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入国しないKULタッチ攻略法(JAL)

SFC修業で「入国しないSINタッチ」の方法をご紹介したところ、多くの方からコメントをいただき、少なからず参考にしていただいたようでとても嬉しかったです。なかなか修業の時間が取れない方、少しでも修業の経費を節約したい方など、いろんな理由でそれなりに需要があったと感じました。今回はJGC修業。JALバーションです。人気の高い海外発券と組み合わせて、現地0泊の最短修業を目指す方にはもってこいの「入国しないKULタッチ」、実体験を基に解説していきます。

何で入国しないの?

これは「入国しないSINタッチ攻略法」でもお伝えした通りですね。現地0泊のエクストリーム修業を敢行する猛者にとっては、入国審査というやっかいな壁にぶつかることになります。英語でやりとりして、多少不審がる審査官を英語で納得させれば、入国→即出国でまた制限エリア内に戻ってゆっくりすればいいのですが、できることなら避けて通りたい、という思いが攻略法の起源です。どうせ空港から出ないのならば、最初から制限エリア内で滞在時間をゆったりと過ごしたいというものです。

SFC修業で敢行した「入国しないSINタッチ攻略法」については、こちらで解説しています。

⑥-5:入国しないSINタッチ攻略法
 第1回SINタッチの時に入国審査で恐ろしい目に遭ったこともあり「2回目は何とか入国せずにタッチできないかなぁ…」と考えて色々調べた結果、今回、無事入国せずに日本に帰ってくることに成功しました!入国しないSINタッチの方法について、解説して…

入国しないKULタッチの条件

これはANAとほぼおんなじです。

①受託手荷物がないこと

②Webチェックインを済ませていること

①と②のどちらも満たしている場合は、入国審査を通らずに帰国可能です。

ANAの場合は「トランジットカウンターで紙の搭乗券を発券してもらう」という方法、すなわちトランジット扱いでした。そのため、「往路便の到着時間と復路便の出発時間が24時間以内」という条件もありましたが、JALの場合はトランジット扱いではないため関係ありません(24時間以上制限エリア内に滞在する人はいないでしょうが……)。今回は、「モバイル搭乗券」「ホームプリント搭乗券」というシステムを利用して、帰りのチケットをゲットします

QuiCというサービスを利用

JALには、チェックインカウンターに寄らずにそのまま保安検査場に進んで搭乗できる”QuiC”というサービスがあります。

国際線QuiCは、JALホームページまたはモバイルサイトにてお客さまご自身で座席指定、チェックイン(Webチェックイン)ならびに搭乗券の発行を行っていただくことで、出発当日、空港ではチェックインの手続きをせずにご搭乗いただける便利なサービスです。

(引用元:http://www.jal.co.jp/inter/boarding/quic/)

利用方法は、事前にWebチェックインを済ませ、メールで送られてくる「モバイル搭乗券」か、印刷した「ホームプリント搭乗券」と呼ばれるチケットを持って直接保安検査場に行きます。搭乗ゲートではこれらをいつもの紙のチケットの代わりにピッとしてもらえば、そのまま搭乗できるという優れものです。

(引用元:http://www.jal.co.jp/inter/boarding/quic/)

Webチェックインを済ませると、すぐに「Webチェックインに関するお知らせ」という題のメールが送られてきます。このメールには、QRコードのついたページをスマホに表示させる「モバイル搭乗券」のリンクと、紙に印刷する「ホームプリント搭乗券」の添付ファイルが付いています。こちらが実際に届いたメール。

モバイル搭乗券のリンクは、モバイル搭乗券が対象外の空港だと表示されず、その場合はホームプリント搭乗券を事前に印刷すればチェックインカウンターに寄る必要はありません。

こちらが実際の「モバイル搭乗券」の画面です。

ぼかしていますが、上部中央の黒い四角がQRコードです。行き先や便名、時間が書いてあり、スクロールすると搭乗クラスやシートナンバーが書いてあります。このQRコードはそのまま搭乗ゲートで読み取ることが可能なため、従来の紙の搭乗券はなくてもOKなのです。ちなみに、搭乗ゲートでピッとしてもらうと、二重搭乗を防ぐために再びリンクから画面を開くことはできません。シートナンバーも見られなくなりますので、要注意です!(チェックイン完了のメールやEチケット控えにはシートナンバーは書いていません)

また、事前に印刷することができるなら、モバイル搭乗券の代わりに「ホームプリント搭乗券」を利用することも可能です。

こちらが実際のホームプリント搭乗券。

右上のバーコード(これも修整しています)を搭乗ゲートでピッとしてもらいます。搭乗済みになると、こちらも添付ファイルを再度開いても文字化けしてうまく表示されません。

「モバイル搭乗券」「ホームプリント搭乗券」の対象空港については、出発空港別ご利用可能サービス一覧(JAL公式)から確認できます。KULはどちらも対応しています。

「入国しなくていい」乗り方

日本からKULに飛び立つ時の使い方のイメージはできたと思います。ポイントは、この便利なサービスは日本発便だけでなく、帰国便でも利用することができる点です。

そこで大切なのが、Webチェックインです。Webチェックインとは、出発便の24時間前~1時間前の間に、インターネット上でパスポート番号や国籍などの登録や座席指定を行うことで、チェックインカウンターに寄らずに済ませるシステムです。

