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Saver Xを使ったKULタッチを計画!

一度手に入れれば生涯ANAの上級会員でいられる魔法のカード”SFC”を2017年に取得し、2018年はどうしようか、勢いで取ったANAのダイヤモンドメンバーを継続するか……なんて考えてましたが、どうせなら、ANAのSFCに相当するJALの魔法のカード“JGC”(JAL GLOBAL CLUB)も取得してしまおう!と決意しました。費用対効果で考えたら、取れるうちに取っておいたほうがいいよね、と思い、1月からロケットスタートでフライトをガシガシ予約。記念すべきJGC修業1発目は、マレーシア・クアラルンプールを往復する”KULタッチ”にしました!

格安運賃”Saver X”の運賃は?

JGC修業の路線に選んだのは、修業僧の定番路線の一つ”KULタッチ”でした。ANAではシンガポールのチャンギ空港をタッチする”SINタッチ”を2回しましたが、JALではマレーシア・クアラルンプール(クアラ)をタッチします。

その理由は、JALが期間限定で打ち出している「JAL国際線割引運賃 スペシャル運賃」でお得な運賃が出ていたからです。それがこちら。

東京・大阪・名古屋とクアラをビジネスクラス往復で9万円という破格の運賃”Saver X”です。

FOP単価は?

ANAだとビジネスクラスの格安運賃はPクラスで、マイル・PPとも70%加算と目減りしてしまうのですが、JALのすばらしいところは格安運賃でもビジネスクラスなら125%のマイルとFOPが付与されることです。

これにより、往復で得られるFOPは13318FOP、FOP単価は驚異の6.75です!ダブルFOPキャンペーンを使えないノンステータスにとっては、かなり優秀な単価ではないでしょうか。

ビジネスクラスのシートやサービスは?

今回利用した成田―クアラ線のビジネスクラスだと、最新シート“SKY SUITE Ⅲ”に座れます。フルフラットになるので、深夜便でもしっかり熟睡できます^^

(引用元:https://www.jal.co.jp/inter/service/business/seat/skysuite3.html)

ビジネスクラスを修業に使用すると、ゆったり移動し、おいしい機内食を食べられるだけでなく、ノンステータスであっても優先保安検査場、ラウンジ、優先搭乗などのサービスが利用できるので、とても快適です。

SFC修業を終えてDIA修業も終えた今となっては、国際線で一般の保安検査場に並ぶストレスを避けたい気持ちもあり、125%のFOPが貯まることもあって、即ポチりました。

“Saver X”をはじめとする国際線割引運賃は随時新しいものが登場しますので、JAL公式HPでこまめにチェックしてみることをオススメします。

発券条件は?

なお、発券条件もプランによって異なります。今回のクアラ便の場合は以下の通りです。

有効期間が9日以上6か月以内……つまり、最低滞在日数が9日間というちょっと何言ってるかわからない条件になっています。笑

JALさん、たまに長期滞在向けのお得運賃を発表しているようですね。

9日間もクアラでのんびり過ごせるなら最高なんですが、入国しないタッチ修業をするほど、仕事上、海外で長居ができない都合もあり、そのまま発券するのは難しそうです。

そこで、今回はクアラ発の「海外発券」と併用して発券することで9日間の壁を越えました。この方法はJGC修業を既にされている先輩方の多くが取っている方法で、ここしょーもツイッターでたくさん教えてもらいました。

海外発券については別のページに譲るとして、今回のSaver Xの条件に合うように発券したイメージは次の通りです。

那覇往復をつけたクアラ発券を、Saver Xの成田ークアラでサンドイッチするイメージです。これにより、Saver Xの発券上は1/18入国、2/4出国なので9日以上の要件を満たしています。体がクアラになくても、これならOKです。2/4に限らず、入国から6か月以内ならいつでもOKなので、仕事の都合に合わせて予約しやすいですね。

なお、今回はクアラ発券で「途中降機(ストップオーバー)」を1回利用しています。”S/O”とも表記されるストップオーバーは、乗り継ぎの間隔を24時間以上空けることを意味し、旅程の途中で降り立った都市に立ち寄り、観光できるメリットがあります。今回は羽田に戻ってきたところでストップオーバーを適用し、仕事のため一度青森まで戻りました。

その後、クアラ発券で最後に残っていた成田ークアラ便と、Saver Xで残っていたクアラ―成田便で1往復をこなせば無事に終了、という算段です。

なんだかこの図だけ見るととってもマニアックな感じに見えますが、修業僧の界隈ではごくごく普通に行われている発券方法(?)らしいので、今回勉強させていただいたおかげで発券の幅が広がりました!

修業の様子は次回以降、ご紹介していきます!

Twitterで 

空の旅オススメアイテム!

空の旅をより快適に過ごすためのオススメアイテム、「イヤホンアダプター」をご存じですか?

機内に用意されている音楽や映画などのエンタメプログラムを楽しむためには、イヤホンが必要です。イヤホンアダプターを使うことで、機内備え付けのノイズ軽減機能のないイヤホンではなく、普段自分が使っているイヤホンを機内でも利用できるようになります

オススメはこちら、音響機器メーカー米大手"BOSE"(ボーズ)の機内用アダプター。一般的な3.5mmジャックを備えたイヤホン・ヘッドホン(BOSE製に限りません)であれば、問題なく利用できます。手のひらサイズのわずか約4cmで持ち運びも便利、価格も1600円程度で買えます。空の旅がより快適になるでしょう!


