです。次に、食事コーナーも見てみます。
シェフサービス
2016年6月より、成田空港の国際線ANAラウンジでは、目の前でシェフが料理をしてくれる「シェフサービス」を本格提供しています。第4サテライトでは午後5~6時頃、第5サテライトでは午後3時半~4時半頃の時間限定のサービスです。
この時はちょうど時間と重なっていたので、早速利用してみました。
この時は目の前で寿司を握ってくれるサービスでした。「マグロ、エビ、サーモン」から1回最大3カンまで注文できます。もちろん平らげればおかわりもOK。
ただ、自分が並んだ時は午後4時すぎだったため、マグロが売り切れ、エビかサーモンからしか選べませんでした。しかも自分の後ろに並んでいた3人でちょうどネタ切れ、サービス終了でした。売り切れ次第終了なので、早めに利用した方がよさそうです。
なお、寿司以外にもローストビーフやだし巻き玉子なども提供しているとのこと。お店のビュッフェさながらですね。
ちなみに、羽田空港国際線ANAラウンジでも2016年12月より、毎週水曜の午前9時~同10時半頃までと、かなり限定的ではありますが、同様のサービスを提供しています。こちらでは出汁茶漬けやパンケーキなどを提供しているとのことです。
フード・ドリンクサービス
シェフサービス以外にも、国際線ANAラウンジは羽田同様に成田も食事メニューが充実しています。
サンドイッチは毎月中身が変わりますが、このときは「ツナ、ポテト、野菜」の3種類。奥には鶏そぼろとポテトのサラダ、フレッシュサラダがあります。
温かい焼きうどんもあります。
隣の皮付きポテトフライと鶏唐揚げあんかけ南蛮風味はほぼ完売状態。でもすぐに補充されます。
スープはオニオンコンソメスープと味噌汁。
ブレッドは「モーン、チーズブリオッシュ、オレンジショコラ」の3種。スープに合います。
おにぎり(鮭、梅)、巻物(たらこマヨネーズ)、稲荷寿司もしっかり揃ってます。
おつまみのおかきと、左は桜サブレ。このサブレがすごく桜の香りがして、程良い塩味が利いててとっても美味でした!3、4月限定とのことで、もう食べられないのが残念です。。
メニューとしては、羽田空港国際線ANAラウンジとほぼ同じですね。わずかな違いとしては、成田の場合、ANAオリジナルチキンカレーもヌードルバーで注文して作ってもらう、という点でしょうか。カレーの在りかがわからずにすごく探してしまったよ……汗
ヌードルバーではカレーライスのほか、きつね、山菜、かき揚げ、カレーの各そばorうどん、とんこつラーメンが注文できます。
やっぱりANAのカレーはおいしい……。
ドリンクも羽田とほぼ同じでした。日本各地の多様な食の魅力を国内外の利用客に紹介する「Tastes of Japan by ANA」プロジェクトの一環で、日本酒は茨城バーションになっていました。
お酒がぐびぐび飲める人には天国なのでしょう……。
それでもひとつだけ叶えたかった夢がありました。
ANAラウンジで、運営するブログを開きながらビールグラスを傾ける――通称B&B!(ブログ&ビール)。先輩ブロガーさん達のこの光景に憧れたのも、SFC修業を始めた1つの理由なのです。それが今回、国際線ラウンジで初めて達成できました。これからも更新頑張ります!
それでは時間になったので、いよいよSINタッチ、初プレエコに搭乗です!
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