ANAと同じく、JALにも事前に登録しておく「Webチェックイン事前登録」というシステムがあります。これは、航空券の購入直後~Webチェックインが可能となる出発24時間前までの間にパスポート番号など必要な登録を済ませておけば、出発24時間前になると自動的にWebチェックインを行ってくれるという便利なシステムです。

事前登録を済ませると、出発24時間前になると自動的にWebチェックイン完了のメール(先ほどの「モバイル搭乗券」のリンクと「ホームプリント搭乗券」の添付ファイルが付いたもの)が届きます。なので、航空券を購入したら、まずは確実に事前登録を済ませておきましょう

事前登録を済ませておけば、現地滞在0泊の「入国しないKULタッチ」を行う場合、多くは日本発便に乗る前に帰国便のWebチェックインが完了しているはずです。ここしょーは今回以下の旅程でした。

往路:JL723便 1月18日 成田11:05―KUL18:10

復路:JL724便 1月18日 KUL22:50―成田6:35(+1)

現地滞在4時間ちょっと。復路便のWebチェックインが可能になる時間は、出発の24時間前なので、1月17日の22:50からとなります。日本にいる間にホームプリント搭乗券を印刷することが十分可能だとわかります。

往路はモバイル搭乗券でもホームプリント搭乗券でもお好きな方でいいのですが、KULタッチをやってみた結果、復路は断然ホームプリント搭乗券をオススメします!空港では思うようにWi-Fiがつながらなかったりエリア外だったりすることもありますし、ラウンジ入室の時はモバイル搭乗券よりホームプリント搭乗券の方が現地のスタッフたちがまごつかず、楽に利用できました。

海外発券は要注意!

注意したいのが、海外発券と組み合わせた方です。海外発券予約時は、日本サイトからマレーシアサイトに移動して購入したと思います。すると、画面上では日本サイトで往復ともWebチェックインを完了できていると思っていても、海外発券を組み合わせた旅程はマレーシアサイトからもWebチェックインを済ませないとシステム上反映されません。帰国便の出発24時間前を切ってもWebチェックイン完了のメールは送られてきません。

マレーシアサイトからのWebチェックインの方法は、次の通りです。

いつもの日本サイトから、海外発券時と同じようにマレーシアサイトに移動しましょう。

地域はマレーシア、言語は日本語で選択。

すると、上部に「大変恐れ入りますが、ご登録地区が異なるためこちらのサイトではログインいただけません。」と表示されます。予約確認時と同じく、JMBお得意様番号ではWebチェックインができませんので、Eチケット控えなどから6ケタの英数字から成る「予約番号」を準備します。

「予約確認/Webチェックイン」タブから、「Webチェックイン」を選択。(出発24時間前から可能です)

「予約番号」をクリックし、必要な情報を入力して予約を検索します。

予約番号、出発日、アルファベット姓名、便名を入力して、「認証」をクリック。

すると、予約便がヒットしました。Webチェックインしたい便をチェックし、表示させます。

すると、「1:認証」~「5:チェックイン完了」まで5ステップのWebチェックイン画面が登場します。まずは手荷物についての注意事項を読み、チェックを入れて確認ボタンをクリック。

続いて、「チェックインの概要」ページ。なぜかこちらでは画面左側の「マイレージ情報」に、弾かれたはずの「お客様番号」が書かれています。ここは是非ともシステムを改修してほしいところです(日本地区会員の海外発券なんて想定していない、ということでしょうか笑)。

チェックイン状況が「チェックイン未」になっています。「次へ」をクリックします。

続いて「渡航情報」ページ。パスポート番号などをすべて入力し、チェックを入れて登録します。

これでWebチェックイン自体は完了です。搭乗券を発行しましょう。

「メールで受け取る」を押せば、モバイル搭乗券のリンクとホームプリント搭乗券の添付ファイルがついたメールが届きます。

「印刷する」を押せば、この画面からすぐにホームプリント搭乗券を印刷することができます。

「次へ」を押せば「チェックイン完了」画面が出て、フライト情報を見ることができます。

海外発券を組み合わせた方は、海外サイトでも忘れずにWebチェックインしましょう!

ちょこっとQ&A

現地でのラウンジ入室は?

入国せずに現地空港のラウンジなどで滞在する時ですが、今回は実験として最初にわざと復路便の「モバイル搭乗券」を見せてみました。

今回はキャセイ、マレーシア、プラザプレミアムの3ラウンジを利用しましたが、最初に利用したキャセイの受付でスマホを渡したところ、「紙の搭乗券はないの?」と聞かれました。「これが搭乗券です」と言い張っていると、便名などをメモし始めました。しかし、「シートナンバーは?」と聞かれた時、見せていたモバイル搭乗券はスクリーンショットしたものでシートナンバーが書かれておらず、覚えていなかったため、仕方なくここで日本であらかじめ印刷しておいたホームプリント搭乗券を出しました。すると、受付の女性はにんまりとして「そうそう、これがほしかったの」と手続きを済ませ、すぐに入室できました。

モバイル搭乗券でも入室はできますが、めんどくさいのを避けるならばホームプリント搭乗券を渡してしまえば英語しゃべらなくてよさそうです。笑

搭乗ゲートでは?

