2019年2月1日、伊丹空港のANAラウンジとANAスイートラウンジがリニューアルオープンしました!オープンから1週間後、早速潜入してみましたので写真とともに振り返っていきます。これまでのスイートラウンジよりちょっと広くなってより快適に過ごせる空間になっていました^^
ラウンジは保安検査場を出てすぐ右!
いつものようにプレミアム専用検査場で保安検査を通過すると、ラウンジ移転の貼り紙がしてありました。
これまでのANAラウンジの入り口を見てみると、そちらはすでに閉鎖していました。
写真左は一般保安検査場。その奥に見える立て看板には、ラウンジが移転してここは閉鎖してある旨が書かれていました。新しいラウンジの場所は、ここから右斜め後ろ15m先のようですので向かいます。
すぐ先にありました。オープンしてからまだ1週間しかたっていないため、エントランスにはコチョウランがたくさん飾られていました。
SFC会員やプレミアムクラス搭乗者などが利用できるANAラウンジも、ダイヤモンドメンバーが利用できるスイートラウンジも、入り口は同じです。
こちらにもコチョウラン。奥のエスカレーターを上がります。ラウンジがあるフロアは3階から4階に移設され、ANAラウンジとスイートラウンジの合計面積は約1.2倍に広くなりました。
次第に木目調の壁に社名ロゴが見えてきました。新千歳空港のANAラウンジに雰囲気が似ています。
リニューアルは、新千歳空港と同じく建築家の隈研吾氏が監修しました。「一期、一会」をコンセプトにしていて、「伝統的日本美」と「先進性」を融合したこれまでにない新しいラウンジ空間を提供したいという思いを込めたそうです。
こちらで受付を済ませてから入室します。右はANAラウンジ、左はスイートラウンジです。ちなみにこの写真ではわかりにくいですが、窓が背景になっている受付はANAラウンジでは初めて。
今回は左のスイートラウンジに入ってみます。
室内は木目調に統一された温かみのある空間
入室すると、いきなりコンシェルジュデスクがあります。ここで旅程の相談や遅延、欠航時の対応依頼などができます。今回訪問したときはほとんど常駐していませんでした。
さらに入り口付近には、通話ブース(4ブース)やロッカーが。
コピーサービスもきちんとあります。
さらに進むと、大きなテーブルがお目見えです。
波のうねりのようになっている天井は、飛行機のフラップをモチーフにしたとのこと。おしゃれですね。席数は約130席で、多くの席にコンセントや給電用USBが備わっています。
入り口正面のテーブルには、伝統工芸品が展示されています。大阪の「ガラス」、京都の「京団扇」「京焼・清水焼」が伊丹空港の地域性をおしゃれに演出しています。
座席は機能的かつおしゃれに
ラウンジの奥には、1人がけのソファ席が並んでいます。ふかふかで座り心地は抜群です。
サイドデスクも広々としていて、ゆったり使えますね。
ドリンク・フードエリアにはダイニングテーブルもあり、PCを広げながらささっと飲食、なんてことも問題なくできます。
窓も大きく、滑走路が見渡せます。西日が差す時間帯には自動でシェードが降りてくるので、快適に過ごせます。
ソファ席中央には緑もあり、快適性を損なわないギリギリのところで最大限キャパを確保したつくりになっている印象でした。座り心地抜群のソファ席がオススメです!
フードコーナーにはご当地グルメも
続いて、スイートラウンジならではのフードメニューを見ていきます。
伊丹空港ANAスイートラウンジおなじみのManneken(マネケン)ワッフルは、ラウンジリニューアル記念とバレンタインデーにちなんで期間限定でチョコレートがけバージョンが提供されています。こちらは3月末までの提供で、4月以降はこれまで通りプレーン味になるとのこと。
さらに期間限定でご当地グルメの明石焼きが提供されています。こちらは企業ブランド名を出さずにANAオリジナルとしており、同じく3月末までの提供です。
これ、めちゃくちゃうまかったです。おわんにアツアツの生地と乾燥三つ葉を入れ、ポットに入っただし汁をかけて食べます。
熱々の生地は玉子の味が強く、まるでだし巻き玉子を食べているように感じました。そしてだし汁がうまい。日本人のDNAに刻み込まれたうまみセンサーが全反応状態でした。笑
生地は1バット15個入りですが、見ているとだいたいみなさん2~3個入れていくので、文字通り「瞬殺」です。しかし、なくなるとさほど間を空けずに次のバットが補充されます。フタが水蒸気で曇るほど熱々の生地なので、マネケンワッフルのようにバットをいくつも重ねて置いておくことができないためですね。
それでも、補充を何度か繰り返すと、提供終了を示す札が。
最初この札を見たときに売り切れかと思い落胆したのですが、「この時間の提供」とわざわざ書いてあります。スタッフさんに聞いてみると、「毎正時にまた提供を再開する」とのことで、ここしょーが行った時も午後4時を過ぎた頃に提供が再開されました。午後5時にもきちんと提供されていたので、羽田空港ANAスイートラウンジのクリスピークリームドーナツのように夕方以降売り切れ、ということはないのかもしれません(期間限定ですしね)。
そのほか、クロワッサンもあります。お皿は正方形のものでスタイリッシュです。
しょうが飯と高菜和えのおにぎり。羽田は白飯を海苔で巻いたおにぎりですが、伊丹では以前から混ぜご飯のおにぎりですよね^^
みそ汁とコーンスープもあります。
ドリンクコーナーも充実
続いてドリンクコーナーも見ていきます。
ビールサーバーはプレミアムエビス、アサヒドライプレミアム、キリン一番搾りプレミアム、プレミアムモルツの4種類。隣にはサントリーウイスキーのサーバーも。
ソフトドリンク、青汁はこれまで通り。
エスプレッソマシンも同じですね。
紅茶も以前と同じくジョージスチュアートティー。こちらはインターネットでも購入できます。こちらの記事で紹介しています。
自宅でANAラウンジを再現しよう!ネットで買えるグッズまとめ
アルコールも揃っています。
おかきはブルボンのおつまみすなっくではなく、自分ですくう方式です。
牛乳、トマトジュース、野菜ジュースも完備。
ガムシロップやコーヒーフレッシュはグラスに入れられていますね。タバスコもちゃんとあります。
ちょっとした配慮が行き届いた設計
これまでのANAラウンジと異なるつくりが随所に見られましたが、ここしょー的に特に気になった場所がこちら。
食器を下げる台が、棚のようになっていました。これまでも棚のようになっているつくりもありましたが、上部も配膳台として使用済み食器置き場になっていたんですよね。新しくなったこのラウンジでは使われた食器が目に付きにくくなり、より快適に過ごせるようになったと思います。
ちなみに隣には新聞や雑誌のラックもありました。
トイレもリニューアルしたばかりでとてもキレイです。ワンポイントで緑もあり、清潔感がありますね。
広々としていてとてもキレイです。
ラウンジ全体は、このようなつくりです。中央の薄い灰色の部分が受付カウンター、右側の濃い灰色がスイートラウンジ、左側がANAラウンジです。見ていただければわかるように、喫煙ブースは扉が二重になっていて、しっかり分煙されていました。
ちなみに、搭乗口付近にあった旧ラウンジ入り口もこのようになっていました。
伊丹空港に行く機会があれば、ぜひふかふかのソファシートで寛いでみてください。アツアツの明石焼き、4月以降も続けてほしいなぁ。
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