日本で人気のイタリアンファミレス「サイゼリヤ」は、現在世界にも多く展開しています。これまで海外のサイゼには行ったことがなかったので、上海旅行に行ったときに現地の味を確かめてみました。見たことのあるメニューもあれば、初めて見るものもあり、とても楽しかったです。実は高校生の頃サイゼリヤでアルバイトをしていたここしょー、じっくりレビューしていきます!
世界に展開するサイゼリヤ
サイゼリヤのホームページによると、現在サイゼリヤは以下の子会社を持っています。
SAIZERIYA AUSTRALIA PTY.LTD. (オーストラリア)
上海薩莉亜餐飲有限公司
広州薩莉亜餐飲有限公司
台湾薩莉亜餐飲股份有限公司
北京薩莉亜餐飲管理有限公司
HONG KONG SAIZERIYA CO.LIMITED(香港)
SINGAPORE SAIZERIYA PTE.LTD.(シンガポール)
広州サイゼリヤ食品有限公司
オーストラリア、シンガポールのほかは、すべて中国です。上海、広州、台湾、北京、香港と主要都市を押さえています。
1973年、千葉県に1号店を出したサイゼリヤは、2000年に初めての海外となるオーストラリアに製造子会社を設立します。飲食店舗としては、2003年に上海に出店、07~08年に広州、北京、台湾、香港、シンガポールと立て続けに出店し、15年には海外300店舗を達成するなど世界に広げています。やるな、サイゼ!
有価証券報告書によると、海外店舗数は次の通りです(2018年8月末現在)。
上海 | 122店舗 |
広州 | 116店舗 |
台北 | 13店舗 |
北京 | 74店舗 |
香港 | 33店舗 |
シンガポール | 24店舗 |
海外店舗の礎・上海サイゼに行ってみた!
2003年から15年以上現地に受け入れられ、海外で最も出店の多い上海のサイゼに行ってきました。
今回訪れたのは、南京东路駅が最寄りの「南京东路二店」に行ってきました。
こちらが入り口。テナントで、入り口には大きなサイゼの看板がありました。
サイゼリヤはこう書くんですね。
入り口には日本式のフードディスプレイが。日本のサイゼには見かけないので新鮮です。見たこともないメニューが目に入り、期待して早速店内に潜入します!
独特なメニューがたくさん
さて、早速メニューをチェックしていきましょう!
こちらはサラダとスープのページ。サラダは9~13元(記事執筆現在レート15.16円=136~197円)と安さが目立ちます。ドラゴンフルーツが乗ったものや、コーン、ツナなど6種類あります。トマトはミニトマトですね。スープはミネストローネが6元(90円)とかなり安い。ムール貝が浸かったスープもありますね。モッツアレラとトマトは15元(227円)、ガーリックトースト付きのプロシュートは19元(287円)とどれも日本よりお得ですね!
アンティパストのページ。名物エスカルゴは17元(257円)。ハッシュドポテト8元(121円)、海草7元(106円)など見慣れないメニューもあります。チーズベーコンポテト9元(136円)は普通においしそうですよね。人気の辛味チキンは17元(257円)と、日本(299円)とあまり変わりません。
続いてパスタのページ。9~16元(136~242円)とここでも物価の安さを感じます。肉感がすごいミートソースやイカスミスパなどの定番メニューのほか、バジリコ、スパイシーボロネーゼ、スープスパなど日本にはないメニューも。
ピザのページ。21~28元(318~424円)とパスタより高めの設定ですが、種類は日本の7種類よりも多く、9種類あります。人気なのはベーコン&パイナップル、ツナマヨ。フルーツピザなんてのもありますね。
サイゼといえばやはりドリア。定番のミラノ風ドリアは11元(166円)。安い! 現地で人気が高いというチキンドリア13元(197円)や、リゾット13元(同)などもあります。
肉料理のページ。なんと、ハンバーグがありません。現地では売れないということでしょうか。メニューに並ぶのは、チキンやステーキばかり。最も高いラムステーキ380gでも56元(848円)。以前日本のサイゼにもあったカツレツ18元(272円)の姿も見ることができました。
スイーツのページ。ティラミス10元(151円)はアイスではなく、普通のケーキです。バニラアイス7元(106円)に乗っているのはタピオカかと思いきや、ブルーベリーでした。ちなみに、各ページで主張しているドリンクバーは9元(136円)と、日本のセットドリンクバー(190円)と価格はあまり変わりません。
いざ、実食!
気になったメニューを頼んでみました!
辛味チキン17元(257円)。日本よりもやや辛みがありましたが、味は結構似ていました。
ブラックペッパーとベーコンのスパゲティ13元(197円)。思ったよりも胡椒の辛みが強く、パンチの効いた味でした。具がたくさん乗っているのもいいですね。そしてとにかく安い!笑
現地で人気が高いというチキンドリア13元(197円)。これは正直微妙でした。ベシャメルにうま味がなく、口に合わなかったです。。。
ツナマヨピザ21元(318円)。ブリオッシュのようなリッチな生地で、甘みがありました。チーズは思ったより少なかったですが、マヨも乗ってジューシーでした。ピザというか、新しい食べ物ですね笑
以上4点を2人でシェアして食べました。金額は……
合計64元(970円)!1000円以内に収まりました。安いですね^^
店内は日本にそっくり
そんな上海サイゼの店内の様子がこちら。
座席もカトラリーボックスも日本のサイゼと似ていますね。呼び鈴は置き型ではなく、壁に張り付いています。押すと聞き慣れた「ピンポン」という音が鳴り、店員さんがオーダーを取りにきてくれるスタイルも日本のファミレスと一緒です。
奥に店員さんが立っているのが映り込んでいますが、この制服はここしょーがアルバイトをしていた頃の世代のものです。なつかしい……。今は茶色基調のものに変わっていますが、当時は女性が赤のリボン、男性が緑のネクタイで、シャツはいずれも緑だったんですよね。この制服を見たたげでも昔の記憶がよみがえってきました。日本のお下がりなんでしょうか??
ちなみに、こちらがドリンクバー。日本ではサントリー製ですが、こちらはコカ・コーラ製。コーヒーマシンもあります。日本では見ないフローズンがあるのも面白いですね。
サイゼ好きのみなさん、中国やシンガポールに旅行に行った際にはぜひサイゼものぞいてみてください^^笑
空の旅をより快適に過ごすためのオススメアイテム、「イヤホンアダプター」をご存じですか?
機内に用意されている音楽や映画などのエンタメプログラムを楽しむためには、イヤホンが必要です。イヤホンアダプターを使うことで、機内備え付けのノイズ軽減機能のないイヤホンではなく、普段自分が使っているイヤホンを機内でも利用できるようになります。
オススメはこちら、音響機器メーカー米大手"BOSE"(ボーズ)の機内用アダプター。一般的な3.5mmジャックを備えたイヤホン・ヘッドホン(BOSE製に限りません)であれば、問題なく利用できます。手のひらサイズのわずか約4cmで持ち運びも便利、価格も1600円程度で買えます。空の旅がより快適になるでしょう!
この記事へのコメントはありません。