ANAの国際線といえば、きれいな盛りつけの機内食や充実したアメニティ類などが特徴ですが、3月1日からこれらの機内サービスがリニューアルすることになりました!これまでと、これから、どう変わるのかを比較してまとめてみます!
機内食
ビジネスクラスの機内食は事前予約サービスが拡充
これまではANAマイレージクラブ(AMC)の会員限定で、ビジネスクラス搭乗客に限り和食か洋食(肉料理)を事前にインターネットで予約することができました。
和食か洋食(肉料理)が事前に選択できるようになっていますね。これまではAMC会員限定サービスでしたが、これが、3月1日からはAMC会員だけでなくビジネスクラスに搭乗するすべての人が予約できるようになります。
また、これまで事前予約できなかった洋食の魚料理、野菜料理も選べるようになります。しかも、搭乗便「以外」で提供している有名レストランとのコラボレーションメニューも選べるようになるようです!魚料理、野菜料理やコラボメニューの予約は、ホノルル線を除く日本発着の欧米路線、タイ、シンガポール、インドネシア、マレーシア、インド路線でできるようになります。
コラボメニューについては、例えば2019年3~5月に成田発バンコク行きで提供されるメニューがこちら。
(引用元:https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201903/nrt_bkk_c_201903_m.pdf)
会席料理店「銀座百楽」とのコラボメニューです。ANAオリジナルの機内食もそうですが、こうした有名店が監修した機内食はこだわりが深くてとてもおいしいです。
同時期に成田発ニューヨーク(JFK)行きの機内食はこちら。
(引用元:https://www.ana.co.jp/int/inflight/guide/pdf/201903/nrt_jfk_c_201903_m.pdf)
こちらも「銀座奥田」とのコラボメニューですね。例えばこの機内食が提供される成田発ニューヨーク行きの便に乗る場合、出発の24時間前までにウェブ上で機内食事前予約サービスを利用すると、本来はこの機内で提供されない先ほどのバンコク行きの「銀座百楽」の機内食を楽しむことができるということです。
これを知らない人は、「え!なんであの人だけ違う機内食なの!?特別対応!???」と驚くかもしれません(ビジネスクラスでそんなに人の機内食を覗く人はいないと思いますが笑)。いずれにしても、機内食の選択肢が広がるのはいいことですね^^
注意点としては、①団体旅行などの割引運賃で搭乗の場合は利用不可②深夜便の場合も利用不可③数量限定――とのことです。
いずれも2019年2月20日14時の発券分からサービス開始予定とのことです。
プレエコ・エコノミーは有料で機内食をアップグレードできるように
プレミアムエコノミークラスはこれまでエコノミークラスと同じ機内食で、エコノミーとの違いとしてはビジネスクラスのデザートを頼めるくらいでした。4月発券分からは、プレエコ、エコノミークラス搭乗客は、有料で機内食をアップグレードできるようになります。
公開されたアップグレード機内食例がこちら。
(引用元:https://www.ana.co.jp/group/pr/201902/20190219.html)
ざっと見ると、ビジネスクラスの機内食と同じく陶器製のお皿に盛りつけられているのがわかります。クラッカーや袋入りのパンがあるあたりはエコノミークラスの香りが残っています。笑
こちらはホノルル線を除く欧米路線が対象で、出発24時間前までにウェブ上で予約する必要があります。
気になる価格は、2500円。ホテルでの朝食のような価格です(笑)が、エコノミークラスでこのサービスを利用したらかなり目立つと思います。クラスのヒーロー間違いなしです!笑
メニュー例は、次の通り。
【例】日本発の有料機内食メニュー
アペタイザー:海老とスモークサーモン コッパハムの取り合わせ
メインディッシュ:金目鯛の煮付け(和食)、国産牛のハンバーグ(洋食)
デザート:ピエール・エルメ・パリ監修のデザート(引用元:https://www.ana.co.jp/group/pr/201902/20190219.html)
ピエール・エルメのデザートはビジネスクラスでも提供されているので、おそらく使い回しでしょう。
メニューの詳細については後日発表があり次第追記します。
ファーストクラス・ビジネスクラスは食器も刷新
さらに、ファーストクラスとビジネスクラスで提供される食器も全路線で刷新されることになりました。
(引用元:https://www.ana.co.jp/group/pr/201902/20190219.html)
伝統的な和食器などが使われ、見た目も楽しめるようになるそうです。こちらは3月1日からスタートです。
機内アメニティ
ファーストクラスはカーディガンや毛布などを刷新
新たに西川製のコンフォーター(毛布)を採用し、吸湿性、放湿性、保温性、軽さを向上させたようです。
(引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/notice_amenity_1902.html)
東京西川独自の加工を施し、保温力を向上させたコンフォーター(掛け布団)を採用しました。
ビジネスクラスも貸し出しパジャマや毛布などを刷新
続いてビジネスクラス。丸八プロダクトの羽毛を使用したコンフォーターを採用し、吸湿・放湿性を備えた寝具を提供します。新しい枕は二重構造になり、ふかふかな羽毛面ともっちりとしたウレタン面を好みに応じて使い分けられるそうです。
(引用元:https://www.ana.co.jp/ja/jp/serviceinfo/international/inflight/guide/notice_amenity_1902.html)
新しいコンフォーターと枕はホノルル線を除く日本発着の北米線、ヨーロッパ、メキシコシティ、シドニーの各路線が対象。
いずれも3月1日から提供開始です。
アメニティポーチはグローブトロッターとコラボ
ファーストクラスで提供されてきたアメニティポーチは、これまでリモワやサムソナイトなどとのコラボポーチでしたが、今後は女子に人気のグローブ・トロッターとコラボしたポーチが提供されるようになります。
直近ではサムソナイトとのコラボポーチでした。
グローブ・トロッターとコラボしたポーチの中には、「ザ・ギンザ」の洗顔料や美容液などのセット、歯ブラシやアイマスクなどが入っています。
また、ビジネスクラスはこれまでニールズヤードのアメニティセットが提供されていました。
今後は、雪肌精の洗顔料や化粧水などのセット、歯ブラシやアイマスクなどが提供されるようです。
詳細は以下の通り。
(引用元:https://www.ana.co.jp/group/pr/201902/20190219.html)
いずれも3月1日からですね。
機内食とアメニティのリニューアル、どうでしたでしょうか。個人的にはまたビジネスクラスに乗りたくなりました^^
3月以降のみなさんの搭乗体験談、楽しみにしています!
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