搭乗時にも実験的にモバイル搭乗券を見せ、バーコードスキャナーで普通に通過することができました。こちらは国内線のQRコード利用とほぼ同じ感じです。が、印刷できるなら紙の方がいつでもシートナンバーを確認できるし渡すだけでいいから便利だな、と思いました。

日本の入国審査、税関では?

「入国しないSINタッチ」と同じく、パスポートにはマレーシアに入国した痕跡が全くありません。また、日本を出入国する時は自動化ゲートでスタンプなしのため、往復ともスタンプが1つもつかない状態になります。自動化ゲートは楽ちんなので、まだ登録していない方はとてもオススメします!

ちなみに、今回のスタンプが全くないパスポートを税関に差し出しましたが、SINタッチの時とおなじく、適当にぱらぱらと見て問題なく通してくれました。

まとめ

「入国しないKULタッチ」を行うには、

①スーツケースなど預ける必要のある大きな荷物は持たない

②Webチェックインは確実に済ませておく

③海外発券と組み合わせた場合は現地サイトでのWebチェックインも忘れずに!

④日本出発前に帰国便のホームプリント搭乗券を印刷しておこう

以上4つを覚えておくと完璧です!

ラウンジ巡りなどをゆっくりと楽しめるのも、入国しないタッチ修業の醍醐味です。楽しい修業になりますように!!

コメント

  • コメント (5)

  • トラックバックは利用できません。

    • Chibo
    • 2018年 12月 26日

    初めまして。まさに来年JGCの修行を始めようかなと考えていた折、親切丁寧な説明に感謝しながら読ませていただきました。
    何分、未経験でJALの予約サイトを見ると上記のような入国なしの場合はチケットの種類が安い種類のチケットでは無理なんですよね?
    ちなみに私はプレミアムエコノミーの一番お安いものを考えています。
    出発、到着は、羽田でも成田でも可能です。  

      • cocosho
      • 2018年 12月 26日

      コメントありがとうございます。はい、私が発券したのは「①-1:Saver Xを使ったKULタッチを計画!」で記述した通りのキャンペーン運賃と海外発券を組み合わせたものでした。日本発東南アジア地域へのプレミアムエコノミーの運賃規定は、こちらの公式ページで示されています(URL=http://www.jal.co.jp/inter/fare/area/fy17_tha.html#fareData)。プレエコで最も安いのは”Special Saver”ですね。有効期限は「2日~14日」(2019年4月1日以降に出発かつ2018年12月18日以降発券分は「2日~12か月」)となっていますが、この「2日~」というのは「最低2日間は現地に滞在しなくてはいけない」=最低滞在日数であることを示しています。なので、おっしゃる通り入国しないタッチの場合は最低滞在日数を満たしておらず”Special Saver”運賃は購入できません。しかし、「①-1:Saver Xを使ったKULタッチを計画!」や、ANAですが「【2019年SFC修業オススメ路線】SYDタッチのハイブリッド発券1回で1か月以内に解脱&大量マイル獲得!」で記したように、日本発券と海外発券をサンドイッチのように組み合わせることで、最低滞在日数の壁をクリアすることができます。併せてご参考にしていただければ幸いです。

    • chibo
    • 2018年 12月 26日

    早速のお返事、ありがとうございます。
    見落としてました~  記事を見ると日本で予約発券する航空券と海外で発見する航空券を順番に使うということなんですね?
    本当は別の航空券で日本に戻ってるのに、帰りの便には乗ってないと^^
    2回分の航空券を同時に予約して、順番に使うということですね~   凄すぎる~ こんなアイデアあるんですね~

    • chibo
    • 2018年 12月 28日

    何回も、申し訳ありません。
    おかげさまで来年の1月にSINタッチにトライします。
    シンガポール滞在時間は5時間ほどですが、シンガポールドルって必要ですか?
    滞在時間のおすすめはありますか?

      • cocosho
      • 2018年 12月 29日

      来月のSINタッチ、楽しんできてください!入国しない場合は、空港ではほぼカードが使えるので現地通貨は不要だと思います。制限エリア内で過ごすのであれば、5時間ほどならラウンジに入ってゆっくり過ごされるのがいいのでないでしょうか。チャンギ空港でJAL便が利用する1タミは利用したことがないのでわかりませんが、ラクサなどローカルフードが楽しめるラウンジもあると思います。




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東京都の下町生まれ、青森県に転勤中のアラサー独身会社員。旅行、カメラ、ドローンに打ち込み、2017年にANAダイヤモンド会員、18年にJALのJGCを取得しました。19年はANAダイヤ継続修業を43日間で達成!最近はホテルライフにも目覚めています。

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