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コメント

  • コメント (9)

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  1. はじめまして。
    仙台空港をベースにJGC修行を予定しています。
    地方在住者は本当に修行しづらいですよね。
    色々調べていてこちらにたどり着き、クアラルンプールタッチを計画しました。
    もともとの心配性に加え、初めての海外修行なのでとても不安です。
    英語まったくダメなので。
    前夜の夜行バスで出ないと成田発の飛行機に間に合わないため、帰りのクアラ発分をWebチェックインして家でプリントアウトできないんです。
    やっぱり、紙持ってないと難しいでしょうか。

      • cocosho
      • 2018年 6月 20日

      コメントありがとうございます!
      首都圏在住者がうらやましいです。笑
      仙台からであれば、8:00仙台発ANA成田行き9:10着を利用するのはいかがでしょうか。

      復路の搭乗日時にもよりますが、プリントはラウンジでもできるので、ラウンジ利用可能であれば、往路のANAラウンジの時に復路の分を印刷しておけば大丈夫だと思います!

  2. 早速のお返事、ありがとうございます。
    土日しか修行に充てることができず、しかも思いついたのが最近のため、仙台→成田は満席でした(泣)
    そうですね、ラウンジで印刷にします。
    新幹線利用となると、始発利用でも到着~出発まで50分でしかないんです。
    途中迷わず、トラブルもなかったとしても、ラウンジでプリントアウトもして・・・と考えると絶望的です。
    やはりバス一択ですね。
    今回やってみて、もう一度クアラタッチ1セット(2往復)で解脱するか、国内を地道にまわるか考えようと思います。
    ありがとうございます。
    また色々教えて下さい。

    • ぶんぶん
    • 2018年 9月 02日

    黒猫ここしょーさんはじめまして。ぶんぶんと申します。
    現在出張で27,024 FLY ONポイントまでたまっています。
    年内に出張の計画も不明確なのでプライベートでFLY ONポイントを稼ごうかと考えておりますので、ご教示ください。
    サラリーマンの為、現地滞在できないので黒猫ここしょーさんの海外発券を挟んだKULタッチを考えています。
    そこで上述のクアラ発券で「途中降機(ストップオーバー)」を1回利用しています。”S/O”とも表記されるストップオーバーは、・・・・と記載ありますが、チケット予約の際にストップオーバーの申請等が必要なのでしょうか?
    それとも普通に国内発券の成田-KULと海外発券のKUL-成田を予約を行い、国内予約の成田→KULと海外発券のKUL→成田で入国せず帰国し、時間を空けて海外発券の成田→KULで出発し入国せず、国内発券のKUL→成田で帰国で、途中にストップオーバーの申請等等不要との理解でよろしいでしょうか?素人な質問で申し訳ございませんがご教示ください。都内在住です。
    (簡単でであればSINタッチでもかまいません)

      • cocosho
      • 2018年 9月 03日

      ぶんぶんさん、コメントありがとうございます。
      出張でJGCに必要なFOPの半分以上を積み上げられていて、うらやましいです!笑
      サラリーマンだとなかなか現地滞在できないですよね……東南アジアの高級ホテルは質が高いのに安くて、いつもいいなぁと思いながらタッチ帰国してました。
      さて、ストップオーバーですが、特に申請する必要はありません。予約は機械的に処理されているので、自動で「この人は途中降機するんだな」と判断してくれます。
      そのため、「普通に国内発券の成田-KULと海外発券のKUL-成田を予約を行い、国内予約の成田→KULと海外発券のKUL→成田で入国せず帰国し、時間を空けて海外発券の成田→KULで出発し入国せず、国内発券のKUL→成田で帰国で、途中にストップオーバーの申請等等不要との理解でよろしいでしょうか」←おっしゃる通りです。ここしょーもこの方法で修業しました。
      なお、格安の運賃によっては途中降機が不可だったり追加料金が発生する場合もありますので、予約する時に確認できる運賃規則を確認してみてください。

    • ぶんぶん
    • 2018年 9月 06日

    黒猫ここしょーさん、長文の質問に対する返信ありがとうございます。内容理解できました。実質4ヶ月を切っていますが、残り23,000 FLY ONポイントを稼ぎには、どの様なフライトがお勧めか、ご教示しただけますと幸いです。宜しくお願いいたします。

      • cocosho
      • 2018年 9月 10日

      ご返信遅れましてすみません。残り2.3万ポイントであれば、1回はインタータッチを組み込んだ旅程にされると早く終えられると思います。SINもしくはKULタッチに、羽田―那覇を何度か往復するという形であれば現地滞在せず休日にFOPを積み上げていけるかと思います。まだ4か月ありますので、焦らずに頑張ってください!

    • ぶんぶん
    • 2018年 9月 15日

    黒猫ここしょーさんありがとうございます。がんばります。

      • ぶんぶん
      • 2018年 12月 21日

      黒猫ここしょーさん、御無沙汰しております。この度海外出張で50000FOP達成し、無事サファイヤに到達しました。搭乗回数18回でした。プライベートでSINタッチやKLタッチせずに達成出来てラッキーでしたが、仕事はきつかったです。来年はサファイヤのベネフィットを十分に満喫しようと思います。色々とアドバイスありがとうございました。来年も黒猫ここしょーさんにとって良い年になります様、願っております。

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サイト運営者プロフィル




東京都の下町生まれ、都内暮らし中のアラサー会社員。2017年にANAのSFC、18年にJALのJGCを取得しました。19年はANAダイヤ継続修業を43日間で達成。ドローン操縦士資格も保有し、面白いことにつなげたいと思っています。

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