兼六園、21世紀美術館、金沢城公園、加賀温泉郷などなど、観光資源が豊富な石川県・金沢。2015年に金沢駅まで延伸した北陸新幹線により陸路の利便性が増しましたが、金沢駅からバスで約30分ほどに位置する小松空港も多くの人に利用されています。15年ぶりに改装されたという同空港のJALサクララウンジを訪問してきましたので、内部の様子をまとめてみたいと思います。
搭乗口の向かいにある好立地
サクララウンジの場所は、保安検査場を通過後に左手に進み、1番搭乗口の向かいにあります。
(引用元:http://www.komatsuairport.jp/facility/)
ラウンジを出るとすぐ搭乗ゲートがあるので、時間ぎりぎりまでくつろぐことが可能です。
右が1番搭乗口。左奥に見えるのがサクララウンジの入り口です。
こちらが入り口。高級感のある造りになっています。
「日本のたたずまい」をコンセプトに15年ぶりに改装
小松空港のJALサクララウンジは、2018年3月にリニューアルオープンしました。改装は2003年以来ということで、15年ぶりのこと。
ラウンジの面積は約140平方メートルと変わらないものの、改装前は59席だったのが、改装後は65席とわずかに増えました。
ラウンジリニューアルのデザインを担当したのは、株式会社乃村工藝社(東京都港区)という会社。
(引用元:https://www.and-design.jp/ja/)
ラウンジのコンセプトは「日本のたたずまい」。「和の素材の風合いを取り入れた上質で洗練された空間」「個々の座席では、収納という機能とプライベート感の確保を重視」「過ごし方に応じた多様な空間を設定」が特徴です。
デザインを担当した同社の竹内宏法氏は「JALのコーポレートカラーである“赤”を感じられる空間を、素材の色味で表現している」と説明しています。
グループでも利用できるエリアや、プライバシーを備えたエリアなど、「日本のたたずまい」を現代風にアレンジした空間が広がっています。
入室条件
入室できるのは、以下のどれかに当てはまる方のみです。
①JMBダイヤモンド
②JGCプレミア
③JMBサファイア
④JGC(JALグローバルクラブ)
⑤ワンワールドエメラルド、サファイア
⑥国際線ファーストクラスとの乗り継ぎ
⑦国際線ビジネスクラスとの乗り継ぎ
⑧JMBクリスタル(要ラウンジクーポン)
①~⑥は同行者1名も無料で入れますが、⑦と⑧は本人のみとなります。
ここしょーはJGC修業をしてJALグローバルクラブの会員になっているので入れました。JGC修業にかかった費用や日数などはこちらにまとめています。
JGC修行まとめとJGC発行までの日数
営業時間は午前6時45分~最終便出発。内部の見取り図はこのようになっています。
(引用元:https://www.jal.co.jp/dom/service/lounge/kmq/)
お手洗いと喫煙所は内部にはなく、一度退室する必要があるので注意しましょう。
リニューアル後のラウンジ内部に潜入
早速入ってみましょう!
燦然と輝くサクララウンジの看板です。
中央のカウンターは約20席。座ったときに向かいの人の視線が気にならないよう、中央に照明が施されています。
リニューアル後はほぼすべての座席にAC電源と充電用USBポートを備えているので、フライト前の充電に便利です。
スマホの充電やPC作業にもってこいの空間です。
お手洗いや喫煙スペースはありませんが、通話ブースは用意されています。
新聞・雑誌は充実していました。
続いてドリンクコーナーです。
牛乳、トマトジュース、ミネラルウォーター。
端末画面を押せば、コカ・コーラ製の好きなドリンクを注ぐことができます。
エスプレッソマシンもありましたが、このときはミルク機器の不具合ということでカフェオレ等は利用できず。ミルクを使わないコーヒーのみ利用できました。
ビールサーバーはアサヒスーパードライ、サッポロ黒ラベル、サントリーモルツ、キリン一番搾りの4種類。
紅茶や日本茶はティーバッグタイプで利用可能でした。
ウイスキーと水。
おつまみはすくって取るタイプでした。
ちなみに、この日は羽田行きの最終便(19:45発)利用でしたが、午後6時を過ぎた頃から次第に混みはじめ、午後6時半以降は文字通りの満席で座れない人もいました。上級会員って多いんですね。早めに利用することをオススメします。
ラウンジの外は大勢の搭乗客が椅子に座って搭乗時間を待っていました。ラウンジを利用できるって便利だな、と改めて思います。
入室資格のある方は、リニューアルした小松空港のJALサクララウンジをぜひ利用してみてください^^
空の旅をより快適に過ごすためのオススメアイテム、「イヤホンアダプター」をご存じですか?
機内に用意されている音楽や映画などのエンタメプログラムを楽しむためには、イヤホンが必要です。イヤホンアダプターを使うことで、機内備え付けのノイズ軽減機能のないイヤホンではなく、普段自分が使っているイヤホンを機内でも利用できるようになります。
オススメはこちら、音響機器メーカー米大手"BOSE"(ボーズ)の機内用アダプター。一般的な3.5mmジャックを備えたイヤホン・ヘッドホン(BOSE製に限りません)であれば、問題なく利用できます。手のひらサイズのわずか約4cmで持ち運びも便利、価格も1600円程度で買えます。空の旅がより快適になるでしょう!
この記事へのコメントはありません。